篠田直樹さんは、サラメシで有名になった方。
しっかりと読む本ではなく、斜め見する本である。
それにしても日々素晴らしいレベルで書いていらっしゃるのに感心する。
目次
シノダ課長のごはん絵日記 もくじ
はじめに 4
シノダ課長の「ごはん絵日記」とは 6
第一章 20 代 何でも食べよう、記録しよう。ここに「食記」始まる。
1990 年 27歳夏、転勤を機に記録開始 12
1991 年 結婚。入籍した日の天ぷらそば 14
1992 年 初めてのヨーロッパでハムに感動 16
第二章 30 代 気に入った店はとことん通う。食べるストーカー。
1993 年 30 歳春、娘が生まれた日の夕飯 20
1994 年 空港勤務で大忙し、サンドイッチをかじる 21
1995 年 子どもの日、ファミレスも悪くない 22
1996 年 次女が誕生、押し寿司で腹ごしらえ 23
1997 年 初便でパリ直行、カスレを味わう 28
1998 年 空前の穴子天ブームが到来 32
1999 年 なじみの寿司屋で息抜き 36
2000 年 ちらしの美しさと創作意欲 44
2001 年 一度決めたら、そば一筋 54
2002 年 大盛りかつ丼で人生に勝つ! 62
第三章 40 代 デカ盛り、メガ盛り、バイキング。まだまだ食えるね。
2003 年 串とラーメン、憩いの時間 70
2004 年 東海地区サラリーマンのランチ事情 78
2005 年 家族みんなで北京ダック 92
2006 年 100円ズシの底力 110
2007 年 中日日本一、おおいに盛り上がる 124
2008 年 チーズバーガーからフォアグラまで 132
2009 年 カレー・焼きそば強化年 142
2010 年 「読書日記」も開始、脳にも栄養を 154
2011年 念願の軍艦島上陸、長崎の味 160
第四章 そしてきょうも、記録は粛々と続けられる。50 代
2012 年 50歳。娘たちが大学、高校に進学 180
2013 年 憧れの作家デビューへ 196
シノダ課長のごはんコラム
『祖父の書斎』 18
『私とアメリカ』 43
『そば』 53
『かつ丼』 61
『ホットドッグとカルピス』 91
『寿司』 109
『名古屋カレー文化』 141
『弁当』 153
『博多』 159
『娘とイタリアン』 178
『イノーヴェという店』 201
シノダ課長の愛するお店 202
うまいもの7か条 204
絵日記のコツ 205
シノダ課長の 履歴書 206
佐伯啓思先生のこの本も「20世紀とは何だったのか―現代文明論〈下〉「西欧近代」の帰結 (PHP新書)
「西欧近代を問い直す (PHP文庫)
日本の進む道を考えるうえでのヒントを与えてくれる。
目次
第1章 近代から現代へ―第一次大戦の衝撃と西欧の悲劇
第2章 価値転換を迫られるヨーロッパ―ニーチェの真意
第3章 ニヒリズムと「存在の不安」―ハイデガーの試み
第4章 なぜファシズムが生まれたのか―根無し草の帰る場所
第5章 「大衆社会」とは何か―近代主義の負の遺産
第6章 経済を変えた大衆社会―貨幣の新しい意味
第7章 アメリカ文明の終着点―技術主義とニヒリズム
附論 「近代の超克」という試み―京都大学最終講義