ふとっちょパパの気ままな日記

読書履歴を中心に日々の記録を書きます

現場主義の競争戦略: 次代への日本産業論

2014-01-30 10:32:44 | 本と雑誌

恥ずかしながら、藤本隆宏さんを知らなかった。
製造業の生産管理方式の研究で知られてる方で、2002年の日本学士院恩賜賞を受けられた方である。

現場主義の競争戦略について、理論的に説明をされる。
情緒的でなく、納得感が高いし、勇気、元気が出てくる。

目次

第1講 「現場」は死なず―金融危機と優良現場
第2講 本社よ覚醒せよ―自滅の道を回避できるか
第3講 ぶれない枠組を持つ―製造業悲観論を超えて

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

私たちがプロポーズされないのには、101の理由があってだな

2014-01-27 14:44:25 | 本と雑誌

著者のジェーン・スーさんは、「ジェーン・スーは日本人です。」というブログを持つ日本人。
シニカルでなかなか面白い。
こういう本は、笑い飛ばしながら読むのがよいな。
真面目に読むと怖い。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

英国一家、日本を食べる

2014-01-26 12:17:55 | 本と雑誌

マイケル・ブースさんは、トラベルジャーナリスト、フードジャーナリストとのこと。
家族での日本旅行での100日間の食べ歩き、記録である。
単なる好き放題に行ったのではなく、信頼できる調整者がいるので、一線級の食事に行く。紹介されている店は、私などとても行けないところが多い。
もちろん、行けるB級グルメもある。
英国人に日本の味が分かるようになるには、時間が必要な気がするがいかがだろうか。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

柚子の花咲く

2014-01-25 09:05:54 | 本と雑誌

葉室麟さんの文庫本になったものを読む。
桃栗三年、柿八年は知っていたが、その後に柚子は九年で花が咲く、更には梨の大馬鹿十八年と続くとは知らなかった。
一応ハッピーエンドの話ではあるが、悪人には悪人の生まれ育ちからの理由があり、切ない。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

新老人の思想

2014-01-23 16:00:24 | 本と雑誌

私も老人の方が近くなっているので読んでみた。
五木寛之さんも年をとったのだなという感想である。
特にすごい思想があるということではない。

目次

「高齢者層」ではない、「老人階級」である
新老人の時代がきた
新老人五つのタイプ
これからの人間力
元気で長生きの理想と現実
不易と流行のさじ加減
豊かさについて考える
理想の「逝き方」をめざして

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「勝ち組」の男は人生で三度、挫折する

2014-01-22 11:22:58 | 本と雑誌

緒方俊雄さんの本の3冊目を読んでみる。
確かにそうなのだが、人生というのはそういうものかも知れない。
対処方法も書いてあるのだが、そううまくもいかないだろう。

目次

はじめに―挫折する「勝ち組」の男たち
第1章 優等生の挫折“20代半ば”
第2章 忠実な部下の挫折“40代前半”
第3章 スーパー仕事人間の挫析“60代前半”
第4章 「勝ち組」女性が挫折するとき
第5章 競争社会のゆくえ
第6章 人生の四季

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

蜩ノ記

2014-01-22 10:17:47 | 本と雑誌

葉室麟さんの直木賞受賞作。文庫になるのを待って購入、読んだ。

いつもながら、凛とした生き方が伝わってくる、素晴らしい作品である。

ただ、他の葉室作品と比べて素晴らしいかというとそうでもないように思う。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

何度も読みたい広告コピー

2014-01-20 16:36:29 | 本と雑誌

パイインターナショナル編。
何度も読みたいということは無かった。
ただ、一覧するには良い。

目次

巻頭特集 名コピーライターの名作ボディコピー
【顧客目線型】ー商品を使う人、買う人の視点で表現
【企業・商品メッセージ型】ー広告主である企業側の視点で表現
【第三者メッセージ型】ーキャラクター、タレントが企業側の視点で表現
【物語型】ー詩、小説のようなストーリー仕立てで表現
巻末特集 私が愛したボディコ ピー

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

世界と闘う「読書術」 思想を鍛える一〇〇〇冊

2014-01-19 21:59:05 | 本と雑誌

佐藤優さんと佐高信さんの対談。
新書で1000冊の紹介はできないが、理解した気になるところが楽しい。

目次

第1章 宗教・民族と国家
第2章 家族と国家
第3章 戦争・組織
第4章 日本とアメリカ
第5章 沖縄・差別の構造
第6章 日本・日本人
第7章 文学・評伝・文芸批評
第8章 社畜とブラック企業
第9章 未来を読む

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

神道はなぜ教えがないのか

2014-01-18 18:30:45 | 本と雑誌

宗教学者である、島田裕巳さんの本。
「ない宗教」としての神道がキーワードである。
なかなか興味深い本であった。

目次

第1章 「ない宗教」としての神道
第2章 もともとは神殿などなかった
第3章 岩と火 原初の信仰対象と閉じられた空間
第4章 日本の神道は創造神のない宗教である
第5章 神社建築はいつからあるのか
第6章 「ない宗教」神道と「ある宗教」仏教との共存
第7章 人を神として祀る神道
第8章 神道とイスラム教の共通性
第9章 神主は、要らない
第10章 神道は変化を拒む宗教である
第11章 遷宮に見られる変化しないことの難しさ
第12章 救済しない宗教
第13章 姿かたちを持たないがゆえの自由
第14章 浄土としての神社空間
第15章 仏教からの脱却をめざした神道理論
第16章 神道は宗教にあらず
第17章 「ない宗教」から「ある宗教」への転換
第18章 神道の戦後史と現在

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

統計学を拓いた異才たち

2014-01-16 13:50:33 | 本と雑誌

統計学に興味があるが、理解できないまま、私の人生も終わろうとしている。
この本は、統計学を作った人々をヴィヴィッドに描き出しており興味深い。

著者のデイヴィッド・ザルツブルグさんは1931年生まれ、ファイザー社に入社後、統計コンサルタントになった方。
統計学の歴史を人物を通して学べる。各章の表題もしゃれており、好きだな。

目次

第1章 紅茶の違いのわかる婦人
第2章 歪んだ分布
第3章 かの親愛なるゴセット氏
第4章 厩肥の山を調べ上げる
第5章 「収量変動の研究」
第6章 「百年に一度の洪水」
第7章 フィッシャーの勝利
第8章 死に至る分量
第9章 ベル型曲線
第10章 当てはまりのよさを検定すること
第11章 仮説検定
第12章 「信用」詐欺
第13章 ベイズの異説
第14章 数学のモーツァルト
第15章 下から見上げた眺め
第16章 母数を取り除く
第17章 全体より部分が優れているとき
第18章 喫煙はがんの原因か
第19章 最高の人を求めるのであれば……
第20章 ただ、純朴なテキサス農場ボーイとして
第21章 天才誕生
第22章 統計学のピカソ
第23章 悪影響の扱い方
第24章 産業を再生した男
第25章 黒ずくめ女史のアドバイス
第26章 マルチンゲールの行進
第27章 治療の意図
第28章 コンピュータは自分自身に向かってゆく
第29章 隠れた欠点のある崇拝物

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

クマムシ博士の「最強生物」学講座: 私が愛した生きものたち

2014-01-13 08:31:07 | 本と雑誌

堀川大樹さんは、クマムシ研究者。
以前「クマムシ?!―小さな怪物 (岩波 科学ライブラリー) 」という本を読んだことがあったので、買ってみる。
堀川大樹さんは、むしブロというブログを書いていらっしゃるし、有料メルマガも出しているとのこと。
なかなか、面白い人だ。

目次

はじめに

第1章 地上最強動物クマムシに敬礼

乾燥、超低温、放射線、高圧、そして宇宙空間。地上最強動物クマムシの生存
可能領域は地球外にまで広がっている。実在する奇跡・クマムシに出会ったと
き、誰でも敬礼せずにはいられない。

・「クマムシって何?」という奇特な方へ
・「わたしの放射線耐性力は57万レントゲンです」
・クマムシのエクストリームフレンドたち
・ついに乾いたミニ人間
・「サイヤ人死にかけ&復活実験」で覚醒したスーパー放射線耐性菌
・サイボーグ生命体の誕生を祝福する

第2章 クマムシミッション・ハイテンション

地上最強動物クマムシの生態を頭で理解したら、次はいよいよ実践だ。クマム
シ捕獲計画に、クマムシ増殖祭り。想像しただけで、大興奮。クマムシミッシ
ョン、ハイテンション。

・クマムシ捕獲計画実行中
・クマムシ増殖祭り開催中
・クマムシさんを人類救済の切り札に
・超高校級と呼ばれたあるヤングサイエンティストの野望

第3章 暴かれた宇宙生命体の真実

科学者が踏み込んだ新たな学問領域、宇宙生物学。生命起源の解明、地球外生
存可能範囲の特定、そして地球外生命の探索。未知なる世界の深淵に科学者た
ちが見た、宇宙生命体の真の姿とは・・・。

・ヒ素で毒づく宇宙生物学界
・地球人と火星人は双子どうしかもしれない
・私たちは宇宙生まれ地球育ちかもしれない
・スクープ:納豆菌は宇宙生命体だった
・日本に大量増殖したミュータント人間とその原因

第4章 キモカワクリーチャー劇場アゲイン

一見気持ち悪いが、よく見ると可愛いらしい生きものたち。そんなキモカワク
リーチャーたちの魅力に気付いてしまったらもう最後。引き返せない、戻れな
い。ようこそ、魅惑のキモカワクリーチャ―劇場へ。

・キモカワアニマルのキモカワ精子
・不老不死の怪物と地球脱出と
・出動! サイボーグゴキブリ
・クモの糸をはくカイコ
・生き物をゾンビにするパラサイトの華麗なる生活

第5章 博士生態学講座

世界で生み出される博士の数は増加の一途をたどっている。街で石を投げれば
当たるほどにコモデティ化した博士。とはいえ、外界から博士たちの実態を知
るのは容易でない。ここでは、知られざる博士たちの生態をお見せしよう。

・スーパー研究者たちの掟
・意識の高い博士の特徴
・理系研究室分類学
・理系的「ジョジョの奇妙な英語学習法」
・フジツボ貴婦人あらわる
・バッタに捕食されたい博士

第6章 ぼくたちみんな恋愛ing

この世に男と女がいる限り、恋愛戦争に終わりは無い。それは人間界だけに限
らない。今日も明日も明後日も。ぼくたちみんな、エンドレス恋愛中。

・オタクと変態はモテる
・タイムトラベラーと肉体関係を持つのは危険
・悪魔を召還し、嫌がる相手と無理矢理交尾するオス
・うんこになって飛行移動するカタツムリ
・パラサイト男子とその彼を体内に宿した女子の愛の物語

あとがき

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

官能教育 私たちは愛とセックスをいかに教えられてきたか

2014-01-09 22:22:10 | 本と雑誌

植島啓司さんの

帯には、愛人論と書いてあるが、それとも言えない。
不倫論のところは興味深かったが、最後の方はどういう趣旨の話なのか分からないままだった。

目次

はじめに
第一章 人にはなぜ愛人が必要なのか
第二章 愛はいつまでも続かない
第三章 官能教育
第四章 どうして不倫はいけないのか
第五章 窮極の贈り物
第六章 セックスに対抗するにはキスしかない
おわりに

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

すぐ会社を休む部下に困っている人が読む本 それが新型うつ病です

2014-01-09 06:39:43 | 本と雑誌

著者の緒方俊雄さんは、カウンセラー。
医者とは違った視点から、新型うつ病、その対処法を説明。
興味深い。

目次

序章 本人よりも周りが困る?
第1章 時代の必然で生まれた病気
第2章 「回避性」「自己愛性」「他責性」が3大特徴
第3章 カウンセリングで分かった回復へのヒント
第4章 家庭・会社のお荷物にしないために
第5章 自立できる力をどう育てるか

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ユーミンの罪

2014-01-07 16:42:52 | 本と雑誌

酒井順子さんの本。
ユーミンは好きなので、読んでみた。
首肯できる指摘が多い。

ただ、指摘されるまで、詩にそんな深い意味があるとは全く考えていなかった。

目次

1  開けられたパンドラの箱  「ひこうき雲」(1973年)
2  ダサいから泣かない  「MISSLIM」(1974年)
3  近過去への郷愁  「COBALT HOUR」(1975年)
4  女性の自立と助手席と  「14番目の月」(1976年)
5  恋愛と自己愛のあいだ  「流線型‘80」(1978年)
6  除湿機能とポップ  「OLIVE」(1979年)
7  外は革新、中は保守  「悲しいほどお天気」(1979年)
8 “つれてって文化”隆盛へ  「SURF&SNOW」(1980年)
9  祭の終わり  「昨晩お会いしましょう」(1981年)
10 ブスと嫉妬の調理法  「PEARL PIERCE」(1982年)
11 時を超越したい  「REINCARNATION」(1983年)
12 女に好かれる女  「VOYAGER」(1983年)
13 恋愛格差と上から目線  「NO SIDE」(1984年)
14 負け犬の源流  「DA・DI・DA」(1985年)
15 1980年代の“軽み”  「ALARM a la mode」(1986年)
16 結婚という最終目的  「ダイアモンドダストが消えぬまに」(1987年)
17 恋愛のゲーム化  「Delight Slight Light KISS」(1988年)
18 欲しいものは奪い取れ  「LOVE WARS」(1989年)
19 永遠と刹那、聖と俗  「天国のドア」(1990年)
20 終わりと始まり  「DAWN PURPLE」(1991年)              

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする