ふとっちょパパの気ままな日記

読書履歴を中心に日々の記録を書きます

さらば、資本主義

2016-03-30 06:13:52 | 本と雑誌


佐伯啓志先生の本を読む。
地方創生に対する批判など思わず膝をうちたくなる。
思想の転換が必要だというのは分かるが、どうすれば変わるのだろうか。

目次

第1章 今こそ、脱原発の意味を問う
第2章 朝日新聞のなかの“戦後日本”
第3章 失われた故郷をもとめて
第4章 ニヒリズムへ落ち込む世界
第5章 「グローバル競争と成長追求」という虚実
第6章 福沢諭吉から考える「独立と文明」の思想
第7章 トマ・ピケティ『21世紀の資本』を読む
第8章 アメリカ経済学の傲慢
第9章 資本主義の行き着く先
第10章 「がまん」できない社会が人間を破壊する
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うちのお寺は浄土真宗-我が家の宗教を知るシリーズ

2016-03-27 11:11:11 | 本と雑誌


実家に帰った時に、書店により気になって購入。
要領よくまとまっている。

目次

序章 ざっくりわかる浄土真宗Q&A
第1章 仏教の歴史と浄土真宗の誕生
第2章 親鸞・蓮如の生涯と浄土真宗の発展
第3章 キーワードで知る浄土真宗の教え
第4章 浄土真宗のしきたり
第5章 ぜひ訪ねたい浄土真宗のお寺
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博多うどんはなぜ関門海峡を越えなかったのか

2016-03-27 08:23:18 | 本と雑誌


サカキシンイチロウさんは、外食産業のコンサルタント。
なぜだか博多うどんに魅了され、熱く語る。
なかなか面白い。

目次

第一章 博多へ
第二章 こんなに違う、うどんとラーメンの儲け方
第三章 「牧のうどん」本店の謎
第四章 博多うどんをめぐる半日ツアー
第五章 片道一時間半の王国
第六章 東京で博多うどんビジネスは成功するか?
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脳・戦争・ナショナリズム 近代的人間観の超克

2016-03-25 08:51:03 | 本と雑誌


中野 剛志、中野 信子、適菜 収の3氏による鼎談。
興味深いところもあるし、放言もあるし、という感じである。

目次

序章 近代的人間観を捨てよ!
第1章 ナショナリズム―なぜ快楽なのか
第2章 国家と体制―なぜ自由は苦痛なのか
第3章 ポピュリズム―なぜバカがはびこるのか
第4章 暴力―なぜ人間は戦争をやめられないのか
おわりに 近代を超えられるか


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敗戦後論

2016-03-23 23:35:59 | 本と雑誌


本書は、加藤典洋さんが、1997年8月に単行本として刊行し、2005年12月にちくま文庫で再刊されたものが、2015年7月にちくま学芸文庫に入ったものである。
若いころならこういう論議が好きだったが、○○がこう言い、△△がこう言っている、というような議論は、今となっては、論がしっかりと追えない。
年を取ったと思うし、論を追うのが面倒になってきている。
そうは言いながら、なかなか面白い論である。
若い人たちに読んでもらいたいものである。

目次

敗戦後論
 Ⅰ 戦後の起源
 Ⅱ ねじれと隠蔽
 Ⅲ 分裂の諸相
 Ⅳ よごれ―大岡昇平を想起する
戦後後論
 Ⅰ 太宰治と戦後
 Ⅱ 文学とは何か
 Ⅲ 戦後以後
語り口の問題

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学者は平気でウソをつく

2016-03-21 20:49:44 | 本と雑誌


表題は煽情的。
和田秀樹さんの本だから、内容はしっかりとしているだろうと、想像。
やはり、内容は勉強になるようなものだった。
ただ、他の学問については、もう少し謙虚であっても良いかな。

目次

1章 医者を信じると損をする―医学のウソ
2章 人の心なんかわからない―精神分析のウソ(
3章 「心の病」はころころ変わる―精神医学のウソ
4章 経済学者にカネを扱う資格はあるのか―文系学問メッタ切り
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ドイツリスク 「夢見る政治」が引き起こす混乱

2016-03-20 18:36:26 | 本と雑誌


著者の三好範英さんは、読売新聞の編集委員。バンコク、プノンペン特派員、ベルリン特派員を経験された方。
ドイツのことを学ぶのには良い本だと思う。
メディアのことも学ばねばと思わせる本である。

目次

はじめに 危うい大国ドイツ―夢見る政治が引き起こす混乱
第1章 偏向したフクシマ原発事故報道
第2章 隘路に陥ったエネルギー転換
第3章 ユーロがパンドラの箱をあけた
第4章 「プーチン理解者」の登場
第5章 中国に共鳴するドイツの歴史観
おわりに ロマン主義思想の投げかける長い影
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決してマネしないでください。(3)

2016-03-20 07:53:01 | 本と雑誌


蛇蔵さんの作品。
個人的には何とも言えないが、子供たちが好きである。
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患者さまは外国人 無国籍ドクターと空飛ぶナースのドタバタ診療日誌

2016-03-19 18:38:15 | 本と雑誌


ロシア系の無国籍ドクターアクショーノフ先生と空飛ぶナースである山本ルミさんの話。
原案は、山本ルミさんで、世鳥アスカさんが漫画。
なかなか面白い。
こんな世界があるのだと、感心した。

目次

Chapter1 ここは外国! ?
・イスラム圏からの患者さま
・Column_01 クリニックにはどんな患者さんが来る?
・欧米からの患者さま
・アフリカからの患者さま
・ロシアからの患者さま
・Column_02 これで治るに決まってる!

Chapter2 ドクターは無国籍
・ドクターってどんな人?
・Column_03 ドクターに歴史あり

Chapter3 変わった患者さま
・僕の名前 なんだっけ?
・ウォッカが薬! ?
・ロシアから来た大虎
・支払いはニシンで
・世界中の言語が行き交うクリニック
・夜のお悩み相談
・Column_04 患者さんからの変わったお土産

Chapter4 往診で仰天!
・ジャクソンさんとのイヴ
・コンサートが遅れた本当の理由
・映画監督のアーティスト魂
・Column_05 ドクターの往診鞄の中身は……?

Chapter5 スーパー・ナース
・ナース・ルミの誕生
・失敗もありますが
・空飛ぶナース
・男性? 女性?
・シベリアのシンデレラ
・Column_06 空飛ぶナースの持ち物は……?

Chapter6 素敵なクリニック
・待合室はパワースポット! ?
・クリニックの暗号
・ドクターを超える大物
・佐渡は日本じゃない! ?
・車イスの往診
・ピアニストの笑顔

あとがき
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受験脳の作り方―脳科学で考える効率的学習法

2016-03-15 12:51:16 | 本と雑誌


池谷裕二先生の本を読む。
勇気が出てくる本である。
受験とは関係なく、勉強の大事さが伝わってくる。
それにしても、アウトプットが大事だ。

目次

第1章 記憶の正体を見る
第2章 脳のうまいダマし方
第3章 海馬とLTP
第4章 睡眠の不思議
第5章 ファジーな脳
第6章 天才を作る記憶のしくみ
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日本に絶望している人のための政治入門

2016-03-08 06:09:45 | 本と雑誌


著者の三浦瑠璃さんは、若手の政治学者。
個人的には聞いたことがない理路で政治について解説する。
興味深い。
ただ、理路を追うのが難しく、残念ながら、代わって説明はできない。

目次

はじめに――イデオロギー闘争から取り残された人々へ

■1 不毛な左右対立を超えて
コンパッションの思想とは
自由のあとに来るもの――時代性の中のリベラリズム
リアリズムという宗教
総理の靖国参拝をどう考えるか
弱者認識の奪い合い
日本の右傾化?

■2 日本政治を可視化する
野党再編について
戦後リベラリズムの担い手としての統治利権
「維新」と反エスタブリッシュメント感情
アベノミクスの歴史的位置づけ
歴史的偉業とは何か
開かれた保守の外交政策
「ちゃんとしている仮説」――自民党圧勝のアベノミクス選挙を振り返って

■3 地方、女性、非正規
地方経営における共感と想像力――「維新」が回帰すべき方向
地方創生について
非正規労働者に未来を
共和主義者のジェンダー論

■4 外交・国際情勢
集団的自衛権論争の本質
闘え左翼、ただし正しい戦場で
Gゼロの世界
ガザと中東和平について
ロシア/ウクライナについて
ロシアのG8追放は禍根を残す
日韓関係の未来
日米同盟と沖縄
沖縄県知事選とアメリカとの付き合い方
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京都ぎらい

2016-03-05 22:34:04 | 本と雑誌


久しぶりに井上章一先生の本を読む。
京都をめぐる一般的ではない視点であり、面白い。

目次

1 洛外を生きる
2 お坊さんと舞子さん
3 仏教のある側面
4 歴史のなかから、見えること
5 平安京の副都心(
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テレビ局の裏側

2016-03-02 06:14:15 | 本と雑誌


著者の中川勇樹さんは、テレビディレクター。
ディレクターの経験談として読めば興味深い。
ものすごいことが書かれているわけではない。

目次

第1章 決して放送しない話
第2章 なぜ必ず徹夜になるのか
第3章 捏造してでも叶えたかった
第4章 「決定的瞬間」はつくりもの
第5章 人気番組ほどつらい
第6章 お詫びの対象になります
第7章 視聴者が変わる、テレビが変わる
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