ふとっちょパパの気ままな日記

読書履歴を中心に日々の記録を書きます

今日もごちそうさまでした

2014-11-24 17:56:57 | 本と雑誌
角田光代さんは、ほぼ10歳年下の小説家との認識はあるが、小説をほとんど読まなので読んだことがなかった。
表題に惹かれて買ったエッセイ集。
なかなかおもしろかったな。

目次

私の愛するもの
春のうれしさ
正しい夏
その日から秋
冬を食べねば
とくべつな記憶


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せいめいのはなし

2014-11-21 21:29:28 | 本と雑誌
著名な生物学者である福岡伸一さんと内田樹さん、川上弘美さん、朝吹真理子さん、養老孟司さんとの対談集。
動的平衡がキーワードとなり、ユニークな対談となっている。

目次

1 グルグル回る 内田樹さんと
2 この世界を記述する 川上弘美さんと
3 記憶はその都度つくられる 朝吹真理子さんと
4 見えるもの、見えないもの 養老孟司さんと
5 「せいめいのはなし」をめぐって(福岡伸一
四人の共通点―あとがきにかえて


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いい会社はオフィスが違う

2014-11-19 23:51:57 | 本と雑誌
オフィスユースウェア・マネジメント研究会の書。
なかなか興味深い。
もっとも斜め読みにしてしまったが。

目次

■第1部
第1章 オフィスを作る目的――経営・オフィス管理・環境の視点から明確にする
 第1節 オフィスづくりの目的・視点を明らかにする
 第2節 多様化するオフィスの構成要素
 第3節 いま求められるオフィスマネジメントのあり方

第2章 オフィスづくりの歴史的変遷――快適性・機能性から生産性へ
 第1節 ニューオフィス推進運動
 第2節 失われた15年とオフィスづくり
 第3節 企業の社会的責任(CSR:Corporate Social Responsibility)
 第4節 クリエイティブ・オフィス

第3章 社会環境の変化から求められるオフィスづくりのキーワード
 第1節 オフィスにおける省エネルギー
 第2節 ICTの進歩
 第3節 その他の主な外部要因
 第4節 オフィスユースウェアと働き方

第4章 オフィスユースウェア・マネジメントの概念・定義
 第1節 オフィスユースウェア・マネジメントの4つの手法
 第2節 五つの評価軸とオフィスユースウェア・マネジメント
 第3節 ひとと環境との関連性を考える20の視点


■第2部
第1章 オフィスユースウェア視点でのオフィスづくりとプロセス
 第1節 オフィスづくりの視点
 第2節 どんなオフィスを作る
 第3節 どうやってオフィスを作るのか
 第4節 どうやってオフィスを使うのか

第2章 オフィスのあり方を導く三つの要素
 第1節 経営課題からオフィスのあり方を導く
 第2節 業務フローとその効率化からオフィスのあり方を導く
 第3節 使い手の立場からオフィスのあり方を導く

第3章 要求をカタチに――調査・分析と実行管理
 第1節 「調査」――各種調査手法
 第2節 「計画」――品質機能展開
 第3節 実行管理(設計・構築)

第4章 オフィスの使い方を見える化する
 第1節 使い方を具体的に示す――使い方を(自分たちで)見える化
 第2節 使い方を知らせる――使い方のアナウンスもオフィスづくり
 第3節 積極的にサービスとして提供する
 第4節 自然と使いこなす仕掛けをつくる
 第5節 最近の自治体庁舎に見る「ユーザー」目線の空間づくり




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美-「見えないものをみる」ということ

2014-11-19 22:49:08 | 本と雑誌
著者の福原義春さんは、資生堂の社長、会長を努められたかたであり、読書人としても著名である。
本物の大切さを伝える。
首肯できることが多いが、こちらももう年であり、追いつかない。

目次

第1章 文明は文化を駆逐する
第2章 日本の美意識とは何か
第3章 創造力は自然から誕生する
第4章 本物を知る
第5章 教養とは何か
第6章 見えないものをみる



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わらう春画

2014-11-19 22:44:20 | 本と雑誌
古美術研究家オフェル・シャガン氏の作品。
説明が無ければ、分からないことばかりで、読み込んでいることが分かる。
江戸時代の人は、趣旨が分かっていたのだろうか。

目次

第1章 コンプレックスを笑う
第2章 モラルをわらう
第3章 ほかの階級を嗤う
第4章 人を笑う
第5章 覗きを笑う
第6章 文化を笑う
第7章 宗教を嗤う
第8章 商売っ気をわらう
第9章 性欲を笑う
第10章 シンボルをわらう



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ローマ亡き後の地中海世界4: 海賊、そして海軍

2014-11-17 15:59:24 | 本と雑誌
マルタ島の攻防を期にまた歴史は動く。
また、ハレムのヴェネツィア女など歴史は人が動かしていく。
塩野七生さんの世界を満喫した。

目次

第5章 パワーゲームの世紀(承前
第6章 反撃の時代
第7章 地中海から大西洋へ


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諜報の天才 杉原千畝

2014-11-14 06:34:28 | 本と雑誌
著者の白石仁章さんは、学生時代より杉原千畝さんを研究している方。
インテリジェンスオフィサーとして優秀な杉原千畝さんの姿を描き出す。
塩野七生さんの描く中世からヨーロッパを見ているようだ。
今の世界はどうなのだろうか。
私の頭は第2次世界大戦後世界は変わったというように理解させられているが、変わったのは日本だけのようだ。
今もきちんとしたインテリジェンスオフィサーは日本人にいるのだろうか。

目次

プロローグ 杉原の耳は長かった
第1章 インテリジェンス・オフィサー誕生す
第2章 満洲国外交部と北満鉄道譲渡交渉
第3章 ソ連入国拒否という謎
第4章 バルト海のほとりへ
第5章 リトアニア諜報網
第6章 「命のヴィザ」の謎に迫る
第7章 凄腕外交官の真骨頂
エピローグ インテリジェンス・オフィサーの無念


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ローマ亡き後の地中海世界3: 海賊、そして海軍

2014-11-13 16:15:56 | 本と雑誌
塩野七生さんが過去書いてきた本のダイジェストで歴史が綴られる。
トルコのスルタンと海賊の共闘、法王庁と各国の争い等々、複雑なパワーゲームの時代だ。
ヨーロッパの歴史をここあたりから勉強しても、安易なヒューマニズムの将来展望は語れない。

目次

第4章 並び立つ大国の時代
第5章 パワーゲームの世紀


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スティーブ・ジョブズ II

2014-11-11 17:49:24 | 本と雑誌
長い間積読だった、スティーブ・ジョブズの自伝の後半部分を読む。
それにしても、パワフルな人だ。
周りについて行く人間がいるのも凄い。

目次
口絵 ジョブズ家のファミリーアルバムから 11
第22章 再臨 野獣、ついに時機めぐり来たる
第23章 王政復古 今日の敗者も明日は勝者に転じるだろう
第24章 シンク・ディファレント iCEOのジョブズ
第25章 デザイン原理 ジョブズとアイブのスタジオ
第26章 iMac hello(again)
第27章 CEO 経験を積んでもなおクレージー
第28章 アップルストア ジーニアスバーとイタリアの砂岩
第29章 デジタルハブ iTunesからiPod
第30章 iTunesストア ハーメルンの笛吹き
第31章 ミュージックマン 人生のサウンドトラック
第32章 ピクサーの友人 ……そして敵
第33章 21世紀のマック アップルを際立たせる
第34章 第1ラウンド メメント・モリ──死を忘れるなかれ
第35章 iPhone 三位一体の革命的製品
第36章 第2ラウンド がん再発
第37章 iPad ポストPCの時代に向けて
第38章 新たな戦い 昔の戦いの余韻
第39章 無限の彼方へ さあ行くぞ! クラウド、宇宙船、そのまた先へ
第40章 第3ラウンド たそがれの苦闘
第41章 受け継がれてゆくもの 輝く創造の天空


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スティーブ・ジョブズ I

2014-11-10 11:42:09 | 本と雑誌
スティーブ・ジョブズの自伝を読む。
長らく机の上に置かれていた本である。

ジョブズのような人はどう考えても性格破綻者であり、周りにいるだけでぞっとする。
もっとも、ジョブズに周りには置いてもらえないが。

この巻では、アップル、マッキントッシュ、ピクサーまでの話が紹介される。
興味深いのは人間模様だが。

目次

はじめに 本書が生まれた経緯
口絵 ジョブズの世界
第1章 子ども時代 捨てられて、選ばれる
第2章 おかしなふたり ふたりのスティーブ
第3章 ドロップアウト ターンオン、チューンイン
第4章 アタリとインド 禅とゲームデザインというアート
第5章 アップル1 ターンオン、ブートアップ、ジャックイン
第6章 アップル2 ニューエイジの夜明け
第7章 クリスアンとリサ 捨てられた過去を持つ男
第8章 ゼロックスとリサ グラフィカルユーザインターフェース
第9章 株式公開 富と名声を手にする
第10章 マック誕生 革命を起こしたいと君は言う……
第11章 現実歪曲フィールド 自分のルールでプレイする
第12章 デザイン 真のアーティストはシンプルに
第13章 マックの開発力 旅こそが報い
第14章 スカリー登場 ペプシチャレンジ
第15章 発売 宇宙に衝撃を与える
第16章 ゲイツとジョブズ 軌道が絡み合うとき
第17章 イカロス のぼりつめれば墜ちるだけ
第18章 ネクスト プロメテウスの解放
第19章 ピクサー テクノロジー・ミーツ・アート
第20章 レギュラー・ガイ 凡夫を取り巻く人間模様
第21章 『トイ・ストーリー』 バズとウッディの救出作戦


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ローマ亡き後の地中海世界2: 海賊、そして海軍

2014-11-09 06:36:47 | 本と雑誌
塩野七生さんが描くローマ亡き後の地中海世界の文庫本第2巻。
イスラムに対し反撃の狼煙をキリスト教勢力もあげるが、この巻では、キリスト教徒の信者の奴隷を買い戻すという事例を徹底的に描写する。
19世紀前半まで海賊がいたということは、200年前までは考えられないような乱暴な世界が地中海にはあったということである。
キリスト教の世界、イスラム教の世界ではこのような歴史をどう教えているのかなど、考え始めると興味深い。

目次

第2章 「聖戦」と「聖戦」の時代
 海賊行つづく
 「海賊に抗するには海軍で」の時代の始まり
 ノルマン人がやって来た!
 イタリアの海洋都市国家
 アマルフィ、ピサ、そしてジェノヴァ
 ヴェネツィアの海賊対策
 「十字軍」時代
 「やられない前にやる」
 最後の十字軍
 イタリアの経済人たち
 交易商品
 サハラの黄金
第3章 二つの、国境なき団体
 「救出修道会」
 「救出騎士団」


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女30歳、はじめて海外に行きました 台湾3泊4日

2014-11-07 07:08:06 | 本と雑誌
カタノトモコさんの漫画。
こういう本が増えてきた。
台湾の観光紹介の本である。
題名がよいのだろう。

目次

第1章 初海外へ!あたふた準備と出発編
第2章 台北大満喫!グルメ・ショッピング・温泉編
第3章 どうなる!?台南ひとり歩き編
第4章 いよいよ最終日!やり残し台湾編


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南国港町おばちゃん信金: 「支援」って何?“おまけ組”共生コミュニティの創り方

2014-11-03 19:04:06 | 本と雑誌
著者の原康子さんは、国際協力コンサルタント、コミュニティ開発専門家。
肩書は難しそうだが、コミュニティ開発専門家という方がよく分かる。
日本においても、どの職場でも役立つ手法だと思う。
それにしても、素晴らしいバイタリティである。

目次

第1幕 南国港町おばちゃん信金
第2幕 印度草双紙
第3幕 日本のおばちゃんとして―途上国で働く三つの理由


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街場の戦争論

2014-11-02 15:28:38 | 本と雑誌
内田樹さんが、改憲、特定秘密保護法、集団的自衛権、グローバリズム、就職活動等々を論ずる。
<枢軸国は日独伊だけではありません。フィンランド、ハンガリー、ルーマニア、ブルガリア、タイ。連合国側が「国」として承認していなかった政治勢力としては、フィリピン第二共和国、ビルマ国、スロバキア共和国、クロアチア独立国、満州国、中華民国南京政府があります。これだけの国が1944年から1945年にかけて敗戦を経験した。その「負け方」にはずいぶん違いがあるはずです。「日本のような負け方」をした国、つまり戦勝国への従属を通じて敗戦を否認した国が他にあるのかどうか。僕はそれに興味があります。>(P49)
<ほとんどの人は「フランスが第二次世界大戦の敗戦国」だとは思っていない。でも、フランスはほんとうは敗戦国なのです。44年までドイツの属国であり、連合国に宣戦布告だけはしていないものの、ドイツの後方支援国として事実上の枢軸国だったのです(フランスと日本とはフランスのインドシナ植民地を共同統治しています。だからこそ日本軍は開戦初期にあれほど簡単にシンガポールまで南進できたのです。)。>(P54)
というような基本認識さえも、今までわたくしは持っていなかったことに気づかされます。
なお、表題は戦争論だが、それだけではない、幅広い案件について論じてあり、興味深い。

目次

まえがき
第一章 過去についての想像力
第二章 ほんとうの日本人
第三章 株式会社化する日本
第四章 働くこと、学ぶこと
第五章 インテリジェンスとは
少しだけあとがき



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