ふとっちょパパの気ままな日記

読書履歴を中心に日々の記録を書きます

昭和33年

2007-01-31 17:55:00 | 本と雑誌

題名を見て、思わず買ってしまった。ふとっちょパパの生まれた年である。

断片的には知っている歴史的事実を、まとめて読み、興味深かった。

「日本人は、昔はよかった症候群」であるとし、昔も決しては良くなかったし、今も決して悪くはないと断ずる。

山本夏彦さんの戦前も真っ暗ではなかったという歴史観などとあわせて読むと、おもしろいと思う。

目次

第1章 過去を美化し、未来を憂える日本人
第2章 先行き不透明だった高度成長の夜明け
第3章 本当にあった下流社会
第4章 当時のテレビ革命と現在のネット革命
第5章 健全化する社会、スポーツ大国へ
第6章 昭和三十三年から明日の日本を読む

昭和33年

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男も知っておきたい骨盤の話

2007-01-28 09:34:26 | 本と雑誌

骨盤が大事そうなのは分かる。体操も、真向法にプラスしてやるといいだろう。

本自体としては、新書にしても薄いのであっという間に読める。

目次

第1章 人間本来の身体構造―骨盤的健康観
第2章 骨盤がスムーズに開閉しないと、何が問題なのか―骨盤開閉論
第3章 「骨盤が歪む」とはどういうことか―骨盤と左右差
第4章 女性が先に「骨盤」に気がついたわけ―女性の身体構造
第5章 肩甲骨も開閉している―骨盤と肩甲骨の連動性
第6章 肩甲骨と免疫―生体セキュリティシステム
第7章 ハラをつくる―体幹進化論
第8章 スポーツから日常まで―骨盤未来図

男も知っておきたい骨盤の話

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すぐに稼げる文章術

2007-01-25 22:17:53 | 本と雑誌

日垣隆さんの本はいつもスリリングである。

「元手も素質も努力もいらない。」という帯は大げさであり、努力は必要だと書いている。その工夫があるのだ。

目次

第1章 「どう書くか」より「どう読まれるか」
第2章 「初級編」こんな悪文を反面教師に
第3章 「中級編」実務文はこう書けば生まれ変わる
第4章 「上級編」ネットで生き残る智恵
第5章 発想の訓練法
第6章 こうすれば稼げるQ&A
第7章 文章で稼ぐための必読33冊

すぐに稼げる文章術

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インテリジェンス 武器なき戦争

2007-01-21 09:21:13 | 本と雑誌

元NHKワシントン支局長として有名な手嶋龍一さん、起訴休職中の外交官である佐藤優さんの対談である。

お互いに褒めあったりするところは、いかがかとは思うが、こんな世界もあるだろうと想像はできる。幸いなことに全く自分に関係のない(国家という関係からは関係するが、天災みたいなもので、自分ではどうしようもない)話なので、そういうものか、と感心しながら読んだ。

この本が売れることによって、外交に興味を持つ人は増えるのではあろう。

外交官の私利私欲のための無駄金とインテリジェンスのための投資とを判断できる人が必要。少なくとも、民主主義国家における国民一般には判断できないだろう。きちんとした政治家(政治屋ではない)を選ぶしかない。

目次

序章 インテリジェンス・オフィサーの誕生
第1章 インテリジェンス大国の条件
第2章 ニッポン・インテリジェンスその三大事件
第3章 日本は外交大国たりえるか
第4章 ニッポン・インテリジェンス大国への道

インテリジェンス 武器なき戦争

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寝ながら学べる構造主義

2007-01-20 11:33:34 | 本と雑誌

久しぶりに細切れの時間でなく、読書をした。内田樹先生は、「おじさん的思考」で有名な方である。

『「熊さん」相手に「ご隠居」が長説教しているような本』とあとがきに書かれているように、刺激的な本である。

44Pに『技芸の伝承に際しては、「師を見るな、師が見ているものを見よ」ということが言われます。』と書いてあるが、そのとおりである。そうでなければ、堕落していく。技芸に限らないことだと思う。

目次

第一章 先人はこうして「地ならし」した ―構造主義前史
第二章 始祖登場 ―ソシュールと『一般言語学講義』
第三章 「四銃士」活躍す その一 ―フーコーと系譜学的思考
第四章 「四銃士」活躍す その二 ―バルトと「零度の記号」
第五章 「四銃士」活躍す その三 ―レヴィ=ストロースと終わりなき贈与
第六章 「四銃士」活躍す その四 ―ラカンと分析的対話

寝ながら学べる構造主義

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第60回大阪実業団駅伝競走大会の応援に行く

2007-01-14 18:11:32 | 日記・エッセイ・コラム

200701141606000 NTT西日本陸上競技部の応援に行った。

若手主体のチームは一部に出場し、府警、大阪ガスに次いで三位。

マラソン組主体のチームは、初めてであったので、新人がでる6部に出ろということになったようで、6部に出場。当然ながら、圧勝。チーム力に差があるので、当然等は言え、一位で走ってくれるのは気持ちよかった。マラソンへのよい刺激になった思う。

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ポリス・アカデミー5 マイアミ特別勤務

2007-01-13 23:00:23 | 映画

OCNシアターで1988年の「ポリス・アカデミー5 マイアミ特別勤務」を見る。これで、OCNシアターで提供されているポリス・アカデミーシリーズはすべて見た。望むべくも無いが、何かしら、笑いの中に人生を考えさせるような作品にできなものだろうか、と思う。

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ポリス・アカデミー4 市民パトロール

2007-01-08 17:55:55 | 映画

OCNシアターで1986年の「ポリス・アカデミー4 市民パトロール」を見る。ドタバタ。シャロン・ストーンがいい。

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ポリス・アカデミー3 全員再訓練!

2007-01-08 01:10:54 | 映画

続いて、OCNシアターで1986年の「ポリス・アカデミー3 全員再訓練!」を見る。これは、ドタバタ度が低く、そのためにつまらない映画になっている。作風に迷ったのではないだろうか。

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ポリスアカデミー

2007-01-08 01:06:36 | 映画

OCNシアターで1984年の「ポリスアカデミー」を見る。このシリーズは、いくつか見ているがそのもととなったものを見るのは初めて。映画そのものは、いつものどたばた。キャラクター設定がここで決まったのが分かる。

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他諺の空似 ことわざ人類学

2007-01-03 12:10:18 | 本と雑誌

米原万里さんの遺作。何とはなく気が重く読んでなかったが、思案中さんが、紹介していたので、読んだ。

米原さんの魅力が満ち溢れている。

目次

1 二〇〇三(医者の不養生、寄らば大樹の陰、馬鹿と鋏は使いよう ほか)
2 二〇〇四(鶏口となるも牛後となるなかれ、甘い言葉には裏がある、能ある鷹は爪を隠す ほか)
3 二〇〇五‐二〇〇六(嘘つきは泥棒のはじまり、火事場泥棒、一事が万事 ほか)

他諺の空似 ことわざ人類学

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羞恥心はどこへ消えた?

2007-01-02 23:02:37 | 本と雑誌

退化する若者たち―歯が予言する日本人の崩壊」で地べたにしゃがむ男は、退化する若者の姿であることを知ったばかりである。また、その治療法も示されている。

他方、ジベタリアンを「恥の基準」が変わり始めた結果であると分析するのが、「羞恥心はどこへ消えた?」である。この本は残念ながら、対処方法については答えを書いていない。状況を分析し、説明する。しかし、現状認識がしっかりしないと対処策は作れないのであるから、ここで止まるのは、それでよい。ここからは、読者が考えることである。

どちらの見方も正しいのだろう。21世紀が始まり、7年目を迎えるが、どのような世界、人類ができているのか、国情にもよるだろうし、興味深い。

どういう人間を社会として育てなければならないのかについて、共通の理解を作ることが大事である。そうすれば、退化もさせないし、恥についても適切な基準を設けることができる。

目次

序章 ジベタリアン現象―蔓延しつつある迷惑行動
第1章 恥にまみれた人生―日常生活は常に「警告」されている
第2章 生きていくための必要なもの―人類の歴史的産物
第3章 もし誰かに裸を見られたら―恥の基準と多様性
第4章 玄関を出ればタニンの世界―ジベタリアン的心性の拡大

羞恥心はどこへ消えた?

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謹賀新年

2007-01-01 18:30:42 | 日記・エッセイ・コラム

「なんとなく、今年はよい事あるごとし。元日の朝晴れて風なし。」(「悲しき玩具」より)
昨年もこの歌を引用した。今年も、うららかな新年を迎えたので、この歌にふさわしい朝であった。

昨年は福岡だったが、今年は自宅のある東京で新年を迎え、高崎にニューイヤー駅伝の応援に朝早くから行った。
駅伝そのものは、残念な結果であったが、何かしら学ぶものもある。
今年も、よい年にしたいものである。

年頭にこのブログをご覧になった方のご多幸とご健康、ますますのご発展を祈念しています。

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千年、働いてきました―老舗企業大国ニッポン

2007-01-01 18:24:13 | 本と雑誌

野村進さんは、アジアに関する素晴らしいノンフィクションライターだと思っていた。今回は、日本の千年続く企業がテーマである。とても興味深い本に仕上がっている。

一番感心するメッセージは、福田金属の副社長福田誠治さんが言う「外側からご覧になると、三百年も続いてすごいなと思われるかもしれないですけれど、実際われわれとしては三百年生きてきたという認識ってないんですよ。あくまでも結果ですよね。毎日毎日を積み重ねた結果が三百年になったわけでして、それは五百年経ったとしても同じでしょう。」である。

資本主義、社会主義、市場主義、○○主義を超える何かがある。2007年を迎えるにあたってよいメッセージが満載の本を読み元気になった。

目次

プロローグ 手のひらのケータイから
第1章 老舗企業大国ニッポン
第2章 ケータイに生きる老舗企業の知恵
第3章 敗者復活
第4章 日本型バイオテクノロジーの発明
第5章 “和風”の長い旅
第6章 町工場 ミクロの闘い
第7章 地域の“顔”になった老舗企業
エピローグ 世界最古の会社は死なず

千年、働いてきました―老舗企業大国ニッポン

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