著者の橘玲さんは、作家。
Amazonの書評でも賛否が分かれている本である。
著書が行っているのは、論文の紹介なので、それを評価できる人でなければ、正しいのかどうかは言えない。
勉強のきっかけになれば、この本にも存在価値はあるだろう。
目次
I 努力は遺伝に勝てないのか
1:遺伝にまつわる語られざるタブー
2:「頭がよくなる」とはどういうことか――知能のタブー
3:知識社会で勝ち抜く人、最貧困層に堕ちる人
4:進化がもたらす、残酷なレイプは防げるか
5:反社会的人間はどのように生まれるか
II あまりに残酷な「美貌格差」
6:「見た目」で人生は決まる――容貌のタブー
7:あまりに残酷な「美貌格差」
8:男女平等が妨げる「女性の幸福」について
9:結婚相手選びとセックスにおける残酷な真実
10:女性はなぜエクスタシーで叫ぶのか?
III 子育てや教育は子どもの成長に関係ない
11:わたしはどのように「わたし」になるのか
12:親子の語られざる真実
13:「遺伝子と環境」が引き起こす残酷な真実
葉室麟さんが、第1部では毎日新聞学芸部の矢部明洋さんと歴史上の人物を語り、第2部で九州大学の先生を中心として歴史について語る。
日本人とは何かを考えるきっかけとなる。
目次
第1部
第1章 黒田官兵衛
第2章 宮本武蔵
第3章 坂本竜馬
第4章 織田信長 豊臣秀吉 徳川家康
第5章 女帝の世紀
第6章 新選組
第7章 西郷隆盛
第8章 源平争乱
第9章 北条政子
第10章 天皇と近代
第11章 真田幸村(信繁)
第12章 千利休
第13章 忠臣蔵
第2部
第1章 大坂の陣四百年
第2章 朝鮮出兵の時代
第3章 対外交流からみた中世
第4章 国家と宗教
第5章 柳川藩立花家
第6章 日本人と憲法