ふとっちょパパの気ままな日記

読書履歴を中心に日々の記録を書きます

「日本文化論」の変容―戦後日本の文化とアイデンティティー

2007-05-28 14:11:53 | 本と雑誌

ルース・ベネディクト著『菊と刀』、川島武宜著『日本社会の家族的構成』、中根千枝著『タテ社会の人間関係-単一社会の理論』、土居健郎著『「甘え」の構造』、ペンダサン著『日本人とユダヤ人』等々、日本人論は好きで、学生時代によく読んだものである。

いつも参考にしている思案中さんが、3回に渡り紹介していたので、纏まった整理ができている本として読んでみた。

1990年初出と少々古いが、コンパクトに要領よく纏められた本であり、概観するのに良い。さすがに吉野作造賞受賞のロングセラーである。

目次

1 戦後日本と「日本文化論」の変容
2 『菊と刀』の性格
3 「否定的特殊性の認識」(1945~54)
4 「歴史的相対性の認識」(1955~63)
5 「肯定的特殊性の認識」前期(1964~76)、後期(1977~83)
6 「特殊から普遍へ」(1984~)
7 「国際化」の中の「日本文化論」

「日本文化論」の変容―戦後日本の文化とアイデンティティー

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松下電工卒業論文

2007-05-27 15:35:32 | 本と雑誌

ITビジネスフェアで「織姫と牽牛は光通信でデート? 交野が原の七夕伝説と全国七夕サミット」と題して講演をお願いした鳥居貞義様の本。

鳥居貞義様1996(平成8年)卒、尾崎泰国様2002(平成14年)卒のお二方の松下電工卒業論文である。元になっているのは、「ふるからーがいく」と言うタイトルの本で、「全松下創業の商品である配線器具のトップシェア戦略、特に海外でのトップシェア戦略を筆者が現役の時に纏めて記録したもの」とのこと。

ユニークな出版であり、市販されていないので、全国の書店での入手は難しい。

鳥居様から、ちょうどメールをいただいたので、紹介しておきたい。

*******
ジュンク堂大阪本店(堂島アバンザ)で、私が代表をしているネスト企画で扱っている図書(『交野が原と七夕伝説』、『徐福さん』、『ある老学徒の手記』『松下電工卒業論文』、『中国神話故事』)を一括して扱って頂く事になりました。
友人、知人、関係者にPRいただければ誠に有難くご案内申し上げます。

ネスト企画
ロマン科学する
鳥居貞義☆Ed.☆
http://www15.ocn.ne.jp/~nestplan/
http://www.yuko.ne.jp/tanabata/ ←更新しました

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交野ヶ原と七夕伝説

2007-05-25 17:19:48 | 本と雑誌

交野が原(大阪府枚方市、交野市)は、七夕発祥の地とのこと。
詳しくは、「織姫と彦星が出会うまち」を参照していただきたい。

当地に、「天の川七夕星まつりの会」があり、会結成10周年を記念し、2000年7月7日に発行した本が、今回読んだ本である。

全国の本屋にはなく、個別に注文してほしいとのこと。1500円(別に送料400円)で子供から大人まで楽しめる。
注文はこちらから。

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七夕発祥の地 「交野ヶ原」(大阪府枚方市・交野市)

2007-05-24 20:29:56 | 日記・エッセイ・コラム

先日枚方でイベントを行ったときに、講演会も開催。

講師は、天の川七夕星まつりの会 副会長 鳥居貞義様
基調講演:テーマ
「織姫と牽牛は光通信でデート? 交野が原の七夕伝説と全国七夕サミット」紹介

2007年7月7日に開会予定の「全国七夕サミット」の話などを交えてお話いただいた。
立派なホームページもお持ちです。是非、ご覧ください。
http://www.yuko.ne.jp/tanabata/

天の川七夕星まつりの会として、も出していらっしゃいます。
http://www.yuko.ne.jp/tanabata/book.htm
全国の書店には置いていないようですので、HPを見てご注文いただくことになるようです。

こういうものがあるとは知らなかったので、新しい発見をしました。

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貧困の光景

2007-05-21 18:34:19 | 本と雑誌

曽野綾子さんの体験に基づくレポート。

日本の格差論議、貧困論議がむなしくなる。もちろん、日本は日本として、その国内における貧困問題を解決しなければならないが、そんなものを貧困とは言わせない世界を描いて、迫ってくる。

海外邦人宣教者活動援助後援会(JOMAS)が後援する日本人が、男女ともにいることにも驚かされる。

貧困の光景

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ニッポン・サバイバル―不確かな時代を生き抜く10のヒント

2007-05-20 17:02:13 | 本と雑誌

表題を見たときにあまり魅力を感じなかったが、読んでみる。

議論が身の回りで行われないまま、国政だけが進んでいる時に、一歩立ち止まって考えるための、良い材料になる本である。

もちろん、各種の政治的課題に対し世間では議論をしているのだろうが、少なくとも私の周りでは自分も含め議論をすることはない。自分で考えるときの、参考になる。

ニッポン・サバイバル―不確かな時代を生き抜く10のヒント

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林住期

2007-05-20 16:49:58 | 本と雑誌

cocoistでのお友達が紹介していた本。

五木寛之さんの「林住期」を一気呵成に読む。
確かに、30代、40代に読むといいだろうが、その時代には分からないだろうなー。
冒頭にこうある。
*****
古代インドでは、
 人生を四つの時期に分けて考えたという。
  「学生期(がくしょうき)」、「家住期(かじゅうき)」、そして「林住期(りんじゅうき)」と「遊行期(ゆぎょうき)」。
  「林住期(りんじゅうき)」とは、社会人としての務めを終えたあと、
   すべての人が迎える、もっとも輝かしい
    「第三の人生」のことである。
*****
人生100年を25年づつに分け、50歳からを林住期として、黄金時代だと説く。
なかなか、含蓄溢れる本です。

林住期

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パンツが見える。―羞恥心の現代史

2007-05-20 07:18:24 | 本と雑誌

井上章一先生の本はどれも目に留まるが、「アダルト・ピアノ―おじさん、ジャズにいどむ」しか読んだことがなかった。

パンツが見える。―羞恥心の現代史」も気になる本であったが、手が伸びていなかったものである。米原万里さんの紹介があったので、買ってみた。

面白い本である。何事にも歴史があるのだなと思うし、未来の見通しもできそうである。透徹した論理を持って、丹念に資料にあたっているところに著者の誠実さを感じる。

目次

1 白木屋ズロース伝説は、こうしてつくられた
2 パンツをはかなかったころの女たち
3 ズロースがきらわれたのは、どうしてか
4 「みだら」な女も、はいていた
5 パンチラをよろこぶ感情が、めばえるまで
6 ズロースからパンティへ
7 くろうと筋からの風俗史
8 一九五〇年代パンチラ革命説

パンツが見える。―羞恥心の現代史

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ガラスの地球を救え―二十一世紀の君たちへ

2007-05-18 11:36:57 | 本と雑誌

手塚治虫さんのマンガではない本。

人間、自然、文明、文化等について、考え抜いてマンガを描いていらっしゃったのだと再認識させられる。

ガラスの地球を救え―二十一世紀の君たちへ

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会いたかった人、曲者天国

2007-05-17 17:45:13 | 本と雑誌

中野翠さんの本。

確かに会いたくなるような人ばかりであるし、曲者の紹介である。

目次

ジョージ・オーウェル―作家・評論家
チェルヌィシェフスキイ―思想家
ココ・シャネル―ファッション・デザイナー
樋口一葉―作家
左卜全―俳優
高校生A君―祖母殺し高校生自殺事件
田中清玄―思想家・実業家
古今亭志ん生―落語家
“美人ママ”A―商社員射殺事件
ロバート・L.フィッシュ―ミステリ作家
プレストン・スタージェス―映画監督
エルザ・スキャパレッリ―ファッション・デザイナー
ピーター・ローレ―俳優
淡島寒月―趣味人・作家
熊谷守一―画家
ダイアン・アーバス―写真家
今 和次郎―考現学者
佐分利 信―俳優
P・G・ウッドハウス―ユーモア作家
福地桜痴―新聞人・劇作家
三田平凡寺―コレクター
福田恆存―評論家・劇作家
松廼家露八―幇間
内田魯庵―評論家・古書研究家
依田学海―漢学者・劇作家
徳川夢聲―芸能人・随筆家
ジェイムズ・サーバー―作家・イラストレーター
中里介山―作家
中野みわ
山中貞雄―映画監督
嵐 寛寿郎―俳優
杉浦 茂―マンガ家
松本かつぢ―マンガ家・さし絵画家
古川ロッパ―喜劇俳優
式場隆三郎―精神医学者
斎藤達雄―俳優
清水 宏―映画監督
森 雅之―俳優
桑野通子―女優

会いたかった人、曲者天国

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人を動かす 新装版

2007-05-17 15:26:21 | 本と雑誌

デール・カーネギーの本は有名ではあるが、読んだことがなかった。

特に新しい発見があるというものでもないが、参考になる。実践できるかどうかがポイント。

目次

1 人を動かす三原則
2 人に好かれる六原則
3 人を説得する十二原則
4 人を変える九原則
付 幸福な家庭をつくる七原則

人を動かす 新装版

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スポーツ解体新書

2007-05-09 16:05:25 | 本と雑誌

スポーツとは何か、日本において何故体育となったのか、アマチュアリズムの問題点等を体系的に明らかにする。

スポーツを楽しむ市民が増えることにより、世界が変わっていくという期待を持たせる書である。

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リトル・プリンセス

2007-05-06 18:23:15 | 映画

引き続きOCNシアターで1995年の「リトル・プリンセス」を見る。

けなげに「全ての女性は、お姫様」と信じて生きる少女の姿が、アメリカ女性の心も捉えたと聞く。ハッピーエンドで素晴らしく晴れ晴れしい気持ちになれる作品。

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近未来蟹工船レプリカント・ジョー

2007-05-06 16:17:36 | 映画

OCNシアターで「近未来蟹工船レプリカント・ジョー」を見る。

<自主映画界で活躍し、「毒婦マチルダ」でTV 東京番組『たけしの誰でもピカソ』の第一回映像アーティストピカソ大賞を受賞した松梨智子の2年ぶりの新作。シュールかつハイテンションな演出が光るアングラ映画。>とのこと。

私には理解できない内容であった。

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大怪獣東京に現わる

2007-05-06 13:04:03 | 映画

引き続きOCNシアターで1998年の「大怪獣東京に現わる」を見る。

怪獣がでない、バタバタコメディ。福井という地方都市が題材であるので、その目を通した、東京や大阪をTVで見る視点は、おかしくもあり、正鵠を得ている。

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