銀幕大帝α

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レイン・オブ・アサシン

2011年12月26日 21時19分24秒 | 亜細亜アクション
REIGN OF ASSASSINS 劍雨江湖/10年/中国・香港・台湾/120分/歴史劇アクション/劇場公開
監督:スー・チャオピン、ジョン・ウー
製作:ジョン・ウー
衣装:ワダ・エミ

出演:ミシェル・ヨー、チョン・ウソン、ワン・シュエチー、バービー・スー、ショーン・ユー

<ストーリー>
ある時、転輪王率いる暗殺組織“黒石”が、約800年前に実在した達磨大師のミイラを強奪する。そのミイラには、それを手中にした者が武術界の覇権を握るとの伝説があった。ところが、転輪王がもっとも信頼していた部下・細雨が、組織を裏切りミイラを横取りしてしまう。その後、細雨は曽静と名前を変え、都の片隅でひっそりと暮らしていたのだが…。
<感想>
レンタル開始日にゲオに行ったら無くて、これもTSUTAYA独占だと今日知った。
やめろ!独占!!

あ、でもわざわざ車走らせて借りに行った甲斐はありました。
アクション主体ながらも切ないラブロマンスも織り交ぜていて面白かったです。

ヨー姐さんの華麗なる剣技に酔い痴れる事度々。
これだけ美しく動けるアクション女優はヨー姐さん以外に考えられませんっ。

ヨー姐さんの使う剣は特別で、刃そのものがしなったり、蛇巻きになったりと変形自在。
戦う相手の剣が当たると、ぽよん♪ぽよん♪と鳴るのがちょっと可愛らしい(笑)。

ジンの昔の素顔を知らず(整形手術施しています)、素性も知らずに一目惚れで結婚したチョン・ウソン演じるアシャン。
ある日、“黒石”の面々が裏切ったジンの元へとやってきます。
知らず知らずに戦いへと巻き込まれてしまうアシャン。
ここはてっきり、ジンが夫の身を守りながら昔の仲間と戦い、最後には自分の正体を明かして・・・チャンチャン、みたいなストーリーを想像するじゃないですか。
処がどっこい。
実はアシャンにも隠された秘密がありましたとな!?

ちょっと!この展開面白過ぎっ!

頼り無い夫が真の姿を解放。
同時にアシャンの顔は一端の剣士に!!
しかも強いときたもんだ。

こりゃ楽しくなってきたぞい。

夫が自分にとっては仇の相手だと知っても、愛を貫き通すジン。
エンディングはしんみりとしちゃいました。

“黒石”メンバーの裏設定にも色々あり、ホロリとさせられたり笑わせられたり。
特にリーダーの転輪王にはアレがない!ってのには吹きそうでした。
バービー・スーちゃんのセミヌード的なエロさとキュートさにはドッキドキ。

アジアンビューティー♪

ワイヤーを使用したアクションシーンもありますが、しつこい感じと大袈裟過ぎな感じが無いので、さらりと観れる点も良いかな。

監督がジョン・ウーなので、二丁拳銃ならぬ二刀流剣技が炸裂しています。
お約束の白鳩も出ますよ^^(飛ばないけど)

オフィシャル・サイト(日本語)

評価:★★★☆
11/12/26DVD鑑賞(新作)
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レンタル開始日:2011-12-22
メーカー:カルチュア・パブリッシャーズ
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マザーズデイ

2011年12月26日 20時26分52秒 | 洋画ホラー
MOTHER'S DAY/10年/米/112分/犯罪サスペンス・ホラー/劇場未公開
監督:ダーレン・リン・バウズマン
製作:ブレット・ラトナー
製作総指揮:ロイド・カウフマン、チャールズ・カウフマン
オリジナル脚本:チャールズ・カウフマン

出演:レベッカ・デモーネイ、ジェイミー・キング、ブリアナ・エヴィガン、パトリック・フリューガー、デボラ・アン・ウォール

<ストーリー>
ある夫婦が新居祝いのパーティをしているところに、家が売れたとは知らない前の住人たちが帰宅。彼らの正体はとんでもない悪人一家で……。

<感想>
トロマ社製のカウフマンファミリーが手掛けたオリジナルは正直、面白いか?と思ってしまうスプラッターホラーでしたが、リメイクとなる今作は中々陰湿なサスペンス・ホラーとして仕上がっていました。

監督は『ソウ2』~『ソウ4』を撮ったダーレン・リン・バウズマン。

とりあえずリメイクとはなっていますが、全く違うものを抱いて貰った方が良いかと思います。

序盤の兄弟の1人が車中で血まみれになりながら叫ぶ姿は、何処となく『レザボアドッグス』のMr.オレンジのアレと似ていたり。
分かる人には分かるかと。

中盤辺りで起きる、ATMに来た若い女性に対し‘生きるか死ぬかの選択’を迫る所なんて『ソウ』のゲームを彷彿させますね。

大まかな展開は、一軒家内での監禁・凌辱地獄です。

ママは初めこそ淑女的な振る舞いを人質に対して見せますが、徐々に悪魔的な本性を見せ始めます。
もう、これが観ていてムカムカしてくるのよ。

非道
鬼畜
無慈悲

金の為なら、可愛い我が子達の為ならと、あらゆる指示を下し拷問行為を繰り返していきます。
無表情のままで。
時たま悪魔の微笑みを見せながら。

あーーーー!!ほんとっ、途中から腹立ってきた!
監禁者たちを巧みに操り、手玉に取る行為が優れているだけに無性に腹立つ。

圧倒的に監禁された者たちの方が人数多いのに、反撃も出来ず、遂には仲間割れまでしていく有様。
情けない。
言いなりになってんじゃないよ!

カツラ取られて落ち込んでいる場合じゃねぇだろ!!

イライライライライライライライライライライライライライライライラ

最後まで目が離せない点では面白い作品かと。
期待が持てない人質たちがどうなってしまうのか。
ママたちの一方的な勝利で終わってしまうのか。
結末が知りたくてドキドキしながら観ている自分も居たり。
ムカムカイライラの方が勝っているけど。

ママ一家全員の頭がイッちゃっているので、そんじゃそこらの押し込み強盗よりかは遥かに恐ろしい印象を抱きますよ。

ま、気持ち的に終始どよーんとさせられる作品ではあります。

興味を持たれた方は、TSUTAYA独占ですので、今すぐ最寄りのTSUTAYAへGO!

オフィシャル・サイト(英語)

関連作:『マザーズデー(1980)』(オリジナル)

評価:★★★☆
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レンタル開始日:2011-12-02
メーカー:アース・スターエンターテイメント
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ピラニア

2011年12月25日 15時05分59秒 | 洋画ホラー
PIRANHA 3D/10年/米/89分/パニック・ホラー/R15+/劇場公開
監督:アレクサンドル・アジャ
製作:アレクサンドル・アジャ

出演:エリザベス・シュー、アダム・スコット、ジェリー・オコンネル、ヴィング・レイムス、ジェシカ・ゾー、スティーヴン・R・マックイーン、ケリー・ブルック、ディナ・メイヤー、イーライ・ロス、クリストファー・ロイド、リチャード・ドレイファス

<ストーリー>
毎春恒例のイベントで盛り上がるビクトリア湖周辺で大規模な地割れが発生。その裂け目から何千匹ものピラニアが発生し…。
<感想>
アジャ監督!
貴方は本当に観客を楽しませるホラー映画の作り方を分かってらっしゃる!!

エロ

グロ

バカ

ホラーに欠かせない必須アイテムをきちんと取り入れ、それらを上手く作品に活かして最高級のエンタメショーとして確立させているのだから恐れ入りました。

【エロ】
でかパイ女どもが胸を揺らして腰を振り踊る、踊る。
なんて華やかな光景なんだ!
特に眼を引きつけられたのが

美女2人による水中全裸ダンス。
美しい。。。
まるで魅惑の人魚の様。
うっとりとした。

【グロ】
冒頭でピラニア軍団に食い殺されるのが海洋学者マット・フーパーこと『JAWS/ジョーズ』のリチャード・ドレイファス。
役名も同じというサービス精神。
巨大鮫には勝った男だが小型の人喰い魚の群れには勝てず、モノの見事に無惨死。

中盤辺りから始まる湖で馬鹿騒ぎする若者達が、大挙押し寄せてきたピラニアにより肉塊となり、一瞬にして血の湖と化す様は正に地獄絵図そのもので、切り株派にとっては狂喜乱舞のスプラッター祭り。
テンション↑↑
(この模様は例の如く画像を使って別途に上げます。)
殺されるのがバカばかりだから全く可哀想と思わせない所が最高に楽しい。

【バカ】
あの『スタンド・バイ・ミー』のデブ、ジェリー・オコンネルが立派な助平野郎として登場。
役もポルノ監督というナイスさ。
美女の裸体に酒を降り注いで、絶品のバカ面で「うひょ~」とか言っている姿に大爆笑。
死に際に残したセリフにも吹いた。
相当「ウェット・Tシャツ・コンテスト」に未練があったらしい(爆)。

そのコンテストの司会者をしているのが切り株監督イーライ・ロス。
最近はやたらと俳優業にも励んでいる正真正銘のバカだ。
踊る美女のTシャツに水鉄砲を吹きかけて「透けろ、透けろ!イェ~ィイ!!」と、これまたバカ丸出し、絶好調。
死に方もパーフェクト!

エキストラの若者全員もバカばかり。
その中でも錯乱した青年がボートで闇雲に湖を走り回って、逃げ迷うバカ共を無造作に轢き潰して行く様に突き抜けたバカ野郎を感じて面白かった。

結局の所、メインキャラの中でまともな人間はジェイク役のスティーヴン・R・マックイーンと母親のエリザベス・シュー位じゃないか。

これら全てを含めてバカ見本市みたいな作品だった。
これ位潔くやってくれた方が私としては清々しい。

オリジナル『13金』みたいなオチも良い。
兎に角、始まりから終わりまでエログロいコメディみたいな流れなので全く飽きなかった。
マジ最高!

熱帯魚屋のオヤジとして『バック・トゥ・ザ・フューチャー』のクリストファー・ロイドが出ている。
吹き替えで観ていたのだが、声を担当していたのが、TVOA時のドクの時と同じ穂積隆信だった。
こういう細かい気配りにはニヤリとさせられる。

余談だがヴィング・レイムスの吹き替えを担当しているのが、あの出川哲朗だ。
あの独特な喋りで「やべぇよ!やべぇよ」とぶつぶつ叫んでいた(笑)。

それと、本作にはそれなりの美女が出てくるが、全員頭空っぽそうなので遠慮しておく。
その変わり、ジェイクの妹ちゃんが可愛かった。

こういう娘が欲しい。

過去のアジャ作品に対する私の評価を確認してみたら軒並み高評価。
『ハイテンション』★3つ半。
『ヒルズ・ハブ・アイズ』なんて★4つ半も付けている。
『ミラーズ』に至っても同じく★4つ半。
この『ピラニア』も含め大半がリメイク作なのだが、作り変えるのが上手いんだろうな。
監督としての才能・センスがあるんだろう。

私にとってはアジャの作品とは相当相性が良いって事が本作でも確認出来た次第。
これからもアンタに期待するぜ!!
オリジナルの作品も撮って下さい。

オフィシャル・サイト(日本語)
オフィシャル・サイト(英語)

関連作:
『ピラニア(1978)』(オリジナル)
『ピラニア3D(2010)』(第1作)
『ピラニア リターンズ(2012)』(第2作)

評価:★★★★
11/12/25DVD鑑賞(新作)
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レンタル開始日:2011-12-21
メーカー:ブロードメディア・スタジオ

切り株画像はこちら
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切り株画像(映画『ピラニア』より、おっぱい!イーライ!そしてポコチン)

2011年12月25日 14時39分36秒 | 切り株“TV”画像(閲覧注意)
【ネタバレ注意】
巨大な地割れにより解き放たれたピラニア軍団。
乱痴気騒ぎするバカ共に容赦なく襲いかかり、湖が真っ赤に染まるほどの
切り株地獄絵図を完成させる。

1枚目

ボートに引っ張られてパラグライダーを楽しんでいた何故かおっぱい丸出しのバカ女。
着水した途端、こんな状態に。

2枚目

ピラニア襲撃により、阿鼻叫喚と化したコンテスト会場。
人間の重みに耐えられず倒壊したステージのワイヤーが宙を切り、傍観していた美女の胴体を切り裂く。

3枚目

湖に落とされ、「助けろ!この野郎!!」と喚き散らすイーライ・ロス。
彼の叫びも届かず、後方からやってきたボートに頭部を挟まれ粉砕。

4枚目

ボートから落ちたポルノ女優。
ピラニア軍に全身噛みつかれ、挙句傷口から体内に侵入した一匹が口からこんにちは。
その後、肉塊と化し、偽乳のシリコンがぷかぷかと浮いていた。

5枚目

同じくボートから落ちたポルノ監督ジェリー・オコンネル。
なんとか引き上げて貰うも、ご覧の有様。
開口一番「俺の大切なチンポが・・・」

6枚目

ちゃっかりジェリー・オコンネルの大切なもの(ここは敢えて無修正で!)も餌としてパクリ。
しかし、余程マズかったのか、ペッて吐き出されます。

7枚目

保安官と客によって水から引き上げられるも、腹部を相当食われていたのか、2人の力でブツッと真っ二つに引き裂かれてしまう女性客。

総合切り株度(4/5)

レヴュー:『ピラニア』
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世界侵略:ロサンゼルス決戦

2011年12月24日 19時58分42秒 | 洋画アクション
BATTLE: LOS ANGELES/11年/米/116分/SFエイリアン戦争アクション/PG12/劇場公開
監督:ジョナサン・リーベスマン
出演:アーロン・エッカート、ミシェル・ロドリゲス、ラモン・ロドリゲス、ブリジット・モイナハン、Ne-Yo、マイケル・ペーニャ

<ストーリー>
エイリアンの攻撃によって世界中の都市が陥落していく中、ロサンゼルスで逃げ遅れた民間人を救うべく、ナンツ軍曹率いる海兵隊の小隊が壊滅寸前の街に侵入するが…。
<感想>
漢の死に様は美しい。。。

退却、クソ食らえ!

それを言いたかっただけの映画かと思う。

要はアメリカ陸軍、すげぇんだぞ!と。
舐めんじゃねぇぞ、エイリアン!
アメ~リカ♪アメ~リカ♪アメリカ軍世界最強~♪アメリカばんざ~い♪

自国愛に包まれてますねぇ。

100分位は、原動力となる水を奪取する為に地球侵略をしに飛来してきた『ベクシル』みたいなパワードスーツを身に付けたエイリアン軍団と、一陸軍小隊の戦いを描いているので飽きはしないけれど、そんなに面白いと思える内容にはなっていなかったです。

なんかね、撃ち合いの場面にしろ、エイリアンを仕留める場面にしろ、描写がね妙に地味なの。
それなりにドカーン、ドカーンはしているけれどね、ドカーン、ドカーンしているだけなんだよね。
なんかこう、もっと「うぉ!すげぇ!!」って思える箇所が出てくるのかと期待していたけれど、あら、そんなもの?程度で心揺さぶられるものがちっとも無かった。

ラストの敵軍司令塔をミサイルで破壊する場面も、兵士たちは
「うぉっしゃぁああああ!!!!」
と歓喜の声上げていたけれど、私としては破壊していくまでの過程の演出にダイナミックさが感じられず、「おぃ!それで終わりかよ!てかミサイル一発で撃沈する巨大戦艦って(笑)」と苦笑。
でかいのは見かけ倒しかよ。
中身スカスカのハリボテ戦艦ですかっ!

駐屯地に戻ってきたら結構軍人残っているし。
お前ら今まで何してたんだよ、て話。

この辺がアメリカ万歳!が強過ぎて嫌になる。
エイリアン如きに壊滅させられるような米軍隊じゃない!ってのを強調し過ぎだろ。

いざ、米軍による反撃開始!!

で終わるシーンに、アメリカ人観客は大喜びか?
私、白けちゃったんスけど。
余りにもご都合主義な展開に。

戦争映画なんだから、もっと残酷な描写も欲しかった。
全体的に綺麗に作り過ぎなんだよ。

かなり話題に上がった作品だけど、大した事なかったなぁ。
まぁ非公認パクリ映画『バトル・オブ・ロサンゼルス』の安っぽさからすれば、かなり金掛った作品ではあるけれど。
比べるなって?
ハハ。
でもあれはあれで味わい深いものはあったよ。

私的には最近のエイリアン侵略ものだと『スカイライン-征服-』の方がまだエンタメ色が強くて好きかな。
ロドリゲス姐さんの戦う姿は相変わらず画になっていましたが。

オフィシャル・サイト(日本語)
オフィシャル・サイト(英語)

評価:★★★
11/12/24DVD鑑賞(新作)
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メーカー:ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント
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