
最新の10式戦車の機動力にはビックり! 大迫力でした。
今日、静岡県御殿場の富士演習場へ家族(+妹とその長男)で行ってきました。
この総合火力演習は過去(15年くらい前)に山仲間のK林さん達と行きました。はじめて間近で見たときは、戦車が砲撃するときの爆音や腹に響く爆圧にド肝を抜かされる思いをした。夏の風物詩と言えば打ち上げ花火だけど、戦車の砲撃の方が全然迫力が違う。しかも遠くの的を抜き当て爆発!男にはこれがたまらない。戦車が規則正しく連なりそれぞれ正確に目標を射抜く。さすが日本の軍隊である。正確さ、迅速さなど機敏な動きを見て感動!そして指向性の対人地雷が爆発し、風船が一気に割れたときの爽快さ!まぁこれは一見に如かずだろう。今回は空挺団の落下傘降下が見れなかったのは残念…。
今回は、常日頃、国防に憂うボクの愛国心あってか!?特別に今月23日(本番)の前に行われる予行を参観する機会を得る事が出来た。大金を払ってもゲットできない。そんなプラチナチケットを握り、家族そろって我が国陸軍の実弾射撃演習を見届けてきました。
一般の応募による抽選では29倍もの倍率だったらしいですが、ボク達は電話で予約出来、感謝です。

非売品のチケット5枚頂きました! 専用の駐車場にもこれで入れました。
前日(8/17)夜に福井を出て高速で御殿場に向かいます。子供たちは後ろのシートをフラットにしたので爆睡中。片道430kmの道のり。御殿場について車中泊し、5:00指定された駐車場入口に向かい、6:00開門し駐車。ここで待ち時間無でシャトルバスに乗り込み東富士演習場に到着。チケットを渡し、僕たちは見晴らしの良い雛壇席に座ったが、まだ始まっていないのに試射するなど爆音でビックリ!子供たちも意表を突かれたらしくビビってたけど、何だか得した気分。
演習は10:00開始なのでそれまでの間、売店でJSDFグッズを購入したり正面に鎮座する富士山を眺めつつマッタリ過ごすと言いたいが、パラパラ雨が降ってきたりとカッパに着替えたり。結局本番は絶好の好天に恵まれラッキー。
音楽隊の演奏(軍艦マーチ等)で始まり、解説や指揮号令、「てぇ~」(打ての事)「弾着!」目標に当たり「閃光」数秒後「ドカーン」の炸裂音。もう内蔵に悪いほどの衝撃波と鼓膜がおかしくなりそうなくらいの爆音を楽しめた。さすが幼児の来場は自粛という意味が分かる。地形が変わるほど打ってる。
狙撃手が遠くの車両の運転手の頭を打ち抜いたのには感動した。あれだけ風が強く吹いているのに良く当てるもんだと…。観測手もすごいと思った。ヘリ(アパッチ)からの攻撃や、輸送ヘリ(CH47)から高機動車(メガクルーザー)が出てきたり、榴弾砲、無反動砲、迫撃砲(120mmが良かった)、赤外線照射誘導弾(ミサイル)、そして極めつけが地雷原処理ミサイルが感動モンだった。
今も現役の74式戦車や主力の90式戦車、そして2年前より配備されている最新の10式戦車が打ちまくる!最高~!
自走榴弾砲なんて、あんなの打たれたら木端微塵だなとか思いながら、12:30の2時間半親子ともども感動しつつ楽しんできました。
文章では表せないこの感動は「富士総合火力演習」をYouTubeで検索して見てください。こっちの方が演習の状況を仔細に把握できます。
このような実力行使を何時でも出来るのだという実戦さながらの訓練を露わにする事によって、敵対する国に見せつけ、日本には手を出すと痛い目に遭うというのを見せつけるイイ機会だと思った。
集団的自衛権の行使云々、ボクは賛成だが、憲法も改正し(9条破棄)個別で自衛出来るように等云々・・・この辺のところは意見が分かれるところなのでブログではあまり言えないけど、この演習を生で見ることが出来、我が国軍隊はとても訓練された精強な軍隊だと心強く感じた。
そういえば、ずいぶん前に滋賀県で通勤する迷彩服を着た軍人が同じ電車に乗ると戦争をイメージするとかで怖いとか何とかで、迷彩服を着て乗らないでほしいと言ったバカなことを言う団体が居た。何言ってるんだ!逆に心強く感じるのではないのか!?僕たちの生命、人体、財産は誰が守っているのか!!この軍人さんなんだぞ!!と。
そして昨年、姪っ子の夏休みの宿題で「反対言葉を書こう」という問題が有り、『戦争の反対言葉』は?と書かれており、これは『平和』と書かせるつもりだろうと思いつつ、此処はあえて『戦争の無い秩序の保たれた状態』と書かせたら、もちろん答えは平和で、その解答は間違いになっていた。
最初は大丈夫かな!?と思っていた子供達も耳栓をしつつ、その生で見る実戦の状況を見て驚きと感激を秘めた表情で楽しんでいました。
驚いた事に、源次郎は、かの大東亜戦争で戦死した源次郎の曾祖父(兄)、そして生きて軍務を解かれ復員した曾祖父(弟2名)の事を思い出したようにボクに質問し聞いてくれ、嬉しく思いつつ、当時の事を色々教える事が出来ました。(インドシナ戦線の内容など)
戦争は嫌だ!日本は戦争しない!9条守る。と呪文を唱えていても、敵国はそんなの知るか!ってな感じで攻めてくる。そんな甘い世界ではないことは誰もが知っているはず。いつでも実力行使できるよう法整備はもちろん、装備や訓練、そして精強な軍隊を作らないと、僕たちは日々安心して暮らせないと思う。だって夜はどこの家でも泥棒が入らないように鍵を閉めているはず(僕の住む地域などでは鍵を閉めていないところは多くあるけど)
人によって色々意見は分かれるので、僕の考えはおかしいと思うかもしれませんその辺は聞き流してください。

この軍人さんのお蔭で平穏な生活が出来るのだと思う。感謝!! 源次郎、秀一郎も楽しんでました。軍人さんカッコイイと言ってました。