ふとっちょパパの気ままな日記

読書履歴を中心に日々の記録を書きます

言語学の教室 哲学者と学ぶ認知言語学

2013-08-29 22:06:28 | 本と雑誌

哲学者の野矢茂樹さんと言語学者である西村義樹さんの認知言語学に関する対談。
簡単な言葉の例だが、実に難しい。
深いものである。
理解はできないが、面白い。

目次

第1回 「彼女に泣かれた」―認知言語学の誕生
第2回 「太郎が花子に話しかけてきた」―文法は意味と切り離せるか
第3回 典型的な鳥と変な鳥がいる―プロトタイプと百科事典的意味論
第4回 「死なれた」のか「死なせた」のか―使役構文の家族的類似性
第5回 「村上春樹を読んでいる」―メトニミーをどう捉えるか
第6回 「夜の底が白くなった」―メタファー、そして新しい言語観へ

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本当の大人の作法 価値観再生道場

2013-08-22 06:55:24 | 本と雑誌

内田樹さん、名越康文さん、橋口いくよさんによる鼎談。
話題が多いが、一つ一つの分量は少なく、浅い感じになっている。

ただ、下記の目次を読むだけでも、面白いです。言葉が決まっています。

目次

第1章 物語の獲得
 「物語」がもたらすもの
 ライブに見いだす物語の「型」
 型の中でこそ獲得できる物語とは?
第2章 街と物語
 「東京」という名前がはらむ物語
 街は我々の生きる舞台
 右肩上がりの幸福という呪縛から逃れる方法
 本物の豊かさとは
第3章 親供養
 人生の空白を埋める物語
 物語は予言の書でもある
 親供養の必要性
第4章 揚げ足をとる人々
 言葉の持つ攻撃性に自覚的になること
 揚げ足予防が生んだ言葉のいびつさ
 まずは言葉をごくんと飲み下す
第5章 国を祝福しよう
 ツイートするときは「五・七・五」
 日本の歌から情景描写が消えた
 飲み下そう日本!
第6章 かっこいい老い方
 自分の住む場所を祝福する
 武田鉄矢に学ぶ日本人男性の年の重ね方
 男は老いてガランドウになるといい風合いが出てくる
 日本女性の老い方が見つからない
 四十代女性のロールモデル
 かわいいおばあちゃんは実在するのか?
 都市のアクティブさと老人の佇まいのズレ
第7章 知性は贅肉のようについてくる
 これからの言語表現に必要なのは「かわいさ」と「うどん的文章」
 意味がわからなくても、ひとまず飲み込むことに意味がある
 訊く大切さもあれば、訊かない大切さもある
第8章 中立ぶるのはもうやめよう
 内田文体の秘密
 真のオリジネーターはフォロワーを求めない
 自分を慰めるために、人を叩いている
第9章 なぜ人は人を叩くのか
 バッシングのスタートラインとは
 「ファン」と「嫉妬する人」は表裏一体
 他人の自己判断の領域にまで踏み込んでしまっている
 写真本体よりも、そこにある「悪意」が怖い
第10章 定型圧力のすさまじさ
 ヤンキー文化が信仰するものとは?
 人は定型から出ない努力を、必死にしている
 仕事で着る服こそ、素敵なものにしよう
第11章 執着をとる方法
 執着心が強い人には鬼のツノが生える!?
 執着は、時として命さえも落とす
 執着へのブレーキは「?」
 必要なのは物語
第12章 愛の反対語は敬意
 愛と敬意
 あてつけという愛情表現
 馬鹿なふりをする女性たち
 わからないことの大切さ

 

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恋しぐれ

2013-08-20 00:05:45 | 本と雑誌

葉室麟さんの恋愛小説短編集。
登場人物は、与謝野蕪村、円山応挙、上田秋成など。
切ないが、救いがある。

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日本語に主語はいらない

2013-08-19 23:44:30 | 本と雑誌

金谷武洋さんは、モントリオール大学で日本語を教える方。
日本語を日本語として考えるべきと言う文法論だろうと思う。
なかなか興味深い。
学問的にはどう位置づけられているのだろうか。

目次

序章 モントリオールの日本語教室から
第1章 日本語に人称代名詞という品詞はいらない
第2章 日本語に主語という概念はいらない
第3章 助詞「は」をめぐる誤解
第4章 生成文法からみた主語論
第5章 日本語の自動詞/他動詞をめぐる誤解
終章 モントリオールから訴える

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日本人の知らない日本語4 海外編

2013-08-18 22:12:02 | 本と雑誌

蛇蔵&海野凪子さんの本。今回は海外取材の結果が本となっている。

なかなか面白い。

目次 

第1章 フランス編
第2章 ベルギー編
第3章 ドイツ編
第4章 イギリス編
第5章 オーストリア編
第6章 チェコ編
第7章 スイス編
第8章 さまざまな学び方
第9章 みんな来日直後がありました

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本当はずっとヤセたくて。自分のために、できること

2013-08-17 17:19:42 | 本と雑誌

細川貂々さんは、「ツレがうつになりまして」で有名になった方。
ダイエット本は数冊読むが、この本はこの本で面白い。
やる気になる本であろう。

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修業論

2013-08-17 15:28:50 | 本と雑誌

武道家、内田樹先生の論。
哲学とのつながりもあり、何度読んでも新しい。
なかなか興味深いが、特に司馬遼太郎が修業を描かなかったという指摘は考えたこともなかった視点であり、ユニークだ。。

目次

1 修業論―合気道と私見
2 身体と瞑想
3 現代における信仰と修業
4 武道家としての坂本龍馬

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料亭、三越、ディズニーを経て学んだ 日本人が知っておきたい心を鍛える習慣

2013-08-14 08:09:50 | 本と雑誌

上田比呂志さんは、料亭に生まれ、三越、ディズニーで仕事をした方。
書いてあることは普通のことであるが、なかなか興味深い。
若い人には読んでもらいたい本であろう。

目次

Chapter1 鍛える
Chapter2 律する
Chapter3 捨てる
Chapter4 軸を据える
Chapter5 喜びを分かつ
Chapter6 知恵を絞る
Chapter7 使命を果たす

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「いい人」をやめると楽になる―敬友録

2013-08-09 12:42:53 | 本と雑誌

曽野綾子さんのエッセイ。
気が楽になる。

目次

1 人はみな、あるがままでいい
2 性悪説のすすめ
3 失礼、非礼の領域とは
4 「与える」ということ、「与えられる」ということ
5 「いい人」をやめるつきあいかた
6 品性(ひと)が現われるとき
7 代価を払ってこそ手に入る関係
8 どうすれば他人の生き方が気にならないか
9 憎しみによって救われることもある
10 人は誰の本心も本当はわからない
11 愛から離れた親にならないために

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イングリ―熱血人情高利貸―

2013-08-04 07:35:45 | 本と雑誌

山口恵以子さんの著。
山口さんは1958年生まれということで、ふとっちょパパとは同年生まれだ。
第20回松本清張賞を受賞したという従業員食堂のおばちゃんである。
テレビでインタビューを見たこともあるが、なかなか爽快。
イングリはイングリード・バーグマンに似た高利貸との設定。
荒唐無稽な話だが、なかなか面白い。
人気が出るとよいな。

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