石原結實先生の本は、読みやすく、実践できそうに思うのだが、ついついサボってしまう。今回の本は、今までにお書きになったものを集大成した感じで読みやすく、理解しやすい。実践が大事だと思うが、ついつい冷えた生活をしてしまう。
体温を上げる生活が、これから寒くもなるし大事だ。
金児昭先生は、信越化学工業にご入社。その後経理・財務のプロとして活躍されている方である。以前、前の会社の仲間に言われて読んだのだが、とても分かりやすい本でびっくりしたことがある。
歴代の7人の社長に叱られた話を上手に描く。大変勉強になるが、同じような叱られ方をされても、私なら気づかないだろう。また、そんな叱り方もできそうにない。
午前中は珍しく二日酔いと風邪のようで具合悪し。久しぶりに風邪をひいた。OCNシアターを見る元気もなく、寝ていた。午後は少し元気になる。OCNシアターで2000年の作品「ヘッド・ロック GO!GO!アメリカン・プロレス」を見る。実在のプロレス団体WCWを舞台にチャンピョンから追われたキングを二人のプロレスオタクが勇気付け、立ち直らせる。ハッピーエンドが、アメリカ映画らしい。
高城孝司さんは、リクルート出身の方。30代に向けた本である。表題から受けるイメージとは違い、上司としてどういう上司になればよいのかを説く本。山本真司さんの「30歳からの成長戦略 「ほんとうの仕事術」を学ぼう」程のインパクトは、私には感じられない。
とは言え、具体例も多いので30代の人が読むには良い本かもしれない。
第1章 マネジメント力とはなにか
第2章 実践(1)冷静と情熱のサジ加減―社内外のトラブルをさばく
第3章 実践(2)「想像」と「創造」―日々の組織構築
第4章 人を動かすか、人に動かされるか
第5章 経営メンバーという選択肢
「行動経済学 経済は「感情」で動いている」は新書であるがてこずっているので、一時中断し、「まっとうな経済学
」を読むこととした。原題は、The Undercover Economist(覆面経済学者)である。カプチーノの話から始まり中国経済成長の秘密まで幅広い。市場の重要性、情報開示の重要性が伝わってくる。
第1章 誰がためにそのコーヒーはある
第2章 スーパーマーケットが秘密にしておきたいこと
第3章 完全競争市場と「真実の世界」
第4章 交通渋滞
第5章 内部情報
第6章 合理的な狂気
第7章 本当の価値をなにひとつ知らなかった男たち
第8章 なぜ貧しい国は貧しいのか
第9章 ビールとフレンチフライとグローバル化
第10章 中国はどのようにして豊かになったか
2005年の紅白歌合戦の司会をしたみのもんたさんが、2006年の正月早々入院したのは記憶に新しい。
腰部脊柱管狭窄症(ようぶせきちゅうかんきょうさくしょう)と診断され、手術をし、見事成功したのであった。
この本は、みのもんたさんの腰痛との闘いと福井康之先生との出会い、診断、手術また術後の予防法とが分かりやすく書いてある。
第1章 腰痛は人間の宿命だ!
第2章 腰痛を起こしやすい日常生活
第3章 腰痛の原因を知ろう!
第4章 みのもんたさんを苦しめた「腰部脊柱管狭窄症」とは?
第5章 “腰痛スッキリ!”の生活習慣術
格差社会は最近論じられることが多いテーマの一つである。しかし、政治的に語られることが多いので、TV等で短いコメントを聞くと、きちんとした議論になっていないことが多いと感じる。
この本には、「世界」「文藝春秋」などに発表された、重要論文・対談12本が収録されている。
ちょっと下品な書き方だね、と思うものも入っているが、相対的に冷静な筆致であり、まとめて学べる。
第1部 「格差」は本当にあるのか
「格差はいけない」の不毛―政策として問うべき視点はどこにあるのか 大竹文雄
「みえる格差」と「みえない格差」 白波瀬佐和子
「規制緩和」と「格差拡大」は無関係だ―「『くたばれGNP』の現代版『くたばれ格差社会』」と言われたら) 仲正昌樹
第2部 ニート=新たな「下流社会」か
希望格差社会の到来―努力が報われる人、報われない人 山田昌弘
ニートがそれでもホリエモンを支持する理由 斎藤 環
そんなにいるわけない!ニート「85万人」の大嘘 稲葉振一郎+本田由紀+若田部昌澄
「下等遊民」のイデアルチュプス 小谷野 敦
第3部 「格差社会」を生き抜くために
格差批判に答える―日本人よ、「格差」を恐れるな 竹中平蔵+宮崎哲弥
一揆か、逃散か―格差社会と「希望なき時代の希望」 二神能基+森永卓郎
「勝ち負け」の欲望に取り憑かれた日本―「不平等ブーム」の中で 佐藤俊樹
二極化社会も悪くない―「金持ちは悪」という発想を捨てよう 渡部昇一+日下公人
「格差社会」なんて怖くない―サバイバルのための子育て術 日垣隆
午後の2本目は、OCNシアターで2005年製作の「Rock Legend /Elton John」を見る。Elton Johnをまとめて映像で見たり、聞いたりするのは、初めて。ふとっちょパパの趣味には合わない。