ふとっちょパパの気ままな日記

読書履歴を中心に日々の記録を書きます

白洲次郎の流儀

2005-10-31 15:03:07 | 本と雑誌

白洲次郎さんが、多くの写真、よく知った人々の文章で蘇る。カントリージェントルマンは格好よいと思う。すばらしい。 

白洲次郎の流儀
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暗証番号はなぜ4桁なのか? セキュリティを本質から理解する

2005-10-30 06:29:54 | 本と雑誌

1972年生れと若い方(岡嶋裕史:関東学院大学助教授)の本なので、横文字ばかりの分りにくい本かも知れないと思ったが、全くそういうところはない。

「1.具体例から入る。2.生活の役に立つ知識を扱う。3.専門用語はやめる。」という制約を課したと書いていらっしゃるが、そのとおりの本となっている。セキュリティに対する啓発の本として、よく出来ていると思う。

暗証番号はなぜ4桁なのか? セキュリティを本質から理解する
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ザ・ゴール ― 企業の究極の目的とは何か

2005-10-29 13:40:44 | 本と雑誌

以前からその存在は知っていたが、何とはなしに読んでいなかった本である。読んでみて面白いし、大変ためになった。思考方法を学ぶには最適の本であろう。

ザ・ゴール ― 企業の究極の目的とは何か
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プリンシプルのない日本―プリンシプルは何と訳してよいか知らない。原則とでもいうのか。

2005-10-20 22:43:00 | 本と雑誌

1902年(明治35年)生れ、1985年(昭和60年)にお亡くなりになった、白洲次郎さんが1951年から1956年まで、文藝春秋にお書きになった論文、1969年に諸君にお書きになった論文を中心に編集されている。

50年前に書かれたものであるが、プリンシプルがあるものは、色褪せない。今の時代にも、プリンシプルを持ってすれば、こういうだろうな、というのが推測できそうである。

我々のプリンシプルを持つべきだと言う事を強く感じさせる。

プリンシプルのない日本―プリンシプルは何と訳してよいか知らない。原則とでもいうのか。

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組織戦略の考え方―企業経営の健全性のために

2005-10-19 11:48:37 | 本と雑誌

沼上幹(ぬまがみ・つよし)先生の本を読むのは初めて。プレジデントに連載したエッセイが元になっているというだけあって、実に読みやすい。また、理解もしやすい。官僚制について、きちんと評価するなど、通俗の組織論を超えていると思う。また、欲求階層説の誤用について説明しているところも、実によく理解できる。

これらの指摘を踏まえ、どのように組織運営をしようかと考えさせられた一冊である。

第1部 組織の基本
 第1章 組織設計の基本は官僚制
 第2章 ボトルネックへの注目
 第3章 組織デザインは万能薬ではない
 第4章 欲求階層説の誤用
第2部 組織の疲労
 第5章 組織の中のフリーライダー
 第6章 決断不足
 第7章 トラの権力、キツネの権力
 第8章 奇妙な権力の生まれる瞬間
第3部 組織の腐り方
 第9章 組織腐敗のメカニズム
 第10章 組織腐敗の診断と処方

組織戦略の考え方―企業経営の健全性のために

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航跡―“KEIO号”の九人

2005-10-16 15:41:39 | 本と雑誌

引導をわたせる医者となれ」以来、比企寿美子さんの本を続けて読んだ。ご主人がメンバーだったこともあり、この1956年のメルボルン・オリンピックで準決勝進出を果たした、慶應義塾大学端艇部、KEIO号の9人を中心に膨大な取材に基づき、人生を描く。

暖かい眼差しがあり、読んでいてワクワクする。

航跡―“KEIO号”の九人

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がんを病む人、癒す人―あたたかな医療へ

2005-10-11 07:51:36 | 本と雑誌

引導をわたせる医者となれ」で知った比企寿美子さんならではの一冊。家族、親戚に大学教授から医者までたくさんの医療関係者に囲まれて育ち、生活をしている。更に、するどい観察眼、的確な文章力、心の温かさを持っている比企寿美子さんでなければ書けない一冊だと思う。

一人一人がビビッドに生きる。

がんを病む人、癒す人―あたたかな医療へ
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食わず嫌いのためのバレエ入門

2005-10-10 09:24:05 | 本と雑誌

ふとっちょパパは家族がバレエを習っているので、今までDVDやTV、舞台、それから子どもの発表会までとバレエに近づく機会は多く、また食わず嫌いということはない。佐多達枝さんが振付けた公演は何度か行き、よいものだと思っている。しかしながら、バレエが好きでたまらないというほどのこともなく、有名な作品でする見たことがない。

守山実花さんがお書きになった「食わず嫌いのためのバレエ入門」は、わかり易く、楽しく書いてあるので、一挙に読める。また、よい作品を見に行ってみようかなという気にさせる。

食わず嫌いのためのバレエ入門

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こういうのは許されるのだろうかーインターネット時代の錯誤ー

2005-10-09 19:47:00 | 日記・エッセイ・コラム

久しぶりに日記を書きたくなった。原因は、ずっきんさんの「なんか腑に落ちない錯誤」を読んで、なんか腑に落ちない錯誤というレベルではなく怒りが湧いてきたからだ。昨日も知人でホワイトバンドをしている人を見た。この方もホワイトバンドをすることにより何かしらの寄付になると思っていたと思う。私自身も購入はしていなかったが、なんとはなく世界の貧しい子どもを助けるために寄付行為の一環だろうと思っていた。

ずっきんさんのブログを読むと、zakzakの2005年9月22日の記事に「寄付でなく、ホワイトバンド貧困救済効果は“まっ白” 」というのがあったとのこと。

その記事に中にこう書いてあります。「ホームページを見てもらえばよく分かるのですが、運動の趣旨は『お金ではなく、あなたの声をください。その声をあらわすホワイトバンドを身につけてください』。あくまで、『政策を変える』ことを目的とした活動なんです。」

確かに「ほっとけない世界のまずしさキャンペーン」のFAQの中にも「このキャンペーンのゴール(目的)は、寄付を募ることでなく、啓発活動だけでもなく、啓発活動の結果として「貧困をなくす政策をみんなで選択する」ことです。募金ももちろんとても大切です。でも世界の「とてつもない貧困」は、もはや募金だけではもうどうにもならないところまできています。根本的なことを解決しない限り、地球上の貧困は決してなくなりません。根本的なこと、それが、政策の転換です。」と書いてあります。

注意深く書いてあります。ふとっちょパパも会社で自社の広告やニュースリリースをチェックするときには、お客様が誤解しないようにと最新の注意を払います。でもどうも何かが違うような気がしませんか。

ふとっちょパパが寄付行為と誤解をしたのも、この活動を幾人かの社会正義に興味を持っていそうな人のブログで知ったことにも原因がありそうです。インターネット時代ならではの誤解(ふとっちょパパが勝手に誤解したのであり、そのブログを作った方々はよく認識していらしゃるのかも知れません)の伝播です。

今後もしっかりと監視する必要がありますし、ホワイトバンド現象の趣旨をしっかりと広く伝える必要があると思います。

また、これを機会にホワイトバンドで検索してみると、色々なことが分かります。これもインターネット時代のよさです。とすると、社会全般を動かす力を持つ、マスメディアは、やはり大事だということが分かります。

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脱カリスマ時代のリーダー論

2005-10-08 23:00:50 | 本と雑誌

米倉誠一郎先生の本らしく、読みやすく、理解しやすい。最初から最後までよく分かるが、個人的には、ディメンジョン・シフト力(ディメンジョンを変え続けるイノベーション能力)ということが一番大事に思われる。

脱カリスマ時代のリーダー論
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トヨタモデル

2005-10-07 22:19:00 | 本と雑誌

ふとっちょパパにとって、その読書履歴を参考にしている「思索中」さんが、「自分で書けもしないのに批判じみたことは決して言うべきではないのですが、久しぶりに乾いた本を読んでしまいました。」と書いていたので、読んでみなくてはと思っていた本です。

そのとおりであり、おそらく幅広に書いたために、よいところが出ずに表面だけを追ったことになったのだと思います。ただ、年表や紳士録として読む分には、ざっと追えてよいです。更に奥深く勉強してみたくなります。

トヨタモデル

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新私の歳月

2005-10-02 08:24:40 | 本と雑誌

1986年5月に単行本として刊行された本の文庫版。池波正太郎ワールドが「昔の東京」「食べもの」「旅」「映画」「生活」「男の作法」「年輪」という切り口でまとめられている。初出を書いていないのが不親切な編集だと思う。

新私の歳月

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