ふとっちょパパの気ままな日記

読書履歴を中心に日々の記録を書きます

50代から余裕が生まれる人 なくなる人: 「おくのほそ道」に学ぶ自分のための人生

2014-12-31 19:49:59 | 本と雑誌


清水義範さんが、芭蕉の「おくのほそ道」を読み解きながら、人生を語る。
実に興味深い本であった。

目次

1章 五十代からの人生に、ゆとりが生まれる章
2章 心が軽くなる、楽しくなる章
3章 人生がより味わい深くなる章
4章 人生の四季を愉しめる章
5章 人としての器が磨かれる章
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50代からの選択―ビジネスマンは人生の後半にどう備えるべきか

2014-12-28 06:49:51 | 本と雑誌
大前研一さんの本。
彼が書くのだから勝者の本だと思っていたが、意外にそうでもない。
都知事選での敗北が、大きく育てている。
2004年の本であり、10年は立つので、当時の40代が置かれている状況が我々の状況であり、非常に厳しくなると書かれている。
考えさせられるが、反乱を起こす元気は無いな。

目次

第1章 拡がる世代間格差
第2章 日本の平均年齢50歳の時代
第3章 第2の人生に備える


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ベスト珍書 - このヘンな本がすごい!

2014-12-23 19:28:53 | 本と雑誌
ハマザキカクさんという変わった本の企画をする方の著。
自分で買って読みたいということはないが、覗いては見たい本がある。

目次

第1章 珍写真集
第2章 珍図鑑
第3章 珍デザイン書
第4章 珍造本
第5章 珍理工書
第6章 珍語学書
第7章 珍人文書
第8章 珍医学書
第9章 珍エロ本
第10章 珍警察本


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中世の貧民―説経師と廻国芸人

2014-12-23 08:41:25 | 本と雑誌
塩見鮮一郎さんの本を続いて読む。
今回は、中世の貧民とは言いながら、「をぐり」の話を中心に話が進む。
現代に戻りながら、中世の説経師の話であり、なかなか興味深い。

目次

1章 六根片端の男
2章 魅惑の倒錯
3章 中世の恋
4章 よみがえりの夢


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内田樹の大市民講座

2014-12-22 06:01:22 | 本と雑誌
内田樹さんのAERAでの連載6年半分である。
希望的未来予想もあるので、はずれも多いが、考え方は分かる。
内田さんのように考えて、行動する政治家というのはいないのだろうか。

目次

第1講 大市民のための生き方・仕事論
第2講 大市民のためのメディア論
第3講 大市民のための国際関係論
第4講 大市民のための教育論
第5講 大市民のための政治・経済論
第6講 大市民のための時代論


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貧民の帝都

2014-12-19 12:38:41 | 本と雑誌
塩見鮮一郎さんの本を読む。
明治維新から戦後までの東京の一端が見える。

目次

序章 山手線の男
1章 混乱と衰微の首都
2章 困窮民を救え
3章 さまよう養育院
4章 帝都の最低辺
5章 近現代の暗黒行政
終章 小雨にふるえる路上生活者


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強い力と弱い力 ヒッグス粒子が宇宙にかけた魔法を解く

2014-12-18 13:35:29 | 本と雑誌
大栗博司さんは、現在カリフォルニア工科大学カブリ冠教授及び数学・物理学・天文学部門副部門長、東京大学カブリIPMU(数物連携宇宙研究機構)主任研究員、専門は素粒子論という方。
難しいことを分かりやすく説明しようとしてくださっている。
それでも理解できないのは残念であるが。

目次

第1章 質量はどこから生まれるか
第2章 「力」とは何を変える働きなのか
第3章 距離が長くなるほど強くなる―強い力の奇妙な性質
第4章 神様は左利きだった―弱い力のひねくれた性質
第5章 単純な法則と複雑な現実―魔法使い・南部の「対称性の自発的破れ」
第6章 ヒッグス粒子の魔法が解けた!
第7章 標準模型を完成させたCERNの力
終章 まだほんの五パーセント


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ロジカル・シンキング―論理的な思考と構成のスキル (Best solution)

2014-12-18 10:44:08 | 本と雑誌
照屋華子、岡田恵子さんというマッキンゼー・アンド・カンパニー関係の方の本。
教科書としては良いだろう。
ただ、現実の問題を探せる人間ができるかな。
いつまでも、テスト問題の回答を用意する人間ができそう。
テクニック論であり、どうしても解決しなければならないという課題に対するパッションを感じないからだ。
また、So What?/Why So?とMECEなどと言わずに、日本語で言えと言いたくなる。

目次

第1部 書いたり話したりする前に
 第1章 相手に「伝える」ということ
 第2章 説得力のない「答え」に共通する欠陥
第2部 論理的に思考を整理する技術
 第3章 重複・漏れ・ずれを防ぐ
 第4章 話の飛びをなくす
第3部 論理的に構成する技術
 第5章 So What?/Why So?とMECEで「論理」を作る
 第6章 論理パターンをマスターする
 第7章論理パターンを使いこなす


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ヌードと愛国

2014-12-16 14:10:38 | 本と雑誌
表題と帯の写真にインパクトを感ずる。
池川玲子さんは、ジェンダーの研究家と言えばよいのだろうか。
芸術作品の解釈とは面白いものである。

目次

第1章 デッサン館の秘密―智恵子の「リアルすぎるヌード」伝説
第2章 Yの悲劇―「夢二式美人」はなぜ脱いだのか?
第3章 そして海女もいなくなった―日本宣伝映画に仕組まれたヌード
第4章 男には向かない?職業―満洲移民プロパガンダ映画と「乳房」
第5章 ミニスカどころじゃないポリス―占領と婦人警察官のヌード
第6章 智恵子少々―冷戦下の反米民族主義ヌード
第7章 資本の国のアリス―七〇年代パルコの「手ブラ」ポスター


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アイデアのつくり方

2014-12-16 11:00:17 | 本と雑誌
著者のジェームス・W・ヤング氏は、1886年生まれ1973年に亡くなった、アメリカの広告業界の大物である。
100Pほどの薄い本であり、判型も小さいのであっという間に読めるかとも思ったが、思ったよりも時間がかかる。
アメリカ人が書いた本という感じで、語り口が私には合わないのだろう。

解説は竹内均先生。
個人的には竹内先生の解説の方が読みやすかった。

目次

序 ウィリアム・バーンバック
日本の読者のみなさんに

まえがき
・この考察をはじめたいきさつ
・経験による公式
・パレートの学説
・心を訓練すること
・既存の要素を組み合わせること
・アイデアは新しい組み合わせである
・心の消化過程
・つねにそれを考えていること
・最後の段階
・二、三の追記

解説 竹内 均
訳者あとがき


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街場の共同体

2014-12-12 11:22:52 | 本と雑誌
内田樹さんの本。
家族、地域、師弟等、「人と人との結びつき」について、内田樹さんが縦横無尽に語る。

目次

第1講 父親の没落と母親の呪縛
第2講 拡大家族論
第3講 消費社会と家族の解体
第4講 格差社会の実相
第5講 学校教育の限界
第6講 コミュニケーション能力とは何か
第7講 弟子という生き方


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江戸の貧民

2014-12-04 14:51:35 | 本と雑誌
塩見 鮮一郎著。
知らない世界であり、興味深い。
今の日本でこういう組織化された組織はあるのだろうか。

目次

第1章 水難のエルドラド
第2章 なぜ浅草弾左衛門か
第3章 膨大な勢力の車善七
第4章 乞胸や願人、そして虚無僧
第5章 香具師の愛敬


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因果鉄道の旅

2014-12-02 17:59:28 | 本と雑誌
根本敬さんと言う方は全く知らなかったが、斯界では有名らしい。
何とも言えない本である。
それにしても、もちゃくちゃな人というのはいるものだ。

目次

根本敬、“中年愛”への原体験
内田研究とビッグバン―ここで特別インタビュー「あいつは日本一の馬鹿だ!!」
山野辺君小話
幻の名盤解放同盟
そして同盟は玄海灘を渡る
蛭子能収を知る
尹松淑さんのこと
文さん
超能力演歌歌手サバヒゲ
山野辺君のオヤジの精子
奥崎謙三先生
しおさいの里
勝新太郎―マイ・ウェイ 大陸は沈まない(劇画評伝 越境者・勝新太郎)


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もし、日本という国がなかったら

2014-12-02 11:38:54 | 本と雑誌
2011年にロジャー・パルバースさんによって書かれた本。
表題は適切ではないような気がする。
彼の半生が描かれている本であり、素晴らしい個人の生き方である。

目次

1 ここが、ぼくの国だ
2 驚くべき創造力の国へ
3 世界には、誠実で正直な日本が必要だ
4 日本人も知らない本当の世界遺産とは
5 「五つの日本」
6 一九六〇〜七〇年代に現れた革命児たち
7 世界にも希有な表現者
8 『戦メリ』の助監督をしてわかったこと
9 日本の文化は「振る舞い」に表れる
10 ここではあらゆる場所が「舞台」である
11 世界が気づいた「無私の心」
12 銀河系を自らの中に意識せよ
13 杉原千畝が世界に示したもの
14 真に非宗教的な先進国、日本
15 日本よ、自らと世界を再デザインせよ


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ものの言いかた西東

2014-12-01 06:22:28 | 本と雑誌
小林隆さんと澤村美幸さんの二人の言語学者の共著。
言う内容、形式等に地域差があるという指摘は新鮮であり、興味深い。
なんとはなく分かっていることだが、興味深い指摘である。

目次

序 章 ものの言い方にも地域差がある
第1章 口に出すか出さないか
第2章 決まった言い方をするかしないか
第3章 細かく言い分けるかどうか
第4章 間接的に言うか直接的に言うか
第5章 客観的に話すか主観的に話すか
第6章 言葉で相手を気遣うかどうか
第7章 会話を作るか作らないか
第8章 ものの言い方の発想法
第9章 発想法の背景を読み解く
第10章 発想法はどのように生まれ、発達するか
終 章 ものの言い方を見る目


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