銀幕大帝α

切り株推奨映画感想ブログにつきグロ画像注意。
御蔭様で16周年。4500作品レヴュー突破。御訪問有難う御座います♪

悪霊の餌食 ブラッディ・アイランド

2011年12月24日 18時59分05秒 | 洋画ホラー
THE SEAMSTRESS/09年/加/76分/ホラー/劇場未公開
監督:ジェシー・ジェイムズ・ミラー
出演:ランス・ヘンリクセン、カイリン・シー、デビッド・コープ、ケビン・マクヌリティ

<ストーリー>
アリーと幼馴染みたちはある島へと向かった。しかし、その島は約35年前のある忌まわしき陰惨な出来事をきっかけに悪霊が住みついており…。

<感想>
予告トレイラーを観ていたら

「あの『悪霊の餌食』がパワーアップして帰って来た!!」

何処がやね~ん!

何がやね~ん!!

あっちは怪奇ホラーっぽいバンシーの呪いを描いていたけれど、こっちは出来損ないの悪霊ホラーじゃねぇか。

そもそも原題も全く違うし、製作国もあっちはオーストラリアでこっちはカナダ。

パクリ邦題とパッケージに完全に騙されたよ。
続編ちゃうやん、別物やん!

話がね、グダグダ。
訳分かんねぇし。
尺が短すぎて、細かい設定がきちんと説明しきれてない。

物語の大部分が、孤島へと親父の探索に来たアリーとその仲間達が、ろくに調べもせずに

森の中でHに励んだり

暇潰しにオナニーしていたり

愛の告白したら「キモイ」って言われたり

怖い夢を見て1人キャーキャー叫んで「大丈夫?」って心配されたり

あ~つまらん。

一応、悪霊に殺された後!の悲惨な遺体状況は映し出している。
ただ目玉潰されて、口を糸かなんかで塞がれて、血まみれになっているだけなんですがね。

殺されるシーンないのかよ!

はぁつまんねぇ。
見所な~~~~~しっ!

評価:
11/12/24DVD鑑賞(新作)
にほんブログ村 映画ブログ ホラー・サスペンス映画へ
にほんブログ村
レンタル開始日:2011-12-02
メーカー:エクリプス
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

こっくりさん 劇場版

2011年12月23日 18時52分01秒 | 邦画ホラー
11年/日本/85分/ホラー/劇場公開
監督:永江二朗
脚本:永江二朗

出演:鈴木まりや、片岡明日香、梅本静香、後藤那奈

<ストーリー>
38年前に失踪した少年の遺体がこっくりさんの紙と共に発見される。その翌日、絵梨の母が恐怖に引きつった形相で突然死し…。
<感想>
まりやんぬ事AKB48の鈴木まりや主演によるオカルトホラー。

はっきり言って全然恐くないです。

幽霊映画というより、絵梨の母も含めた小学生時代の仲間たちが、何故に次々と怪死していくのか、その原因は何なのかをまりやんぬと担任の女教師が追及し、解決しようと奮闘する話。

まりやんぬがこっくりさんを遊び半分でやってしまって呪われてしまうバカ女を演じている訳ではないのでご安心を。

前述したように恐さ的な描写が全くないのでそこに期待は出来ません。
かと言っても、物語自体にも引き込まれる程の面白さが無い。

そりゃあかんやん!

って思うでしょ。
うん、あかんのです(笑)。

見せ方、盛り上げ方、驚かせ方に工夫が感じられないので、劇場で流す程のホラーになっていません。
TVの「世にも奇妙な物語」の1本として流す程度の完成度の低さ。

まぁ、ホラーが大の苦手なのにまりやんぬ推しだからどうしても観たい!って方には丁度良い恐さなのかもしれませんが。

私程のホラー好きだと今一つです。

あ、でもね。
別にフォローする訳じゃないけれど、ラストのオチは良かったですよ。

呪いを解く為に身を犠牲にしてあっちの世界に行き無事終わらせたと思ったのに、実は・・・

オイラ、ホラー映画は好きだけど、呪いとかに関わりある遊びとか絶対出来ん。
肝試しも嫌やのに、こっくりさんなんて一万円出されても拒否するわ。
10万積まれたら考える。

オフィシャル・サイト

評価:★★☆
11/12/23DVD鑑賞(新作)
にほんブログ村 映画ブログ ホラー・サスペンス映画へ
にほんブログ村
レンタル開始日:2011-12-23
メーカー:CHANCE iN
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

トライアングル

2011年12月23日 18時14分00秒 | 洋画ホラー
TRIANGLE/09年/英・濠/99分/サスペンス・ホラー/PG12/劇場公開
監督:クリストファー・スミス
脚本:クリストファー・スミス

出演:メリッサ・ジョージ、マイケル・ドーマン、レイチェル・カーパニ、ヘンリー・ニクソン、エマ・ラング、リアム・ヘムズワース

<ストーリー>
ヨットセーリングへ出掛けたジェスら5人は、沖で嵐に遭遇し大海原へ投げ出されてしまう。命からがら助かった彼らの前に、突然豪華客船が現れ…。
<感想>
懐かしい名前やなぁクリストファー・スミス。
ほら、地下鉄殺人鬼の恐怖を描いた『0:34 レイジ 34 フン』の監督ですよ。
未公開作のお馬鹿ホラー『サヴァイヴ 殺戮の森』なんてのも監督してましたっけ。
どちらも私的にはお気に入りの作品です。
本作が監督としては3作目となるのですが、主人公がループ地獄に陥るというかなり斬新なストーリーになっております。

別名『トライアングル 殺人ループ地獄』という題名も持つ今回の作品は、はっきり言っちゃうとかなり難解。
一見しただけだと「ぽかーん」と完全に置いてけぼりにされる事間違いないでしょう。

当の私も、未ださっぱり内容(展開?)の意味を把握出来ておりません。
頭の中でクエスチョンマークがグルグルと回転しております。

でもアイデア自体は良いと思うのです。
友人全員を殺す度に、話が振り出しに戻ってしまう。
で、ジェスは永遠に繰り返されるループ地獄から抜け出す為にどうすれば良いかを考える。
しかし2回、3回とループしていっても何ら発展が無い。
このままじゃ埒が明かないと気付く。
そこで、最終的に辿り着いた考えに従って行動を起こし、ようやく豪華客船から解放され、息子が待つ自宅へと急ぐ。
しかし無事家に帰り着いたかと思いきや・・・。

納得出来る部分とそうでない部分が五分五分。
何でそうなるのか、何でそういう行動するのかと思う所がちょこちょこ出てくる。
考えれば考える程モヤモヤ感が拭えず、妙にイラッってしてくるし。

結局の所、この映画にとっての、主人公ジェスにとっての正確な答えは無いって事?

冒頭のヨットハーバーに戻ってきてしまったジェスが見せていたあの幸無さそうな顔は

もう諦めました

という絶望顔だったって事でしょうか。

それはそれで面白い終わり方だと思うけれど、じゃあ何でジェスだけそんなループ地獄に見舞われているの?
何かしたから、とか、誰かに呪いをかけられたから、とかそういう説明があっても良かったんじゃないかなぁ。

決して満足いく様な話の纏まり方じゃないけれど、後で「あ、あのシーンはここと繋がっていたのか」と思わせる伏線が何か所も登場してくるので、何となくもう一度観てみたくなる想いは不思議と出てきました。
(実際2回目の鑑賞をしたけれど、やっぱり?がぷかぷかと頭の中で浮かんでいます)

私が「あ、そういう事なの!」ともやもやを完全に吹き飛ばしてくれる様な答えに導いてくれる方、いませんか~~~??

オフィシャル・サイト(日本語)

評価:★★★
11/12/23DVD鑑賞(新作)
にほんブログ村 映画ブログ ホラー・サスペンス映画へ
にほんブログ村
レンタル開始日:2011-12-23
メーカー:クロックワークス
コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

忍たま乱太郎

2011年12月22日 19時46分41秒 | 邦画アドベンチャー/ファンタジー
11年/日本/100分/アドベンチャー・コメディ/劇場公開
監督:三池崇史
原作:尼子騒兵衛

出演:加藤清史郎、林遼威、木村風太、平幹二朗、寺島進、山本耕史、古田新太、杏、中村玉緒、柄本明、石橋蓮司、山本裕典、竹中直人、中村獅童、檀れい、谷原章介、鹿賀丈史、松方弘樹

<ストーリー>
エリート忍者を目指して忍術学園に入学した乱太郎は、個性豊かな仲間たちと楽しい学園生活を送っていた。そんなある日、「四年は組」の斉藤タカ丸の家に刺客が現れ…。
<感想>
三池監督、悪ノリし過ぎ!

何も犬のうんこまでそんなリアルに作らなくても^^;

笑えるコメディと寒いコメディがこれでもかと入ってます。

何故か食堂のおばちゃん役の古田新太が、土井先生をしゃもじでおもいっきり引っ叩くシーンは爆笑しちゃった。
「お残しは許しませんえ」
と本気で殴る様が本気のコントみたくで噴き出しちゃいました。

後もちょこちょこ笑える所はあったけれど、ちょっとコメディ詰め過ぎ。
しかも下らないものから下品なものまで幅広いから、正直疲れたよ。

ハイテクとローテクな演出の使い分けは良いんじゃないっすかね。
例えば序盤での学園長登場シーンは爆風で忍たまたちが吹き飛ばされるんだけれど、「おほっ」て思わせる上手いCGの使い方をしている。
対して、終盤にある山道での競争は、本人はその場で駆け足、背景のセットがグルグル回っているだけで「何で今の時代に」て思わせる安っぽさを出していて微笑ましい。

本作の一番の見所は豪華な共演者たちでしょう。
よくまぁこれだけの大物俳優を集められたなって。
しかも皆が、元の姿が分からない位にメイク施されているし。
鹿賀丈史なんて気持ち悪過ぎる(笑)。
谷原章介に至っては覆面していて、声で何とか分かる程度。
でも突然、前振りも無く背景画をぶち破って登場してくるのはかなり美味しい。

変なメイクだらけの登場人物ばかりだけど、よくよく見たら結構アニメのキャラにそっくりなんだよね。
三池監督はこの辺には凄く拘るよなぁ。

まぁ何だかんだ言いつつも、原作愛に包まれた作品にはなっていますよ。
アニメが好きな方とかは楽しめるんじゃないでしょうかね。

それ以外の人は、有る程度覚悟して観た方がいいかもしんない。
ほんま、ばっかばかしい作品ですから(笑)。

オフィシャル・サイト

評価:★★☆
11/12/22DVD鑑賞(新作)
にほんブログ村 映画ブログへ
にほんブログ村
レンタル開始日:2011-12-22
メーカー:電通
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

フライ・オブ・ザ・デッド

2011年12月22日 18時57分54秒 | 洋画ホラー
PROWL/10年/米/85分/ゾンビ・ホラー/劇場未公開
監督:パトリック・シヴェルセン
出演:コートニー・ホープ、ルタ・ゲドミンタス、サクソン・トレイナー

<ストーリー>
田舎町を出る決意をしたアンバーは5人の友人と共にシカゴへ旅立つが、途中で車が故障してしまう。通り掛かったトラックの運転手に頼み込み、彼らは荷台に乗り込むが…。

<感想>
話がようやく盛り上がっていくのが30分位経ってからなんだよね。

それまでの話、別にいらんやん!って思うのよ。
アンバーがやたらとフラッシュバックして彼女には分からない何かの映像を見るんだけれど、この時点では、

何?今後起きる惨劇の予知能力でも持ってるの?

と思う位で、どうでもいいよ、って感じ。

だったのだが、実はこれ、終盤に明かされる衝撃的な展開にとっては凄く重要な繋がりを持っていた!

やたらと俊足なアンバー。
食肉を見ると無性にのどの渇きを覚えるアンバー。

さらっと受け流していたのだが、結構大切な事なんじゃないのさ。

最初、邦題見た時、「蠅ゾンビ」なのかと思ってたんですが、飛ぶ‘フライ’だったのね。
今作のゾンビは空をムササビ飛行しちゃってます。

でもねぇ。
映像がかなり観辛い。
薄暗い倉庫内での話なので、部屋の明かりを消して観ないと何が何やら。
それと、やたらとカメラが激しく動き過ぎ。
ゾンビが襲ってくるシーンになると、必ずカメラが縦横に揺れまくるから、折角の恐怖描写が分かり難いのよ。

あ~もう!ちゃんとカメラ固定させて撮れよ!!

と何度思った事か。

秘密の倉庫に連れて来られてからは、肝心の頼りになるはずの男どもが真っ先に全滅しちゃって、女だけで戦うというアップテンポな展開に面白さは味わえます。

けどね!
結局、襲ってきた奴らは何だったのよ!
訓練していたって言ってたけれど、何の訓練?
てかそもそもどういう団体さん??

その辺の説明が全くない。

更に、アンバー自身に隠されていたある秘密。
その辺はちょっと意外性があったけれど、だとしても、彼女らが乗った車が故障するってどうして分かったのか、って所に凄く引っ掛かる。
あのトラックはたまたま通りかかったように思えるし、彼女らがそのトラックに乗るとは限らないし。

生き残った唯一の友人を連れて逃避行する事になったアンバーのその後の生き方に興味を抱かせるエンディングも良かっただけに、細かい設定の裏事情が有耶無耶にされている事で何か勿体無い作品になっちゃっているんだよなぁ。

評価:★★☆
11/12/22DVD鑑賞(新作)
にほんブログ村 映画ブログ ホラー・サスペンス映画へ
にほんブログ村
レンタル開始日:2011-12-22
メーカー:トランスフォーマー

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする