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「ブックフェスタ 本の磁力で地域を変える (まちライブラリー文庫)」で岸政彦先生からの紹介があり、気になる本としてピックアップし、図書館で借りた。
なかなか読む進まず、斜め読みをする。
興味深いのだが、このような本を読むほどの知的体力が無くなっている。
目次
はじめに
第1章 女性ホームレスのエスノグラフィに向けて
1 ホームレス論の現在/2 ホームレス論における女性の存在/3 抵抗の主体と女性の排除/4 フェミニズム研究における女性ホームレスの位置/5 ポスト構造主義のジェンダーと主体/6 調査の方法/7 本書の構成
第2章 女性ホームレスとは
1 隠れた女性のホームレス/2 なぜ女性の野宿者は少ないのか/3 貧困女性の生活実態/4 ホームレスへといたる排除の過程/5 女性ホームレスという問題
第3章 女性ホームレスを対象とした福祉体制の成立
1 ホームレス型貧困政策と女性/2 戦前の政策/3 戦後の政策/4 貧困政策における二つの女性像
第4章 福祉施設の利用とジェンダー規範
1 福祉制度の内包する女性観/2 女性ホームレスへの福祉的対応/3 A宿泊所の概要/4 利用者の生活史と入所の経緯/5 処遇の方針と支援の方向性/6 ひとつの社会的期待としてのジェンダー
第5章 女性野宿者たちの生活世界
1 女性野宿者の生活史/2 野宿生活の困難/3 女性野宿者たちの生活戦術
第6章 野宿をすることと野宿を脱すること
1 野宿者の抵抗と主体性/2 野宿生活の意味/3 創発する共同性/4 彼女たちの「選択」/5 断片的であること
第7章 変化のプロセス
1 支援の働きかけと時間の流れ/2「女のおしゃべり会」/3 女性野宿者の生活史と野宿生活の状況/4 居宅生活へ/
5「意志」なるもののありか/6 主体となるプロセス
第8章 主体化の魔力に抗して
1 主体への着目と女性の排除/2 主体化の問題/3 ケアの倫理/4 自立と依存/5 自立能力の涵養/6 未来を構想すること
おわりに
付録 貧困女性はどこにいるのか
1 二〇一三年以降の変化/2 女性の貧困/3 ホームレスの主体性/4 「女」の位置
解説 出会わされてしまう、ということ(岸 政彦)