ふとっちょパパの気ままな日記

読書履歴を中心に日々の記録を書きます

リスクに背を向ける日本人

2011-07-31 00:12:07 | 本と雑誌

山岸俊男さんとメアリー・C・ブリントンさんの対談。
日本人論としても興味深い。

科学者らしく、数値で語る。

目次

第一章 日本を覆う「リスク回避傾向」
第二章 はしごを外された若者たち
第三章 どこで自分を探すのか?
第四章 決められない日本人
第五章 空気とまわりの目
第六章 なぜ日本人は子どもを産まないのか?
第七章 グローバル化の意味
第八章 女性の能力を生かすには
第九章 ジャパン・アズ・ナンバースリー

リスクに背を向ける日本人 (講談社現代新書)

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スカイツリー

2011-07-30 18:35:49 | 日記・エッセイ・コラム

読書日記ではありませんが、こちらにもご紹介を。
201107302
自宅からスカイツリーが見えるのです。
先日女房が自宅の東側にタワーが見えるけどなんだろうかと言います。
もしかするとスカイツリーかもと思い、一緒に見てみました。
スカイツリーですよね。
地図で確認すると自宅からは見えてもおかしくはありません。
それにしても、最近は自宅から花火も見えなくなって、寂しくなったなと思っていたら、最近話題のものが見えるとはびっくりです。
なお、写真はクリックして大きくしてご覧ください。
小さいままでは何か分かりません。

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急に売れ始めるにはワケがある ネットワーク理論が明らかにする口コミの法則

2011-07-28 06:42:24 | 本と雑誌

原題のThe Tipping Pointは内容を表している。著者は、マーケティングという狭い範囲のことを書いているわけではない。

目次

はじめに ティッピング・ポイントとは何か?
第1章 爆発的感染、その3原則―ティッピング・ポイントへ至る指針
第2章 「80対20の法則」から「少数者の法則」へ・原則1―感染をスタートさせる特別な人々
第3章 粘りの要素・原則2―情報を記憶に残すための、単純かつ決定的な工夫
第4章 背景の力・原則3―人の性格に感染する背景
第5章 「150の法則」という背景―人の行動に感染する効果的な集団の規模
第6章 商品はどのようにして感染するのか?・Case study1―エアウォーク社の販売戦略から学ぶこと
第7章 自殺と禁煙・Case study2―ティーンエイジャーの感染的行動の謎を探る
第8章 ティッピング・ポイントを押せば世界は傾く―焦点をしぼること、実験すること、そして信念を持つこと

急に売れ始めるにはワケがある ネットワーク理論が明らかにする口コミの法則 (SB文庫 ク 2-1)

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日本一のクレーマー地帯で働く日本一の支配人―怒鳴られたら、やさしさを一つでも多く返すんです!―

2011-07-27 06:59:06 | 本と雑誌

三輪康子さんは歌舞伎町のあるホテルグループの支配人。本の中にはどこのホテルか出てこないが、東横インであることは、検索をすればすぐわかる。
三輪さんは、難しい顧客との対応を「怒鳴られたら、やさしさを一つでも多く返すんです!」という信念で行ったとのこと。
とてもできない対応をしている。
すごい人だと思う。

目次

◆第1章
全国No.1! 日本一のクレーマー地帯で、なぜ日本一の支配人になれたのか?
・ホテルで日本刀を振り上げられて
・ヤクザの姐さんが私の顔を見にきた
・やさしさは怒鳴り声より強いもの
・ランドセルを背負った謎の長期滞在者の正体
・「クレーム処理」と「クレーム対応の違い」
・前代未聞! 5人の部下が、労基署に涙の訴え

◆第2章
「歌舞伎町のジャンヌ・ダルク」が初めて明かす三輪式クレーム対応秘録
・一回のクレーマーを一生の顧客にするには?
・「バカヤロー!」が「ありがとう」に変わる瞬間
・三輪式クレーム対応の3原則
・お金を払って解決するのは、問題の放棄です

◆第3章
逆境のなかでこそ、日本一のチームワークが! 一人のスタッフも辞めたいと言わない団結力の秘密
・ガンで亡くなったスタッフからの最高のプレゼント
・清掃スタッフはわがホテルの誇り
・障がいのある人を採用する理由

◆第4章
街がホテルをつくり、ホテルが街をつくる! 地域に愛される名物ホテルのつくり方
・ホストたちが道案内をしてくれる名物ホテル
・「地域とのつながり」に支えられ、このホテルがある
・亡くなってもなお、地域に愛された開業医の父

日本一のクレーマー地帯で働く日本一の支配人―怒鳴られたら、やさしさを一つでも多く返すんです!―

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あと千回の晩飯

2011-07-26 07:11:58 | 本と雑誌

山田風太郎さんは、1922年生まれ。
2001年に亡くなった方。
老人の心境を書いたエッセイ集であるが、なかなか興味深い。
老境は、初体験の連続というのは、そのとおりだと思う。
我々は、我々の人生を初体験しているばかりだ。

目次

あと千回の晩飯
風山房日記
風来坊随筆
あの世の辻から

あと千回の晩飯 (朝日文庫)

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頭がよくなるユダヤ人ジョーク集

2011-07-24 00:53:01 | 本と雑誌

烏賀陽 正弘さんはビジネスの豊富な経験を積み、現在は国際ビジネスコーディネーターとして活躍されている方。
「頭がよくなる」と題名に入れなかった方がよかったのではないかな。

目次

第1章 なぜユダヤ人ジョークは面白いのか
第2章 人生と家庭
第3章 お金とビジネス
第4章 宗教と日常生活
第5章 セックスと人種
第6章 ユーモアの効用と実践

頭がよくなるユダヤ人ジョーク集 (PHP新書)

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人生は、だましだまし

2011-07-19 06:52:43 | 本と雑誌

田辺聖子さんの本を久しぶりに手に取る。
アフォリズムの本を作ろうとしているというだけあって、警句が豊富である。
日本人は古典にもっと親しめというところは、まったくそうだと思うが、私も含めもう遅い気がする。
同じ日本語を話していても、1000年の文化の背景が最近の人には無くなったというのはその通りだろう。

目次

究極のあわれ
金属疲労
惚れる
寝首
いい男
家庭の運営
上品・下品
憎めない男
老いぬれば
男と犬
ふたごころ
ほんものの恋
血の冷え
ほな
結婚は外交
恋と友情
捨てる
おっさんとおばさん
ヒトと暮らす
オトナ度
気ごころ
そやな
人間のプロ
別れ

人生は、だましだまし (角川文庫)

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魔女の1ダース―正義と常識に冷や水を浴びせる13章

2011-07-12 21:00:44 | 本と雑誌

久しぶりに再読。
米原万里さんの本は、おもしろいし、ユニークだ。

目次

プロローグ
第1章 文化の差異は価値を生む
第2章 言葉が先か概念が先か
第3章 言葉の呪縛力
第4章 人類共通の価値
第5章 天動説の盲点
第6章 評価の方程式
第7章 ○○のひとつ覚え
第8章 美味という名の偏見
第9章 悲劇が喜劇に転じる瞬間
第10章 遠いほど近くなる
第11章 悪女の深情け
第12章 人間が残酷になるとき
第13章 強みは弱みともなる
エピローグ

魔女の1ダース―正義と常識に冷や水を浴びせる13章 (新潮文庫)

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不実な美女か貞淑な醜女(ブス)か

2011-07-10 17:42:03 | 本と雑誌

米原万里さんの本を再読。
表題の本は、読売文学賞を受賞。
ロシア語の同時通訳として有名だった著者のデビュー作である。

それにしても惜しい人を早く亡くしたものである。2006年56歳で亡くなる。

目次

プロローグ 通訳=売春婦論の顛末
第1章 通訳翻訳は同じ穴の狢か―通訳と翻訳に共通する三大特徴
第2章 狸と狢以上の違い―通訳と翻訳の間に横たわる巨大な溝
第3章 不実な美女か貞淑な醜女か
第4章 初めに文脈ありき
第5章 コミュニケーションという名の神に仕えて
エピローグ 頂上のない登山

不実な美女か貞淑な醜女(ブス)か (新潮文庫)

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最終講義-生き延びるための六講

2011-07-10 17:27:08 | 本と雑誌

内田樹さんの講演録。
彼のことを知るにはわかりやすい本である。
講演を聞いてみたかったな。

それにしてもどうして技術評論社から出版したのだろうか。

目次

1 最終講義―神戸女学院大学二〇一一年一月二二日
2 日本の人文科学に明日はあるか(あるといいけど)―京都大学大学院文学研究科講演二〇一一年一月一九日
3 日本はこれからどうなるのか?―“右肩下がり社会”の明日―神戸女学院教育文化振興めぐみ会講演会二〇一〇年六月九日
4 ミッションスクールのミッション―大谷大学開学記念式典記念講演二〇一〇年一〇月一三日
5 教育に等価交換はいらない―守口市教職員組合講演会二〇〇八年一月二六日
6 日本人はなぜユダヤ人に関心をもつのか―日本ユダヤ学会講演会二〇一〇年五月二九日

最終講義-生き延びるための六講 (生きる技術!叢書)

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現代思想のパフォーマンス

2011-07-07 00:39:27 | 本と雑誌

内田樹さんと難波江和英さんの共著。
難波江さんという方は存じ上げなかったが、読みやすい文章を書く方だ。
案内編、解説編、実践編となっており、よくできている。

目次

I フェルディナン・ド・ソシュール
【案内編】「現実」の意味を変えた言語学者/新しい言語観
【解説編】
【実践編】『不思議の国のアリス』を読む
II ロラン・バルト
【案内編】コトバの主人はだれか/バルトの思想攻撃
【解説編】
【実践編】『エイリアン』を読む
III ミッシェル・フーコー
【案内編】「現実」をつくる過去/「現実」への疑いのまなざし/系譜学という方法
【解説編】
【実践編】『カッコーの巣の上で』を読む
IV クロード・レヴィ=ストロース
【案内編】二〇世紀の大論争
【解説編】
【実践編】『お早よう』のコミュニケーション
V ジャック・ラカン
【案内編】難解だからこそラカンである
【解説編】
【実践編】『異邦人』
VI エドワード・サイード
【案内編】サイードの問題提起
【解説編】
【実践編】『エム・バタフライ』を読む

現代思想のパフォーマンス (光文社新書)

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華僑流おカネと人生の管理術

2011-07-06 07:16:51 | 本と雑誌

宋文洲さんは、中国人。「やっぱり変だよ日本の営業 (日経ビジネス人文庫) 」を読んだし、講演会で話を聞いたこともある。その時よりもだいぶ円やかな書きぶりである。
ただ、指摘は鋭い。

目次

プロローグ はじめから屈強な「華僑」なんていない
第1章 「和僑」的生き方のすすめ
第2章 「失敗」と思い込んでいる日本人
第3章 「成功」とは自分のためのものである
第4章 「理財」をするから、華僑は生き残れる
第5章 最悪の事態に備えて「小瓶」をつくれ
第6章「個人」の成功と「会社」の成功は別物
第7章 「最大のリスク」は自分の心の中に潜んでいる

華僑流おカネと人生の管理術

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身体で考える。

2011-07-04 06:35:01 | 本と雑誌

帯に<思想家にして武道家のウチダ先生と「ヨーガ行者の王」による、今を生き抜く英知が詰まった対談集。>とある。
身体で考えることの大事さを思い出させてくれる。
特に「他者との勝ち負けに意味はない」と喝破されたところはそうだと思う。自分自身がどう成長していくのかを追及するということが大事だということだ。
あるいは、「優秀な指揮官には弾がよける」というのもそうだろうと思う。

さすがに、「ヨーガ行者の王」成瀬雅春さんの空中浮揚の写真は眉唾に思えるが、そういう世界もあるのかな。

目次

まえがき 地殻変動的な潮目の変わり目のときに(内田 樹)
第1章 人は空に浮かべるほど無限の可能性を持つ
第2章 歩行は人間性の根本を担う
第3章 ヨーガも武道も自分を知るためにある
第4章 先行き不透明な時代を生き抜く胆力
第5章 大震災後を生き抜く「身体の声」の聴き方
あとがき 真実を見通す力をつける(成瀬 雅春)

身体で考える。

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