ふとっちょパパの気ままな日記

読書履歴を中心に日々の記録を書きます

「高齢者差別」この愚かな社会

2017-08-29 13:23:03 | 本と雑誌


なかなか刺激的な表題である。
和田秀樹先生の本は、興味深い。
この本も私の思い込みが間違いであることを教えてくれる。
すべての和田先生の意見に賛成ではないが、交通事故の発生状況等、事実に関する部分は説得力あり。

目次

第1章 高齢者を邪魔者扱いし差別する異様な社会
第2章 日本社会に横行する高齢者による高齢者バッシング
第3章 「嫌老社会」の行き着く先とは?~『相続税一〇〇パーセント論』
第4章 気づかずにしていた認知症への誤解
第5章 被差別「高齢者」にならないために
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直感はわりと正しい 内田樹の大市民講座

2017-08-28 05:12:44 | 本と雑誌


内田樹さんがアエラに連載したものを編集。
短い文章の中にエッセンスが詰まっており、ふむふむと感心することが多い。

目次

第1講 大市民のための生き方・仕事論
第2講 大市民のためのメディア論
第3講 大市民のための国際関係論
第4講 大市民のための教育論
第5講 大市民のための政治・経済論
第6講 大市民のための時代論
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コモリくん、ニホン語に出会う

2017-08-23 06:25:46 | 本と雑誌


小森陽一さんは、幼少期を「チェコスロバキア」の在プラハソヴィエト学校で学んだ方。
日本語を客観的に見ることができるし、そういう感性を持った方。
ところどころ理解できないところがあるが、全体的には興味深い本である。

目次

文庫版まえがき

第1部 日本語に出会う

第1章 ことばとの出会い
記憶のなかから
プラハのロシア語学校へ
ロシア語の世界とクラス・メイトたち
言語能力と差別
不良の友達

第2章 帰国してから
日本語は言文一致じゃない!
吾輩は猫である・・・
「国語」への恨み
日本の「国語」と旧ソ連の「ロシア語」
バイリンガルは可能か

第3章 ことばの実践としての政治参加
国際情勢の中の個人
高校での学園紛争
文章語で話してもいいの?
アジテーションの言語
『こゝろ』の傷

第4章 「国文科」進学
成績は〈カフカ全集〉
卒業論文―「言文一致」と翻訳
「標準語」と「地方語」の間
文学と歴史の境界で
無知の特権

第2部 日本語と格闘する

第5章 アルバイト教師時代
アルバイトの日々
教師になる
再び『こゝろ』に取り組む
男子校での授業
女子校での展開
進学塾での国語授業
日本語の能力の低下と英語

第6章 日本文学を教える
同人誌の創刊と大学への就職
卒論指導の悩み
大学で文学を教えるとは
テクストの構造分析
文脈を復元する

第7章 アメリカで日本語と出会う
アメリカの学生たち
国境の町の日本語
ビバリー・ヒルズの一人芝居

第8章 声と身体で表現する日本語
身体と言語の抑圧
個別のコンテクストを
規範の獲得と開かれたことば・身体
他者のことばと身体
「日本語」を組み替える

第3部 日本語を教える

第9章 道場破り――小学校の巻
[ライヴ記録]「吾輩は猫である」
三十一匹の猫たち
道場主から

第10章 道場破り――中学校の巻
[ライヴ記録]谷川俊太郎「朝のリレー」
ごめん、君たちは大人です
道場主から

第11章 授業というライヴ――高校の巻
[ライヴ記録]宮沢賢治「どんぐりと山猫」
授業をセッションとして

あとがき
文庫版あとがき
解説 水村美苗

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おばあさん

2017-08-18 14:07:20 | 本と雑誌


獅子文六さんを続けて読む。
この作品は、1942年2月号から1944年5月号まで「主婦之友」に連載されたもの。
1937年7月7日に日中戦争がはじまり、1941年12月8日に太平洋戦争が始まる。
太平洋戦争の最中に、主婦之友に連頼されていると思うと、興味深い。

当時のミドルクラス家庭(私の目には上流階級に見えるが)の暮らしぶりが伝わってくる。
興味深い。
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信子

2017-08-17 08:44:04 | 本と雑誌


獅子文六さんの作品を読む。
これは第2次世界大戦前の作品。
1938年10月号から1940年2月號まで「主婦之友」に連載されたもの。
主役の信子さんが溌溂としている。
信子の信は信念の信だという信子の父の言葉も興味深い。
昔の人は心棒が通っている。
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バナナ

2017-08-16 19:53:23 | 本と雑誌


獅子文六さんの本が最近再度出版されるようになって嬉しい。
好きな作家である。
この本も私生まれて1年後くらい、1959年2月19日から9月11日まで読売新聞に連載された小説である。

一気に読ませる。
金持ちなら、楽しそうだ。
私には関係ない世界だが、楽しそう。
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残るは食欲

2017-08-15 06:22:17 | 本と雑誌


空港で、阿川佐和子さんの本を買う。
気軽に読めるエッセイ集。

2017.5.9に婚姻届けを提出したことが報道され、独身キャラは使えなくなったな。
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リープ・イヤー うるう年のプロポーズ

2017-08-12 09:47:19 | 映画


エイミー・アダムスとマシュー・グードのラブストーリー。
コメディという分類だが、なかなか良い映画だった。
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白洲次郎という生き方

2017-08-10 00:00:54 | 本と雑誌


白洲次郎さんに関する本は何冊も読んでいる。
これは、別冊宝島編集部がまとめたもの。
知っている話ばかりだが、何度読んでもすがすがしい。

目次

序章 白洲次郎とは何者か
第1章 白洲次郎の仕事術
第2章 白洲次郎のくらし
第3章 白洲次郎の交流
第4章 ベスト・オブ・次郎「語録」
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京都の壁

2017-08-07 16:58:59 | 本と雑誌


養老孟司先生らしい視点での京都論。文化論。
面白い、興味深い。

目次

第1章 城郭のない街 ……日本人の「うち」と「そと」意識
第2章 京都人のいけず ……「ぶぶ漬けでも」は都市伝説か?
第3章 「美人」東西物語 ……江戸の侍文化と京の町衆文化
第4章 都市論と京都 ……古都になるには千年かかる?
第5章 私の好きな京都 ……木屋町の思い出
第6章 京都、東京、大阪――新三都物語 ……住むなら京都がいちばん!
第7章 京都は日本文化の中心か? ……祇園祭は文化財の宝庫
第8章 共通言語と地方 ……言葉こそ文化である
第9章 京都とサブカルチャー ……世界がマンガを必要としている
第10章 京都と自然 ……鴨川と方丈記
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江戸しぐさの正体 教育をむしばむ偽りの伝統

2017-08-06 12:04:21 | 本と雑誌


原田実さんは歴史研究家とのこと。
江戸しぐさがあったのか、無かったのかは単純な事実。
歴史学者はどう答えるのか。
興味がある。

目次

はじめに 「江戸しぐさ」を読み解く三つの視点
第1章 「江戸しぐさ」を概観する
第2章 検証「江戸しぐさ」―パラレルワールドの中の「江戸」
第3章 「江戸しぐさ」の展開―越川禮子と桐山勝
第4章 「江戸しぐさ」の誕生―創始者・芝三光と反骨の生涯
第5章 オカルトとしての「江戸しぐさ」―偽史が教育をむしばむ
第6章 「江戸しぐさ」教育を弾劾する―歴史教育、そして歴史学の敗北
おわりに 「江戸しぐさ」は最後の歴史捏造ではない
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まんがでわかる超一流の雑談力

2017-08-04 05:38:57 | 本と雑誌


まんがでわかるシリーズ。
期待せずに買ってみたのだが、この本も面白い。
よくできていると思う。
実践はなかなかできないのが残念。
監修は、安田正さん。

目次

1 第一印象は会った瞬間に決まる―言葉よりも表情で会話しよう!
2 声の第一印象は性格のイメージをつくる―声の出し方も「印象」のうち
3 自分のコミュニケーション・タイプを意識する―自分らしさで勝負しよう!
4 「話す」は3割、「聞く」が7割―相手にわかるように「聞いてみせる」
5 相手のリズムにシンクロして聞く―話がつまずかない聞き方をしよう!
6 雑談のリズムとムードで本題に突入する―聞きながら話をもっと深めていく
7 2度目の雑談でさらに距離を縮める―始まりは「好きになる!」という思い

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マンガでわかる! かならず伝わる説明の技術

2017-08-02 19:50:41 | 本と雑誌


期待しないで買ったのだが、意外に面白く、かつ分かりやすい。
良い本だと思う。
監修は鶴野充茂さん。

目次

第1章 結論から話そう―感情をこめすぎる人は説明下手
第2章 説明は短く・的確に―短くわかりやすい説明がデキる社会人の条件
第3章 イメージを共有しよう―デキると思われるメモ&メール
第4章 信頼を獲得する会議の説明―会議がはじまる前から本気で説明の準備を
第5章 相手を動かすスゴ技説明―自分の本気を説明するテクニック
第6章 全員に理解されるプレゼン説明―プレゼンは口頭でわかりやすく説明すべし

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