今回も興味深い記事が多い。
SIGHTという雑誌は知らなかったが、なかなか面白いな。
塩野七生さんが、息子さん(アントニオ・シモーネさん、映画製作を志している)と塩野さんが、映画を中心に各種の話題を語り合う。
お二人とも、映画を沢山、それも深く観ていることにまず、びっくりする。
1 これだけは観てほしいイタリア映画
2 アメリカ映画の底力
3 アシスタント残酷物語
4 ヴィーヴァ・イタリア
5 イタリアとアメリカで映画作りはこんなにちがう!
6 映画製作とマフィア
7 女帝ミレーナ
8 若者はヴィスコンティをどう観るか
9 マストロヤンニはなぜ女性にモテるのか?
10 モテる男には二つのタイプがある
11 スパルタ式はなぜ人びとを引きつけるのか?
12 ドイツ映画の反撃
13 元気をくれる、日本の映画二本
14 彼らはなぜ成功したのか
15 トルナトーレの映画はなぜ「客を呼べる」のか?
16 アルトマンへのオマージュ
17 キューブリックに脱帽
18 ハリウッド映画にはなぜ『スティング』タイプが多いのか
19 黒澤明の思い出
20 Bムービー賛歌
21 若くして亡くなった人気男優たち
22 コッポラとルメット、二人の巨匠の最新作は?
23 ローリング・ストーンズあるいは今なお元気な悪魔たち
24 経営のコツはローリング・ストーンズに学べ
25 シドニー・ポラックは優れた観察者だった
26 アイス・レディに未来はあるのか?
27 復讐の甘さと苦さ
28 助演者の重き存在
29 また一人が去って行った
30 昔の映画を観て今を考える
31 シンプル、でありながら深い
小林正宏さんの本を数冊読んだが、読みやすい。
この本は、アメリカ、ヨーロッパ、日本を視野に入れており、大変興味深い。
また、著者の意見も分かりやすいし、興味深い。
序章 最悪期は脱したか、偽りの回復か?
第1章 危機はなぜ拡大したのか~失われた「信用」と当局の迷走
第2章 米国経済は再生できるか~オバマ政権が直面する課題
第3章 混迷続く日本経済
第4章 米国以上に深刻な欧州経済
第5章 大恐慌との共通点と相違点
第6章 金融システム改革と回復へのロードマップ
終章 そして日本は~成長産業を創出できるか
税理士の奥村佳史さんが書いた本。
実に分かりやすいし、文章も読みやすい。
税制に対する意見ももっともだと思うし、入門書としてはよいと思う。
第1章 会社を宗教法人にすれば税金を払わなくて済む?―法人税の納税義務者
第2章 たくあんで法人税を納めることができたなら―法人税の課税標準
第3章 赤字でも法人税―法人税の税額計算
第4章 みずほ銀行はなぜ法人税を払わないのか?―繰越欠損金制度
第5章 投資会社社員は電話が怖い?―受取配当の益金不算入
第6章 決算日、肺が凍りそうです―棚卸資産と売上原価
第7章 リゾート施設を買ったなら―減価償却
第8章 名ばかり管理職の次は、名ばかり役員―役員給与
第9章 夜のクラブ活動費―交際費、寄附金、使途秘匿金
第10章 取引先が倒産したら―貸倒損失と貸倒引当金
第11章 株価が半値に下がったら―資産の評価損
第12章 収益物件に買い換えましょう―圧縮記帳などの節税対策
第13章 新聞記事にならないように―申告と納付
子どもの頃、大鵬は確かに好きだった。
私の子どもの頃だったら、西鉄、大鵬、ちゃんぽんという感じだろうか。
いずれにせよ、大鵬のイメージは大変強く残っている。
もっとも彼と対戦した力士も個性的だった。
今はどうなのだろうか。時代が変わってもあまり実は変わっていないのかも知れない。
子どもの頃から物質的に満たされないと言うのは大事なことかもしれない。
第1章 納谷少年
第2章 「大鵬」誕生
第3章 相僕は勝たねばならない
第4章 故障、再起、闘病、優勝
第5章 心・技・体
終章 二十一世紀の相僕界、そして若者へ
著者のくまさんとは、某SNSで知り合い、オフ会をしたこともある。
彼女のSNSの記事が出版されるとはびっくりした。
何らかの真実もありそうで、興味深い。
1 恋の黄金聖衣(銀河戦争編)
2 恋の黄金聖衣(アルデバラン編)
3 恋の戦略ゲーム
4 恋の天下一武道会
5 恋のニッチ戦略
6 恋を射んとせばまず馬を射よ
7 恋のシグナル伝達
8 立つ恋跡を濁さず
9 残り恋には福がある?
10 恋の活性化エネルギー
11 恋の元冠防塁
12 恋の抵触関係
13 恋の黒船来航
14 恋の出願審査請求
15 恋の方式審査
16 恋のエロジカルシンキング
17 恋のフーリエ変換
山本夏彦さんが好きで、著作はすべて読み、多くの人にプレゼントした。
久しぶりに山本夏彦さんの文章に触れたくなり、再購入、再読。
本書は、山本夏彦さんのコラム集20余冊から、名言を選り抜いたものである。
ふとっちょパパが斜に構えたところがあるからか、シニカルな文章、思想は好きである。
名言集として一部を切り取っても素晴らしいが、推敲を重ねたエッセイで読んだ方が山本夏彦節は味わえるような気がした。
著者の中野有紀子さんは、現役のナースらしい。
ナースという仕事に関する理解を深めるにはよい本である。
第1章 ナースのお仕事
第2章 ナースと患者の微妙な関係
第3章 制服を脱いだナースたち
第4章 良い病院、悪い病院
著者のロルフ・デーゲンさんは、科学ジャーナリスト。
原題は「VÖM HOCHSTEN DER GEFÜHLE」(最高の歓喜について)。
科学ジャーナリストが書いているだけあって、なかなかしっかりしており、面白い。製薬会社の話など、バイアグラだけでなく、更に病気を発見しようとしているのかと、これまた興味深い。
翻訳も良いのだろう。読みやすかった。
第1章 生殖の甘い報酬―自然はなぜわれわれに性的快感を与えたのか
第2章 動物界の営み―動物たちのセックスとオルガスムス
第3章 十二秒間の天国―そのとき、心と体に何が起きているのか
第4章 オルガスムスと脳科学―そのとき、脳内で何が起きているのか
第5章 女性のオルガスムス―なぜ女性はオルガスムスに達しにくいのか
第6章 健康とオルガスムス―オルガスムス健康法
第7章 オルガスムスよ永遠に―オルガスムス回復治療の最前線
エピローグ 明日の下半身―快楽の未来