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銀幕大帝α

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処刑剣 14 BLADES

2011年12月04日 00時24分37秒 | 亜細亜アクション
14 BLADES 錦衣衛/10年/中国/113分/武侠アクション/劇場公開
監督:ダニエル・リー
脚本:ダニエル・リー
美術:ダニエル・リー

出演:ドニー・イェン、ヴィッキー・チャオ、ウーズン、チー・ユーウー、ケイト・ツイ、ロー・ガーイン、サモ・ハン

<ストーリー>
明王朝が誇る秘密警察・錦衣衛の青龍は、出動命令を受けて大臣宅へ急行するが謎の集団に襲われ部隊は全滅。ただひとり窮地を脱した青龍は、何者かの陰謀により追われる立場となってしまう。
<感想>
『復讐捜査線』を観て激しくブルーになったのでお口直し。

ドニーのアクションで気分もスッキリ爽快♪

今作では剣術を披露していますが、たまに体術もちらほらあって、これまた見応えあるアクション映画になっております。

人間離れした空中回避なんてのはワイヤーを使っていて非現実なのですが、基本、立ち回りは俳優本人によるリアル対戦なので、アクションシーンになる度にワクワク。

ドニーの拳は本当に重い!
効果音が多少手伝ってはいるものの、相手の体にヒットすると

どんっ!!

と実に見栄えの良い決まり具合になり、一々おぉおお!!と歓喜の声を上げちゃうのです。

ドニーが常に携帯しているからくり道具箱の使い方も乙でして、格好良いドニーが更に格好良くなるというこの贅沢さ。
そこそこの敵ならば、軽く一掃してしまう半端無い強さも魅力的。

宿屋での砂漠の判事との戦いでは、一度倒れてあげるという余裕すら見せて、最終的にはきっちりお返しして仲間に引き込む「上には上が居る」作戦がクール過ぎ。
砂漠の判事もカッコ良いよ。
ブーメラン剣をひょいって投げて戦うの。
終盤では結構活躍してくれます。
イケメン好きは必見かもよ。

所がこんな無敵染みたドニーに対等に挑んで来る刺客がおりますのん。

蛇のようにしなる剣?みたいなのを操る女武術家トゥオトゥオがそれ。
彼女ね、本来の得意技が妖術でして、無想転生みたく分身しまくるんです。
貫いた!と思ったら羽織物だったりして、向かう所敵無しと思われたドニーも四苦八苦。
何てったって彼女、ブーメラン剣よりも速く移動しちゃう強者でして、砂漠の判事すらも赤子の手を捻るかのようにやっつけちゃう恐ろしさ。

なもんで、最終決戦ではあのドニーが血反吐を吹く程の激ヤバ状態。
結果、勝利を得る為にドニーが選んだ方法が!

あわわわ、ドニーさ~~~~ん(TT)

ほのかに希望を持たせるラストシーンにはしんみりとさせられちゃいますね。

いやぁ、今回も魅せてくれましたねドニー先生。
なんかね、貴方の熱い戦いを観ているとつくづく思うの。
抱かれてもいい・・・と。

心地好いアクションを心行くまで楽しませて頂きました。
演技に妥協を許さないドニーさんに敬礼!
有難う御座いましたっ!

ちょっぴりサモ・ハンとの激突みたいなのも期待しちゃったんですが、今回は無しって事で。
観たけれりゃ『イップ・マン 葉問』を借りな!

ヴィッキー・チャオさん、今作ではえらく可愛かったなぁ。
『少林サッカー』『レッドクリフ Part II ―未来への最終決戦―』ではイモみたいな顔やなぁって思っていたのに(言い過ぎ)。

オフィシャル・サイト(日本語)

評価:★★★★
11/12/03DVD鑑賞(新作)
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レンタル開始日:2011-12-02
メーカー:エスピーオー
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復讐捜査線

2011年12月03日 23時33分34秒 | 洋画サスペンス
EDGE OF DARKNESS/10年/英・米/116分/ミステリー・サスペンス・ドラマ/PG12/劇場公開
監督:マーティン・キャンベル
出演:メル・ギブソン、レイ・ウィンストン、ダニー・ヒューストン、ボヤナ・ノヴァコヴィッチ、ショーン・ロバーツ

<ストーリー>
久々の帰郷も束の間、何者かに娘を射殺されたボストン警察のクレイブンは、犯人を突き止めるために独自の捜査を開始するが、背後には巨大な陰謀が見え隠れしていた。
<感想>
DV男メル・ギブソン久々の主演作品。
なんでも02年の『サイン』以来だそう。

愛娘を殺され絶望した刑事が、裏に隠れる陰謀を突き止める為に単独で捜査し、悪党に復讐していく物語。

話が話だけに

重い。

そして最後は切ない。
復讐劇にスカッとさせられるのかと思いきや尽く切ない気分にさせられてしまう。
殆どゾンビ化みたく青白い顔をしてベッドに横たわるメル・ギブソンなんて悲し過ぎて目も当てられないよ。

私的にはどうにもこういうどんよりとした話は好きになれません。
協力者は皆、悲惨な運命を辿るので嫌になっちゃう。
なんだかなぁっていう気持ちで一杯。
決してつまらなくは無いのですが、観ていて気持ちが暗くなる一方で、正直しんどい。

なんとか最後まで頑張って観ましたが、どっと疲れちゃいました。

アクション映画というよりはサスペンス・ドラマ映画といった感じで、重厚な作風になってはいるのですが、余りにも暗い内容に私の緊張の糸が途中で切れてしまったせいか、結局話の筋が良く分からないまま観終わっちゃってました。

集中力欠落、ほんと申し訳ない。

それと嘔吐シーン多過ぎ。
序盤の娘の嘔吐で既に挫かれてしまいました。
菓子食いながら観ていた私が悪う御座います。

本日の天気は雨が降っていてどんより雲。
そんなブルーな日に、ブルーな映画を観るものじゃないですね。
益々憂鬱になっちゃったよ。

冴えない気分の日にチョイスする作品を完全に間違えちゃった模様。
今回の評価は参考にしないでね。

晴れっとした作品が観たくなってきた。

オフィシャル・サイト(日本語)
オフィシャル・サイト(英語)

「刑事ロニー・クレイブン(1985)」(オリジナルTVシリーズ)

評価:★★☆
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メーカー:ポニーキャニオン
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デビルクエスト

2011年12月02日 22時59分31秒 | 洋画アドベンチャー/ファンタジー
SEASON OF THE WITCH/11年/米/95分/アクション・アドベンチャー・ホラー/劇場公開
監督:ドミニク・セナ
出演:ニコラス・ケイジ、ロン・パールマン、スティーヴン・キャンベル・ムーア、クレア・フォイ

<ストーリー>
伝染病が蔓延る14世紀。十字軍を離れた騎士、ベイメンとフェルソンは、病に伏せる枢機卿から魔女の疑いのある女を修道院へと護送せよとの特命を受ける。
<感想>
『ドライブ・アングリー』に続き、本日2本目のニコケイ映画です。

仲間を募って‘魔女’扱いされている若い女性を、魔女裁判が行われる修道院まで護送していくRPG風味な展開。

本当に女性は魔女なのか、ていう所に興味が出てきますが、最終的にはとんでもな話になっていました。
実は魔女じゃなくて。。。おっとやめておこう。

これはかなり意外性ある話の転び方で驚きつつも楽しく観れました。

『ドライブ・アングリー』での役とは打って変わって、本作では凄腕の元十字軍騎士という役をニコケイがcoolに演じてくれてました。
また相棒のロン・パールマンも程良く美味しい。
「今晩の飯はお前のおごりだぜ!」
とニコケイを助ける為に身を犠牲にして挑んだ結果、無惨にも砕け散ってしまう姿に涙が・・・オヨヨ。

ニコケイ主演にしては真面目寄りな内容だけど、アクション&アドベンチャー&ホラーと色んなジャンルが入っていて気楽に観れる作品になっています。

オフィシャル・サイト(日本語)
オフィシャル・サイト(英語)

評価:★★★
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メーカー:角川書店
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ドライブ・アングリー

2011年12月02日 22時48分50秒 | 洋画アクション
DRIVE ANGRY/10年/米/101分/アクション/R15+/劇場公開
監督:パトリック・ルシエ
脚本:パトリック・ルシエ
編集:パトリック・ルシエ

出演:ニコラス・ケイジ、アンバー・ハード、ウィリアム・フィクトナー、ビリー・バーク

<ストーリー>
愛する家族を奪った凶悪なカルト教団への復讐を誓うジョン・ミルトンと、彼の道行きに巻き込まれてしまったウエイトレスのパイパー。ふたりの旅は、FBIを名乗る謎の男の追撃を受け、危険度を増していく。
<感想>
うわwwこういうの好きやわ。
どことな~くグラインドハウス的な臭いがぷんぷんと漂ってきます。
ノリが半端無くバカっぽい。

のっけから手首ふっ飛ばしとか演出がざんこ~く。
いいね!

コインをピンッと上に弾いてキャッチした瞬間、FBIどん!
ワハハ、手品師かっ。
でもちょっとカッコ良い。

ニコケイの駅弁ファックで銃撃戦なんて、どう見ても間抜けっぽい。
当の本人はクールにキメているんだけど画がね、コメディなの。
おっぱい丸出しの女なんて、あ~んとか叫んでるし。

おふざけ過ぎなバカ丸出しの復讐劇。
ビンテージカーが燃えながら走行する。
カルト教の女が豪快に轢かれる。
警察車両がド派手に爆発する。
神殺しの銃が火を噴く。
そして顔面に銃弾受けて死んだニコケイが生き返る!!

これ位とことん馬鹿に徹された方が逆に気持ち良い、面白い。
仕留めた相手の頭蓋骨で杯を交わすなんて下らなさ過ぎて最高じゃないですか。

合格!

所でヒロインを演じたアンバー・ハードという女優さん、超可愛い@^^@っすけど。

過去作調べてみたら
『マンディ・レイン 血まみれ金髪女子高生』のマンディ・レイン役
とか
『ゾンビランド』の406号役
とかで出ていたみたいだが、不覚にも思い出せない。
ちょっと一目惚れに近い感じだけど、今後作要チェックですな。

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SUPER 8/スーパーエイト

2011年12月02日 01時18分13秒 | 洋画アドベンチャー/ファンタジー
SUPER 8/11年/米/111分/SFアドベンチャー・ファンタジー/劇場公開
監督:J・J・エイブラムス
製作:スティーヴン・スピルバーグ、J・J・エイブラムス
脚本:J・J・エイブラムス

出演:ジョエル・コートニー、エル・ファニング、カイル・チャンドラー、ライリー・グリフィス

<ストーリー>
ある夜、8ミリ映画の撮影に出掛けたジョーたちは、そこで貨物列車の大事故に遭遇し、米軍の極秘情報を撮影する。秘密が何者かに目撃されたと知った軍は捜索を開始するが…。
<感想>
予告に騙された~。
あれ観た感じじゃモンスター・パニック映画なのかと思ってしまうやんか。
いざ蓋を開けてみれば、『スタンドバイミー』もどきの青春映画だった^^;

J・Jが撮った映画でありながら、作品の色はスピルバーグ。
『未知との遭遇』とか『グーニーズ』とかの、子供から大人まで誰でも観れます、安心です、みたいな。
こちとらそんなものに期待してないっちゅうねん。

エイリアンの正体を中々見せないってのは有りがちだが、ちょっと引っ張り過ぎやないか?
ようやく全体像見せたかと思いきや、夜のシーンばかりではっきり分からん!ってのも・・・なんだかなぁ~~~~~。
肝心の話の進みにも面白さがない。
でもってテンポも悪いわで、ちょっとこれ面白くないんですけど!!

ラストも超感動!みたいな、ファンタジーな世界になってますがな。

いやいやいやいやいや、これはあかんわ。
観たかったのこんなんちゃうし。

スピルバーグが撮ったっていうなら納得がいくが、監督はJ・Jでしょうよ。
『クローバーフィールド/HAKAISHA』みたいなパニック映画を望んでいた私としては、全く違うジャンルの作品だった事にただただ拍子抜けと言ったらいいのか、余りにもスピルバーグをリスペクトした内容と展開に

「なんだよ、こういう映画なのかよ」

と激しく残念でありました、はい。

本作での大きな拾い物としてはダコタんを姉に持つエル・ファニングの役者としての素質。
ゾンビメイクで役に成りきってジョーに迫って行く時の演技とか上手かったし。
将来性あり。
でも、顔は姉ちゃんの方が可愛いわww

それよりも話題性のある大作観て、こんなにもガッカリしたのは何時以来やろか(苦笑)。
エンドロール中に流れる実際に子役たちが撮った自主制作ゾンビ映画は微笑ましいものがあるが、だからどうやねん、褒める気にもなれん。

オフィシャル・サイト(英語)
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評価:★★☆
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メーカー:パラマウント ホーム エンタテインメント ジャパン

エンディング曲

伝説の一発屋
The Knack/My Sharona
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