ふとっちょパパの気ままな日記

読書履歴を中心に日々の記録を書きます

仕事ができる人に変わる41の習慣 朝イチでメールは読むな!

2010-04-28 07:06:46 | 本と雑誌

酒巻久さんは、キャノン電子社長。
椅子とパソコンをなくせば会社は伸びる! 」でも有名な方である。

朝イチにメールを読むふとっちょパパとしては、表題が気になり読んだ。
確かに、朝イチにメールを読むのはもったいないのかもしれないが、帰宅後に送られてきているメールであるからそう数が多いわけではない。本件だけで言うと、さっさと処理をすれば時間もかからないし、私はこれからも朝イチにメールは処理します、と言いたい。

ところで、我々が入社した30年前には似たような教えはよく聞いた気がする。
最近は書いてあるようなことを言う人はいるのだろうか。
私自身は、似たようなことを考えているので、同じようなことを時々は発信する。
この本を読んで改めて考えさせられたこともある。
賛成するところが多い習慣が多いが、ちょっとそこまではね、という習慣もある。

日本的な一冊ではないだろうか。翻訳して海外に持っていくとどういう反応だろうかと思う。
興味深い一冊である。

目次

序章 人間の能力は何で決まるか?
1章 時間・仕事を管理できる人、できない人の習慣
2章 上司とうまくやれる人、やれない人の習慣
3章 部下をうまく動かす人、動かせない人の習慣
4章 情報収集・整理・アイディア出しがうまい人、へたな人の習慣
5章 勉強して自分を伸ばす人、伸ばせない人の習慣
6章 交渉に強い人、弱い人の習慣
7章 会議を活かす人、活かせない人の習慣
8章 チーム・工場をうまく動かす人、動かせない人の習慣
9章 打たれ強く出世する人、しない人の習慣

仕事ができる人に変わる41の習慣 朝イチでメールは読むな! (朝日新書)

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46年目の光―視力を取り戻した男の奇跡の人生

2010-04-27 07:02:30 | 本と雑誌

3歳の時に失明、46歳で視力を取り戻す男の人生。
自立を目指す強い意志が素晴らしいし、46歳で視力を取り戻してから、本当に見えるということはどういうことかを解き明かす過程も興味深い。

挑戦する人生が素晴らしいし、苦労もよく伝わってくる。
また、見えるということはどういうことかを科学的にもうまく伝える。

訳文もよく、一気に読ませる力がある。一読を薦めたい。

目次

第1章 人生になんの不足もなかった
第2章 子供時代
第3章 成功の可能性は五分五分
第4章 体当たりで生きてきた
第5章 やめておくべき理由はたくさんある
第6章 運命の出会い
第7章 プラスの箱とマイナスの箱
第8章 光が見える!
第9章 息子のそばかす
第10章 視力は、想像したよりずっとすごいものだった
第11章 どうしてうまく見えないんだ?
第12章 認識の重労働
第13章 猫の脳とピカソの眼
第14章 「見る」ことの仕組みを科学する
第15章 ニューロンは戻ってこない
第16章 道はかならず開ける
第17章 奇跡

46年目の光―視力を取り戻した男の奇跡の人生

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白樺・蓼科湖畔ものがたり

2010-04-25 22:26:27 | 本と雑誌

なぜこの本を買ったのか、理由は覚えていない。
著者の清水末喜さんは、朝日新聞の記者であり、朝日新聞に連載したものである。
白樺湖、蓼科湖開拓の物語であり、戦後史としても興味深い。
各地にこのように活躍した人がいるのだと思う。

目次

 白樺湖
 蓼科に生きる

白樺・蓼科湖畔ものがたり

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知的ストレッチ入門―すいすい読める書けるアイデアが出る

2010-04-23 07:36:28 | 本と雑誌

日垣隆さんの本が、また文庫になった。
単行本の時から3年経つが、大幅にリライトしているのがうれしい。

目次

序章 知的ストレッチとは
第1章 読む―ストレッチ読書術
第2章 構える―ストレッチ書斎術
第3章 考える―ストレッチ検証術
第4章 創る―ストレッチ仕事術
第5章 書く―ストレッチ文章術
第6章 疑う―ストレッチ回避術
第7章 出逢う―ストレッチ互助術
第8章 変わる―ストレッチ改造術
第9章 決める―ストレッチ決断術

知的ストレッチ入門―すいすい読める書けるアイデアが出る (新潮文庫)

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邪悪なものの鎮め方

2010-04-22 05:34:30 | 本と雑誌

内田樹さんのエッセイ集。
阪神大震災時の学校の瓦礫の掃除を巡る教員の態度の差の話が興味深かった。
片付けは教員の仕事の中に入っていないというような人が立派なことを言うというのは、私でも頭にくるだろうな。
仕事が出来る人は、どこにも所属していない仕事をする人というのもそのとおりだという指摘である。
内田樹節満載である。

目次

第一章 物語のほうへ──邪悪なもののコスモロジー
第二章 邪悪なものの鎮め方──呪いと言祝ぎ
第三章 正気と狂気のあいだ──霊的感受性の復権
第四章 まず隗より始めよ──遂行的予言集
第五章 愛神愛隣──共生の時代に向かって

邪悪なものの鎮め方 (木星叢書)

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現代霊性論

2010-04-18 09:02:01 | 本と雑誌

内田樹さんと釈徹宗さんによる「対話型講義」。
こういう講義を聴くことが出来る神戸女学院大学の学生は楽しかっただろうな。
オカルトではなく、真面目な現代霊性論を聞くことができる。
宗教の話はとかく難しくなりがちであるが、冷静に霊性を語っている。

目次

第1章 霊って何だろう?
第2章 名前は呪い?
第3章 シャーマン、霊能者、カウンセラー―民間宗教者のお仕事
第4章 スピリチュアルブームの正体
第5章 日本の宗教性はメタ宗教にあり
第6章 第三期・宗教ブーム―一九七五年起源説
第7章 靖國問題で考える「政治と宗教」
第8章 宗教の本質は儀礼にあり
第9章 宗教とタブー
質問の時間

現代霊性論

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ラクをしないと成果は出ない

2010-04-14 17:40:50 | 本と雑誌

日垣隆さんの本の文庫が連続してでているので、購入。
単行本の時よりもさらにパワーアップしているのがうれしい。
文庫本であり、手にとりやすいし、多くの方にお薦めしたい。

目次

第1章 基本編
第2章 インプット編
第3章 ネットワーク編
第4章 撃退編
第5章 独立編
第6章 継続編
第7章 組織編
第8章 時間編
第9章 アウトプット編
第10章 生活技術編

ラクをしないと成果は出ない (だいわ文庫)

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日本人の知らない日本語2

2010-04-11 09:47:37 | 本と雑誌

蛇蔵&海野凪子さんの楽しい本である。
こういう先生に習うと、勉強になるだろうな。

目次

第1章 日本語学校へようこそ
第2章 敬語は難しい?
第3章 クールジャパンに憧れて
第4章 神社に行こう!
第5章 学生vs先生
第6章 冬になると
第7章 受け継がれるもの
第8章 点と丸
第9章 ご注意、怖い話あり
第10章 教室の外で
第11章 番外編

日本人の知らない日本語2

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西洋画人列伝

2010-04-11 06:33:33 | 本と雑誌

著者である中ザワヒデキさんは、眼科医から商業イラストレーターを経て、純粋美術家となった方。
ルネッサンスから現代までの画家60人の絵を紹介するのに、画家の独白という形をとり、それがまた、中ザワヒデキさんの独白ともなっているという面白いスタイルである。
美術史としては、興味深いものとなっている。

目次

第1章 イタリア・ルネッサンスとマニエリスム
第2章 北方ルネッサンスの画家たち
第3章 バロックおよびロココ芸術
第4章 新古典主義、ロマン主義、写実主義
第5章 印象主義から後期印象主義へ
第6章 象徴的傾向と十九世紀末美術
第7章 二十世紀の美術

西洋画人列伝

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買わねぐていいんだ。

2010-04-10 15:48:33 | 本と雑誌

茂木久美子さんは、JR東日本で売り上げナンバー1である新幹線アテンダント。
売れる人には理由がある。
その成長の記録も興味深い。
何かを成し遂げている人は理由があることを実感した。
また、勇気をもらえる、元気になれる本である。

目次

第1章 「ばかばっつ」な末っ子
第2章 目指せ、つばさレディ!
第3章 買ってあげたいと思われる人になりなさい
第4章 私はただの物売りじゃない
第5章 必殺技誕生!
第6章 毎日がお客さまとのドラマです
第7章 人を育てること、伸ばすこと

買わねぐていいんだ。

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少年リンチ殺人―ムカついたから、やっただけ―《増補改訂版》

2010-04-08 06:47:16 | 本と雑誌

日垣隆さんの本が、文庫になったので、再読する。
事実の積み重ねが、少年法の改正にもつながったのだろうと思う。
それにしても酷い。
誰の人権を守るのか、おかしな議論が学者のあいだで行われていたのではないかと、心配になる。被害者の人権であり、被害者の家族の人権を大事にすべきである。

目次

第1部 少年リンチ殺人「ムカつくから、やっただけ」
 序 章 父よ母よ息子よ
 第一章 隠された現場
 第二章 この世の修羅
 第三章 逃走と死と
 第四章 親である罪
 第五章 終りなき喪
 終 章 知られざるまま
第2部 また少年が殺された―続発するリンチ殺人
 第一章 子の無念
 第二章 連鎖する暴力
 第三章 一万円の命
 第四章 軌跡の果て
 第五章 無間地獄
 第六章 暴発の理由
 第七章 悪夢の断片
 第八章 無知という罪
 第九章 うちの子に限って
 第十章 更正のために

少年リンチ殺人―ムカついたから、やっただけ―《増補改訂版》 (新潮文庫)

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ガラスの巨塔

2010-04-04 08:37:09 | 本と雑誌

今井彰さんは、NHKの元敏腕プロデューサー。
小説の形をとり、過去の出来事を描く。
よくある暴露型の小説よりは、ずっと落ち着いた筆致である。
興味深い。

ガラスの巨塔

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