ふとっちょパパの気ままな日記

読書履歴を中心に日々の記録を書きます

山の手の子 町ッ子―獅子文六短篇随筆集

2018-07-23 07:31:19 | 本と雑誌



獅子文六さんの短編集。
戦後すぐのころの作品が多いようだ。
戦前からすぐ位までの古い価値雁がよく分かる。
獅子文六さんの人生観、人間観が伝わってくる。


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すごいトシヨリBOOK トシをとると楽しみがふえる

2018-07-12 14:46:30 | 本と雑誌



池内紀さんの本はなかなか興味深いが、この本もそうである。
すべての真似はできないが、一部はできそう。
おっしゃっていることは首肯できる。

目次

第1章 老いに向き合う
第2章 老いの特性
第3章 老化早見表
第4章 老いとお金
第5章 老いと病
第6章 自立のすすめ
第7章 老いの楽しみ
第8章 日常を再生する
第9章 老いの旅
第10章 老いと病と死


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神剣 人斬り彦斎

2018-07-11 05:27:00 | 本と雑誌


葉室麟さんの本はだいたい感情移入ができる。
しかしながら、「人斬り彦齋」には感情移入ができない。
幕末に生きて、生き抜いてことをなすことの難しさを感ずる。
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追悼葉室麟 洛中洛外をゆく

2018-07-09 05:08:06 | 本と雑誌


葉室麟さんが2017年12月に突然亡くなって以来、新しい作品が読めないと悲しく思っていた。
この本は、葉室麟さんが、「乾山晩愁 (角川文庫)」「墨龍賦(ぼくりゅうふ)」「孤篷のひと」の自著解説を洛中洛外を歩きながらする。
また、人勢論、京都案内ともなっている。
非常に興味深い本である。

目次

葉室麟 洛中洛外をゆく。(口絵 32頁)
琳派デザインを確立、自由奔放な兄 尾形光琳
文人画家の先駆け、地味な弟 尾形乾山
◆ 「紅白梅図屏風」「白泥染付金彩芒文蓋物」「色絵竜田川図向付」
●仁和寺「遼廓亭」/鷹峯・光悦寺 下鴨神社/妙顯寺/養源院 とらや/六兵衛窯/阿以波

●流派を作らぬ孤高の絵師 海北友松
◆「方丈障壁画 雲龍図」 「月下渓流図屏風」
●建仁寺/東福寺/妙心寺
茶人と幕府官僚、二つの顔を持つ 小堀遠州
◆ 小堀遠州 鳥の子手茶碗 銘「白浪」
 千利休 初代長次郎 黒樂茶碗「万代屋黒」
 古田織部 織部黒 茶碗 銘「深山烏」
●南禅寺金地院「八窓席」 南禅寺金地院「方丈前庭」 二条城「二の丸庭園」
葉室作品をもっと楽しむ 京散歩マップ

第1章 尾形光琳・乾山『乾山晩愁』
地味でもいい 葛藤とともに素直に生きる
〜光り輝くものだけが、この世に存在するわけではない〜

●『乾山晩愁』に関連する場所
コラム 「琳派始まりの地・鷹峯を訪ねて」

第2章 海北友松『墨龍賦』
ごく普通に生きて いつしか"何者か"になる
〜生き惑いつつ、生き抜いた孤高の絵師〜
●墨龍賦』に関連する場所

第3章 小堀遠州『孤篷のひと』
調和を重んじ 自分なりの美意識を守る
〜「天下を狙う茶」より「生き延びる茶」を
〜 コラム 葉室さん文化考1 「江戸時代の人にとってお茶とは何だったのか?」
遠州をとおして 生き方を考える
〜生きている喜びを味わい、同時に死を前提にする茶〜
● 『孤篷のひと』に関連する場所
コラム 葉室さん文化考2 「手弱女振りな日本文化と天皇制」
小説の主人公を中心とした人物年表
巻末特別エッセイ 「葉 室 さ ん と『美』」作家•澤田瞳子
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闘う文豪とナチス・ドイツ - トーマス・マンの亡命日記

2018-07-06 19:51:24 | 本と雑誌


友人に勧められて読む。
池内紀さんがトーマス・マンの亡命日記を要領よく提示してくださる。
ナチス・ドイツと戦うというのは大変だったろうと考えるだけで、恐ろしくなる。
勇気がある行動だ。

目次

1 クヌート・ハムスンの場合
  レマルクのこと ほか
2 大戦勃発の前夜
  ドイツ軍、パリ入城 ほか
3 封印の仕方
 「白バラ」をめぐって ほか
4 ニュルンベルク裁判
  父と子 ほか
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定年準備 - 人生後半戦の助走と実践

2018-07-03 16:30:55 | 本と雑誌


楠木新さんの本は「定年後 - 50歳からの生き方、終わり方 (中公新書)」を読んで興味深く思っていた。
その続編である。
この本も興味深い。
それにしても会社を辞めた後にやりたいことは思いつかないな。



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サピエンス全史(下)文明の構造と人類の幸福

2018-07-02 04:45:42 | 本と雑誌


ようやく下巻を読み終わった。
宗教に始まり、科学革命に話が進む。
人間の幸福とは何かの根源的な問いもある。
学の総合化が大事なことを感ずる。
我々はどこに向かうのか。

目次

第3部 人類の統一
 第12章 宗教という超人間的秩序
 第13章 歴史の必然と謎めいた選択
第4部 科学革命
 第14章 無知の発見と近代科学の成立
 第15章 科学と帝国の融合
 第16章 拡大するパイという資本主義のマジック
 第17章 産業の推進力
 第18章 国家と市場経済がもたらした世界平和
 第19章 文明は人間を幸福にしたのか
 第20章 超ホモ・サピエンスの時代へ

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