知人に勧められて読んだ本。
内田貴先生の本は実に読みやすい。
穂積陳重・八束兄弟のことも初めて理解できた気がする。
ステレオタイプ的な理解をしていたのが、恥ずかしい。
目次
はしがき
第一章 西洋法との遭遇
第二章 人材養成
第三章 「留学」の時代
第四章 日本が出会った法学――「歴史の世紀」のヨーロッパ
1 ヴィクトリア時代のイギリス法学
2 歴史主義の時代のドイツ法学
第五章 条約改正と法典論争――近代日本のナショナリズム
1 外国人の見た日本
2 ナショナリズムと条約改正
3 法典論争
第六章 法学の受容
1 啓蒙の時代
2 生きている遺制
3 伝統への沈潜
4 陳重の変化
5 法律進化論
6 西洋法学の深層への接近(法学の源流/自然法/法の文体)
第七章 祖先祭祀と国体――伝統の進化論的正当化
第八章 国家主義の法理論――明治国制の法的正当化
1 八束という「イデオロギー」
2 八束の西洋体験
3 国民国家の形成と法
4 明治国制の法的正当化
第九章 近代日本にとっての「法」と「法学」
注/あとがき/人名索引
著者の井川楊枝さんは、ライター。それもアンダーグラウンドな分野に強い方。
10数人のインタビューとのことであるが、それはそれで興味深い。
ただ、これでは、個別のケースは理解できても、「なぜ」は分からない。
皆さんはどうお読みになるだろうか。
目次
第1章 意見が分かれる不倫の良し悪し
第2章 不倫バッシングの構造
第3章 モラハラ社長と不倫の末
第4章 駅でナンパ待ちする主婦
第5章 セックスレスが続いて家庭崩壊
第6章 男と女で異なる不倫の形
第7章 21世紀型不倫―不倫相手をネットゲームで探す時代
第8章 子育てが終わっても終わらない夫婦関係
第9章 不倫に潜むトラブルの罠
第10章 いったい誰が悪いのか?