ふとっちょパパの気ままな日記

読書履歴を中心に日々の記録を書きます

老人性うつ

2013-02-05 06:41:55 | 本と雑誌

会社の知り合いが、老人性うつの話をしていた。痴呆との区別が難しそうである。
老人性うつというのは、聞いたことがあるが、学んだことがない。
PHP新書にあったので読んでみた。
著者は、和田秀樹先生。
和田秀樹さんが、老年精神医学に携わっているとは全く知らなかった。
経歴を読んでいるときも読み飛ばしていたのだなと思う。

経験にも裏打ちされており、老人性うつのことが分かる本である。
恐れることは無く、知ることが必要だと思わされる。
また、痴呆よりも老人性うつを疑うことが大事だとも書いてあり、勉強になった。

目次

序章 こんなに多い高齢者のうつ―放置された心の病
第1章 実は生物学的病気―高齢者の体質の変化
第2章 高齢者の喪失体験―うつに陥る心理
第3章 認知症、せん妄、うつ―誤解されやすい症状
第4章 高齢者のうつを治療する―抗うつ薬と認知療法
第5章 高齢者のうつ予防―知っておくべき基礎知識

コメント
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