晴走雨読

晴耕雨読ではないが、晴れたらランニング、雨が降れば読書、きままな毎日

教育の可能性

2007-01-07 21:26:07 | Weblog
 教育基本法が改定され、国や郷土を理由も無く愛さなければならなくなる若者達が可愛そうであり、教育の将来への不安感が増している中、以下の小論を読み、確かな可能性が見えた。

 愛知大学の別所興一氏が、「どうせ学んだって自分の人生は変わらない」「単位取得のための最小限の勉強だけしよう」という、今の若者たちの「学び」に対するシニシズムを打開するために、

 ①学ぶことで、自分を変えることができ、社会・歴史を変えることができるという確信を生徒に持たせる。

 ②生徒達の常識・通年を揺さぶり、世界についての見方を変えたり、自ら学ぶ喜びを発見したりする授業場面を設定する。

 ③階層や国家の違いを超えて、競争に勝たなくても人間らしく生きていける論理を構築すること。経済力競争のトップに立たなくても人間的な豊かさが実感できる方法を考案する。

 などと、提唱している。

 

 小学校5年生の時の担任の東海林先生、当時北教組(非主流派)の活動家で、思春期前の私の価値観の形成に大きな影響を与えてくれた恩師の考えを思い出しました。(なお、当時の主流派は、社会党系)
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