ふとっちょパパの気ままな日記

読書履歴を中心に日々の記録を書きます

私鉄3.0 - 沿線人気NO.1・東急電鉄の戦略的ブランディング

2019-01-31 22:56:50 | 本と雑誌


著者の東浦亮典さんは、東急急行電鉄に入社後、新規事業開発などを担当されている方。
実に興味深い。
東急グループの力を感ずる本である。

目次

第1章 東急の成り立ち
第2章 多摩田園都市の開発
第3章 東急の成長と停滞
第4章 東急沿線が人気であり続ける理由
第5章 東急沿線で人気の街
第6章 私鉄はどう稼ぐか
第7章 新しいまちづくりの形
第8章 私鉄3.0―東急の今後と私鉄の未来

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偉くない「私」が一番自由

2019-01-29 08:31:04 | 本と雑誌


最近米原万里さんを続けて読んでいる。
この本も読んだことはあるのだが、再読。
佐藤優さんの編集が良い。

目次

シェフからのおすすめ 佐藤優
〈冷たい前菜五品〉
三つのお願い
キャビアをめぐる虚実
氏か育ちか
不眠症に効く最良最強の薬
夏休み、子供や犬猫の溢れるエネルギーを火事に生かそう
〈温かい前菜三品〉
夢を描いて駆け抜けた祖父と父
夕食は敵にやれ!
プラハからの帰国子女
〈第一の皿 チョウザメの串焼き〉
東京外語大学卒業論文 ニコライ・アレクセイェヴィチ・ネクラーソフの生涯
〈口直し ウォトカ味のシャーベット〉
モテる男は短い
〈赤ワイン〉
コミュニケーションという名の神に仕えて

-中略-

〈デザート〉
金色の目をした銀色の猫
〈食後酒〉
偉くない「私」が一番自由

シェフからのご挨拶
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福岡市を経営する

2019-01-27 21:59:36 | 本と雑誌


高島宗一郎さんは、2010年に福岡市長に36歳でなった方。
東京にいると、出身地の市長だとは言っても全く知らなかった。
素晴らしい人材である。
こういう人が東京都の都知事だったら、もっと素晴らしい都になるように思う。

目次

はじめに 36歳で市長になったら、まわりは敵だらけだった
1章 挑戦―出馬と裏切り、選挙のリアル
2章 逆襲―数字と結果で流れを変える、弱者の逆転戦略
3章 決断―スピードと伝え方が鍵。有事で学んだリーダーシップ
4章 情報―テクノロジー、SNSの活かし方
5章 戦略―攻めの戦略と市民一人ひとりの意識改革
6章 覚悟―キャリアと死生観、自分の命の使い方
おわりに 成功の反対は挑戦しないこと
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米原万里ベストエッセイ(2)

2019-01-23 22:13:13 | 本と雑誌


米原万里さんのエッセイはすべて読んだ。
そのベストということであり、誰がどう選んだのかわかないが、読んでみる。
やはり素晴らしい。

目次

ドラゴン・アレクサンドラの尋問
人類共通の価値
酒を飲むにもほどがある
チボー少年と人魚姫
同時に二人の旦那に仕える従僕
鎖国癖
アンドレイ・サハロフ『サハロフ回想録』
「創造的な」判決を下す裁判官の判例
終生ヒトのオスは飼わず
無芸大食も芸のうち
わが家が一番
疎外の極致
ミハイル・セルゲービッチ・ゴルバチョフ
国家機密の隠し方
ちいさいおうち
文化の差異は価値を生む
心臓に毛が生えている理由
言葉は誰のものか?
旅行者の朝食
シリーズをめぐる三つの教訓と一つの予想
イチジクの葉っぱはなぜ落ちなかったのか
猫に似た人
叔父の遺言
身内の反乱者
わたしのお姫さま歴
解説 斉藤美奈子
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米原万里ベストエッセイ (1)

2019-01-22 08:47:27 | 本と雑誌


米原万里さんのエッセイを久しぶりに読む。
どのようにしてベストエッセイを選んだのか不明だが、興味深い。
どれも読んだことがあるはずだが、心を打つ作品群である。

目次

トルコ蜜飴の版図
方言まで訳すか、訛りまで訳すか
ムスチスラフ・レオポルドビッチ・ロストロポービッチ
食べずにはいられない
遠いほど近くなる
自由という名の不自由
フンドシチラリ
多数派シンドローム
「甘い言葉には裏がある」
卵が先か、鶏が先か
美女の基準
手は口ほどにモノをいい……
通訳=売春婦論、もう一つの根拠
何でもプール
北風と太陽
打ちのめされるようなすごい小説
ガセネッタ・ダジャーレとシモネッタ・ドッジ
美しさに惑わされるな
アルバイトがアルバイトを紹介する法則
壺 算
反日感情解消法
台風一過
四〇年来の謎
望郷指数
バグダッドの靴磨き
解説 池澤夏樹
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ミス・エージェント

2019-01-20 17:53:09 | 映画


アマゾンプライムで見る。
何とも言えない映画だ。
気楽と言えばお気楽。
マイリー・サイラスはトップアイドルとのこと。
そんな感じかな。
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姉・米原万里

2019-01-20 08:56:44 | 本と雑誌


米原万里さんの本は好きですべて読んだ。
妹さんの井上ユリさんが、料理を通じて、姉を語る。
妹さんも、井上ひさしさんの奥様にして、料理教室を主宰する方。
米原万里さんの本にも何度も登場する方で、良く知っているような気がする方の、米原万里さんへの愛が語られる。
興味深い。

目次

卵が大好き
米原家の大食い伝説
プラハの黒パン
クネードリキ
ソビエト学校のキャンプ
赤いエリートの避暑地
父の料理、母の料理
大好きな写真
米原万里が詩人だったころ
職業は「踊り子」
きれいな一重まぶた
飲まない万里のまっ茶な真実
毛深い家族
わたしは料理の道へ
いつも本を読んでいた
「旅行者の朝食」

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大阪的 「おもろいおばはん」は、こうしてつくられた

2019-01-17 23:35:42 | 本と雑誌


井上章一さんを久しぶりに連続で読む。
副題は煽情的。
中身は、大阪論である。

目次目次

第1章 大阪人はおもしろい?
第2章 阪神ファンがふえた訳
第3章 エロい街だとはやされて
第4章 美しい人は阪急神戸線の沿線に
第5章 音楽の都
第6章 「食いだおれ」と言われても
第7章 アメリカの影
第8章 歴史のなかの大阪像
第9章 大阪と大阪弁の物語
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ミッションスクールになぜ美人が多いのか 日本女子とキリスト教

2019-01-11 07:44:27 | 本と雑誌


井上章一さん、郭南燕さん、川村信三さんの本。
表題は扇情的だが、内容は極めて真面目。
キリスト教の日本への受容史である。
なかなか、興味深い。

目次

第一章 プロテスタント校はあなどれない 【井上章一】
――読者モデルを量産するわけ
●かわいい、金持ち、キリスト教
●クリスマス、そしてチャペル
●ファッション雑誌から見えてくること
●雑誌を資料とする限界も
●モデルの「美しさ」とは
●女子学生の15%が読者モデル
●プロテスタンティズムの可能性

第二章 ミッション系大学の成功物語 【郭南燕】
――なぜ女子アナの多数を占めるのか
●女子アナの半分近くはキリスト教校出身者
●慈愛と奉仕を理念とするキリスト教系大学
●ゴッドを取り入れた福沢諭吉の家庭教育
●宣教師に学んだ大隈重信
●愛をはぐくむ皇室
●細川ガラシャを美人に仕立てた宣教師たち
●宗派に帰属しない日本人のトリプル信仰
●人気は神に祝福される教会結婚式
●讃美歌に由来する小学唱歌
●キリスト教に違和感のない日本人

第三章 変遷するキリスト教イメージ 【川村信三】
――悲劇のカトリック受容史を見直す
●日本社会で承認を得るための苦闘
●「淫祠邪教」からの出発
●パリ外国宣教買いとフランス人神父・修道女による布教
●ミゼリコルディア(慈悲)の精神で慈善事業を開拓
●「童貞様」の献身性が醸し出す雰囲気
●「貧者と病者の宗教」というあらたなイメージ
●カトリックへの逆風――教育勅語と文部省訓令十二号
●「中・上流」へのアクセスとしての高等教育重視

第四章 「お嬢様学校」を生み出したカトリック 【川村信三】
――女子教育で人気の秘密
●プロテスタント学校の姿勢に学ぶ
●女子教育の理念と「結婚」への介入
●「ヨーロッパになろとした日本」とキリスト教
●カトリック系は「お嬢様学校」というイメージ
●「裕福な親」のミッション校志向
●上流に流れる日本のエスタブリッシュメント
●文化として需要されたキリスト教

あとがき
主な参考文献
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夫婦という病

2019-01-09 09:02:14 | 本と雑誌


岡田尊司さんの本は数冊読んでいる。
アスペルガーの専門家として知っている感じだが、良い精神分析医でいらっしゃるように思う。
興味深い本である。

目次

はじめに パートナーを愛していますか?

第一部 夫を愛せない妻たち

第一章 なぜ気持ちが通じないのか
第二章 自己愛夫に傷つく妻の自己愛
第三章 怒りのスイッチ
第四章 愛と優しさに飢えて
第五章 一人ではキャッチボールはできない
第六章 思い通りでないと許せない
第七章 回避する男たち
第八章 セックスに関心をなくす妻たち
第九章 報われなかった努力
第十章 悪夢は繰り返す
第十一章 復讐する妻たち

第二部 愛と人生を取り戻す妻たち

第十二章 愛は支配ではない
第十三章 不機嫌な夫を優しくさせる方法
第十四章 怒りのスイッチを切るには
第十五章 「DV亭主」との再出発
第十六章 鳥かごから羽ばたく妻たち
第十七章 愛着が修復されるとき

第三部 新しい愛の形を求めて

第十八章 長い糸に結ばれて
第十九章 結婚を愛の墓場にしないためには
第二十章 新しい家族の形
第二十一章 ライフサイクルとパートナー

おわりに 人は優しさなしでは生きられない
文庫版へのあとがき
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AI vs. 教科書が読めない子どもたち

2019-01-06 07:11:07 | 本と雑誌


著者の新井紀子さんは国立情報学研究所教授。「東ロボくん」で著名な方。
マスコミで聞くだけで、その本質は全く理解していなかった。
「東ロボくん」の問題を読むことの難しさと併せて、人間もそれが出来ていない人が多いことを示す。

タイトルの「教科書が読めない子どもたち」というのは、なかなか厳しい指摘である。
教科書が読めないのは最近の話なのか、昔からなのだろう。
それでも良かった時代とこれからの違いは何なのだろうか。

厳しい現実である。
どういう世の中になっていくのだろうか。

目次

第1章 MARCHに合格―AIはライバル
第2章 桜散る―シンギュラリティはSF
第3章 教科書が読めない―全国読解力調査
第4章 最悪のシナリオ
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街場の読書論

2019-01-03 08:53:12 | 本と雑誌


内田樹先生の本を読む。
帯に「本に命を吹き込むのは読者です!」とある。
本を読むということ、本を書くということを教えてくれる本である。
500ページになる大部な本であり、持っているのが重いと感じる新書であった。
興味深い。

目次

第一章:文芸棚
第二章:人文棚
第三章:ウチダ本棚
第四章:教育棚
第五章:著作権棚
第六章:表現とリテラシー
「新書判のためのあとがき」書き下ろし収録
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