酒巻久さんは、キャノン電子社長。
「椅子とパソコンをなくせば会社は伸びる!
」でも有名な方である。
朝イチにメールを読むふとっちょパパとしては、表題が気になり読んだ。
確かに、朝イチにメールを読むのはもったいないのかもしれないが、帰宅後に送られてきているメールであるからそう数が多いわけではない。本件だけで言うと、さっさと処理をすれば時間もかからないし、私はこれからも朝イチにメールは処理します、と言いたい。
ところで、我々が入社した30年前には似たような教えはよく聞いた気がする。
最近は書いてあるようなことを言う人はいるのだろうか。
私自身は、似たようなことを考えているので、同じようなことを時々は発信する。
この本を読んで改めて考えさせられたこともある。
賛成するところが多い習慣が多いが、ちょっとそこまではね、という習慣もある。
日本的な一冊ではないだろうか。翻訳して海外に持っていくとどういう反応だろうかと思う。
興味深い一冊である。
序章 人間の能力は何で決まるか?
1章 時間・仕事を管理できる人、できない人の習慣
2章
上司とうまくやれる人、やれない人の習慣
3章 部下をうまく動かす人、動かせない人の習慣
4章
情報収集・整理・アイディア出しがうまい人、へたな人の習慣
5章 勉強して自分を伸ばす人、伸ばせない人の習慣
6章
交渉に強い人、弱い人の習慣
7章 会議を活かす人、活かせない人の習慣
8章 チーム・工場をうまく動かす人、動かせない人の習慣
9章 打たれ強く出世する人、しない人の習慣