ふとっちょパパの気ままな日記

読書履歴を中心に日々の記録を書きます

ポリコレ過剰社会

2024-03-29 12:57:45 | 本と雑誌
小浜逸郎さんの本を久しぶりに読む。
小浜さんは1947年生まれというから11歳年上の方。
お書きになっていることは、極めて常識的で、首肯できる。
ポリコレ過剰ということは同じように感じているので、これからの世の中の動きが興味深い。
サラリーマン生活最後の頃、1年前くらいのことだが、LGBTQの件など、ポリコレ過剰反応には馴染めなかった。
自然エネルギーの問題等、最近課題だと言われていることの裏にある不都合な真実があるように感じている。
過激な主張は無理があるのだろうと思う。

目次

第1章 ポリコレ現象はなぜ広まるのか
第2章 非常識なポリコレ現象の数々
第3章 女性差別は本当か
第4章 性差の変わらぬ構造
第5章 LGBTは最先端の問題か
第6章 攻撃的なバリアフリー運動はかえって不利
第7章 ポリコレ過剰社会の心理的要因
第8章 ポリコレは真の政治課題の邪魔
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立身出世の社会史

2024-03-27 18:09:56 | 本と雑誌
最近サラリーマンの話を続けて読んでいる中で紹介されていた本。
自分で買ったりはしない本だ。
E.H.キンモンスさんは1946年米国イリノイ州生まれの方。
福沢諭吉に対する評価など興味深いものがある。

目次

1章 自助―S・スマイルズと中村敬宇
2章 富貴のための学問
3章 政治青年
4章 「秩序正しくなりつる」社会
5章 成功青年
6章 煩悶青年
7章 新しい世代の新しい価値観
8章 「サラリーマン」の時代へ
結論 近代日本社会と青年
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立身出世の社会史

2024-03-27 18:02:34 | 本と雑誌
最近サラリーマンの話を続けて読んでいる中で紹介されていた本。
自分で買ったりはしない本だ。
E.H.キンモンスさんは1946年米国イリノイ州生まれの方。
福沢諭吉に対する評価など興味深いものがある。

目次

1章 自助―S・スマイルズと中村敬宇
2章 富貴のための学問
3章 政治青年
4章 「秩序正しくなりつる」社会
5章 成功青年
6章 煩悶青年
7章 新しい世代の新しい価値観
8章 「サラリーマン」の時代へ
結論 近代日本社会と青年
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日本と世界の架け橋になった30の秘話 「戦争と平和」を考えるヒント

2024-03-24 23:44:00 | 本と雑誌
図書館で見つけ借りてみる。
知っている話もあるが、知らない話の方が多い。
もっと深く紹介していただくと、興味深さが増しそうな気がした。

目次

前編 日本から世界へ放つメッセージ
 (敗者・弱者に手を差し伸べ、温かな心を―人道と博愛の伝統;恩讐や国境を越えて人を救う;異国の人々の繁栄と幸せを願って)
後編 世界から日本への贈り物
 (日本の美とこころを世界に発信;ありがとう!日本のために)
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漫画でわかる平成の30年

2024-03-19 19:17:00 | 本と雑誌
図書館で見つけて読んでみる。
漫画は森本一樹さん、解説は金谷俊一郎さん。
当然のことであるが特に新しい発見は無い。
大人向けということだが、現代史を伝えるのは難しいなと思う。
個々の政策には私なりの評価もあるが、世の中の人たちもそうだろう。
皆さんは、この本をどう読むかな。
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江分利満氏の優雅な生活

2024-03-19 16:57:59 | 本と雑誌
最近サラリーマンに関する書物「<サラリーマン>の文化史」「<サラリーマン>のメディア史」を続けて読む。
山口瞳さんは有名な作家であるが、読んだことが無かった。
この本は昭和37年度下半期の直木賞受賞作である。
昭和55年(1980)にサラリーマンとなったふとっちょパパにとっては、ほぼ20年くらい先輩たちのサラリーマン生活が描かれている。
随分と違うものだと思う。
今のサラリーマンがこの本を読むとどういう感じがするだろうか。
いわゆる大企業ならあまり変わらないのかな。
歴史として読むと興味深い。
それにしても、第二次世界大戦の敗北が身近だったことが良く分かる。
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〈サラリーマン〉のメディア史

2024-03-14 09:15:32 | 本と雑誌
谷原 吏さんは神田外語大学外国語学部専任講師、国際大学GLOCOM客員研究員という方。
本書は博士論文が元になっているとのこと。
この本の前に鈴木 貴宇さんの「<サラリーマン>の文化史 あるいはあるいは「家族」と「安定」の近現代史」を読む1960年代までを追った。
それに続き1980年代以降を追う。
1980(昭和55)年にサラリーマンになったふとっちょパパには同時代的な話だ。
ただ、「Big Tommorow」は全く読まなかったし、「President」もそう熱心には読まなかった。
「課長 島耕作」は読んだが、「半沢直樹」は見なかった。
ここに、ふとっちょパパの立ち位置があるかもしれない。

目次

まえがき
1章 なぜ「『サラリーマン』のメディア史」か
1 「サラリーマン」が「サラリーマン」をまなざす/2 本書の方法論/3 本書で扱う史資料/4 本書の構成
2章 戦前期における職員層とは何者だったのか――「サラリーマン」のメディア史序論
1 戦前期の「サラリーマン」/2 しがない「サラリーマン」としての職員層/3 「知識人」としての職員層/4 「消費者」としての職員層/5 戦前期における職員層の複眼的な理解に向けて
3章 1950年代及び60年代におけるサラリーマンイメージの変容過程――東宝サラリーマン映画を題材として
1 大衆化された「サラリーマン」/2 東宝サラリーマン映画を研究する/3 『三等重役』及び「社長シリーズ」――〈出世主義〉と〈家族主義〉/4 『ニッポン無責任時代』及び「日本一シリーズ」――〈能力主義〉との関連/5 「サラリーマン」の大衆化
4章 「サラリーマン」と雑誌――1980年代における「知」の変容
1 「サラリーマン」と雑誌/2 戦前から高度経済成長期―教養主義の名残/3 1980年代における知の編成の変容――『BIG tomorrow』について/4 1980年代のサラリーマンを取り巻く競争環境/5 1990年代以降の動向/6 「出世」と「処世術」
5章 「サラリーマン」を支えた上昇アスピレーション――1980年代以降のビジネス雑誌
1 立身出世主義は終焉したのか/2 調査対象資料――『BIG tomorrow』と『プレジデント』について/3 1980年代――年齢層によって異なる在り様/4 1990年代――方針転換に向けて/5 2000年代――『BIG tomorrow』の衰退と『プレジデント』の成功/6 修養主義と心理主義
6章 処世術言説は、誰がどのように読んでいるのか
1 「こんなの、真面目に読んでる人いるの?」に応えるために/2 誰がどれくらい読んでいるのか/3 どのように読まれているのか―読みの両義性/4 「肯定的な読み」に関連する要因――自己確認の参照点としてのアドバイス記事/5 「学習メディア」としての処世術言説
7章 メディア史の中の『課長 島耕作』と『半沢直樹』
1 『課長 島耕作』と「サラリーマンの時代」/2 『半沢直樹』におけるリアリティの不在
8章 「サラリーマン」のメディア史における「大衆化」と「差異化」の過程
1 本書の結論/2 本書の意義
あとがき/初出一覧/参考文献/索 引
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〈サラリーマン〉の文化史 あるいは「家族」と「安定」の近現代史

2024-03-10 18:23:04 | 本と雑誌
源氏鶏太さんの小説を読もうと思い、図書館で検索し、引っかかった本。
鈴木貴宇(東邦大学准教授)さんの博士学位論文が元になっているとのこと。
2022年8月25日第1刷である。

1910(明治43)年年代~1960(昭和35)年代までのサラリーマンを描くが、1958(昭和33)生まれのふとっちょパパは知らない世界。
なお、第1章は1870年代から扱うので、もっと古い世界も出てくる。
興味深い本である。
1980(昭和55)年にサラリーマンになったふとっちょパパは、1960年代の先輩が上司でお世話になった世代である。
彼らはそうだったのかという感じであり、同じように整理されれば1980年代以降は、どのようにまとめられるのだろうか。

なお、この後には谷原吏さんの「<サラリーマン>のメディア史」という本を読む予定である。
こちらは、2022年8月10日初版であり、同じような時期に似たような本が出版されているのが興味深い。

目次
はじめに
序 章 〈サラリーマン〉をめぐる言説――あるいは、彼らはどこから来たのか
 1 問題の設定と本書の構成
 2 これまでの「サラリーマン」論――先行研究概説
 3 サラリーマン表象からみる日本社会
 4 「文化史」というアプローチの必要性とその意義
第1章 〈サラリーマン〉前史としての一八七〇年代から一九一〇年代――士族、立身出世主義、そして煩悶青年
 1 没落士族と官吏たちのプライド――「士族サラリーマン」と「洋装」の表象
 2 立身出世主義と「スウィート・ホーム」――二葉亭四迷『浮雲』を例として
 3 煩悶青年と「会社員」の出現――一九一〇年(明治四十三年)前後の青年たちとその世代的特徴
第2章 ベル・エポックあるいは小市民のユートピア――「文化住宅」という装置と大正時代のサラリーマン
 1 第一次世界大戦と日本資本主義の発達――大戦景気、東京駅の開業、成金たち
 2 「洋服細民」たちのプライドと孤立――「時事漫画」に描かれたサラリーマンと組合の結成
 3 夫婦であることの困難――岸田國士『紙風船』論
第3章 蒼白きインテリたち――モダンボーイ、マルクスボーイ、サラリーマン
 1 関東大震災と加速するモダニズム――堀辰雄の短篇小説を事例として
 2 サラリーマンとモダンガールの恋――中村正常『女学生気質』のなかの女たち
 3 青空と自殺――浅原六朗『或る自殺階級者』と「煙突男」事件
第4章 戦後民主主義の恋愛――敗戦後のサラリーマンたち
 1 廃墟と占領下の風景――プランゲ文庫所蔵写真資料を中心に
 2 「忘却」の記憶――菊田一夫『君の名は』における「東京」
 3 「三等重役、バンザイ! 」――源氏鶏太『三等重役』論
第5章 家庭と組合のはざまで――銀行の労組活動と文化運動
 1 「家庭」からの逃亡、あるいは「個」への志向
 2 「ひろば」に集まる銀行員たち――銀行員の労働組合文化運動
 3 ホワイトカラーは青空を謳う――『銀行員の詩集』試論
終 章 漂泊への決別、あるいは「平凡なサラリーマン」として生きることの覚悟――山口瞳『江分利満氏の優雅な生活』論
 1 江分利満氏の論じにくさ――問題設定に代えて
 2 江分利満のプロフィール――「恥」の感情を中心に
 3 「オヤコサンニン」のマイホーム――一九六二年の「江分利満」たち
 4 「バイア・コン・ディオス」とともに去ったもの
 5 さよなら、〈サラリーマン〉――結論に代えて
参考文献一覧
初出一覧
あとがき
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少年キム

2024-03-04 07:48:32 | 本と雑誌
ラドヤード・キプリングのこの本は、スパイものの例としてビットが立ったように思う。
ただ、スパイものと言うには難しい。
岩波少年文庫にもあるようだが、そちらだったら面白いのだろうか。
チャレンジする元気は無いので、難しかったままにしておく。
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