ふとっちょパパの気ままな日記

読書履歴を中心に日々の記録を書きます

日本人はなぜ存在するか

2013-12-31 12:11:19 | 本と雑誌

与那覇潤さんは、愛知県立大学の准教授。
哲学の認識論から話が始まる。
キーワードは、「再帰性」。
なかなか興味深い本だが、だからどうなのか、というところから自分の考えが進まない。

目次

Part1 入門編―日本人論を考える
 第1章 「日本人」は存在するか
 第2章 「日本史」はなぜ間違えるか
 第3章 「日本国籍」に根拠はあるか
 第4章 「日本民族」とは誰のことか
 第5章 「日本文化」は日本風か
Part2 発展編―日本人論で考える
 第6章 「世界」は日本をどう見てきたか
 第7章 「ジャパニメーション」は鳥獣戯画か
 第8章 「物語」を信じられるか
 第9章 「人間」の範囲はどこまでか
 第10章 「正義」は定義できるか

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東京都中野区 (日本の特別地域7) (地域批評シリーズ日本の特別地域 7)

2013-12-31 07:14:05 | 本と雑誌

ムック本。
中野に住んでいるが、実感として首肯できるところが多い。
歴史が浅い地域だと言うのが、その特徴を形作っているというのは興味深い。

目次

第1章 中野区はサブカルタウンなのか?
第3章 中野区の住民もサブカルなのか?
第3章 中野駅前の真の姿に迫る!
第4章 中央線とその他路線に横たわる格差
第5章 高品下町・中野は不滅だ!

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日本人には二種類いる: 1960年の断層

2013-12-30 07:09:51 | 本と雑誌

岩村暢子さんは食卓を中心に日本の家族を見続けてきた方。
「輪前、輪後」ということを言い、1964年の東京五輪の前後で生まれた人たちに差があるのではないかということを指摘する知人がいた。
そんなものかな、と思っていたが、今回の1960年(昭和35年)で断層があるという指摘はなかなか鋭い。
私は、1958年生まれであるので、岩村先生の分類に従えば旧型だが、新型と分類されている人とも随分と被る。まだら模様の中にいる感じだ。

恐らく反対論も多いだろうが、両方を見ている身としては、首肯できることも多い。

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実録 ドイツで決闘した日本人

2013-12-23 07:32:30 | 本と雑誌

著者である菅野瑞治也さんが、経験したことを体系的に描く。
現代のドイツにも大学生にメンズーアと呼ばれる決闘が残っていることにびっくりする。
ただし、「決闘」は「 」でくくるべき内容である。
私にはとてもできない。

目次

第1章 ドイツの決闘
第3章 決闘の掟
第4章 学生結社の日常
第4章 伝承と継承―高貴なる野蛮

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女たちのサバイバル作戦

2013-12-22 08:37:58 | 本と雑誌

上野千鶴子さんの本を初めて読む。
ここ40年くらいの女性と仕事等をめぐる問題を概観できる。
「おやじ」という単語を使わなければもっと良い。

作戦ではなく、戦略がなかったからだめなのだろうが、どういう戦略がとれるのだろうか。

目次

第1章 ネオリベ/ナショナリズム/ジェンダー
第2章 雇用機会均等法とは何だったか?
第3章 労働のビッグバン
第4章 ネオリベと少子化
第5章 ネオリベとジェンダー
第6章 ネオリベが女にもたらした効果―カツマーとカヤマーのあいだ
第7章 オス負け犬はどこへ行ったのか?
第8章 ネオリベ・バックラッシュ・ナショナリズム
第9章 ネオリベから女はトクをしたか?
第10章 性差別は合理的か?
第11章 ネオリベの罠
第12章 女たちのサバイバルのために
結びにかえて

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なぜ障がい者を雇う中小企業は業績を上げ続けるのか?―経営戦略としての障がい者雇用とCSR

2013-12-19 17:28:43 | 本と雑誌

会社の人が薦めてくれた本。
著者は、横浜市立大学都市社会文化研究科教授でありCSRセンター長である影山摩子弥さん。

表題の問いに対する答えは良く分からなかったが、事例は興味深い。

目次

Ⅰ部 経営戦略としての障がい者雇用
 第1章 障がい者雇用は経営のフロンティア
 第2章 障がい者雇用で会社が変わる―5つの事例から
 第3章 障がい者を雇う企業が業績を上げる理由
 第4章 こうすれば障がい者雇用で業績が上がる
Ⅱ部 経営戦略としてのCSR
 第5章 CSRの時代
 第6章 なぜ社会を見なければならないのか?
 第7章 守りのCSR
 第8章 システムとしてのCSR
 第9章 地域活性化の処方箋としてのCSR
 第10章 社会貢献の経営戦略化
 第11章 社員の求心力を上げる
 第12章 CRMの極意
 第13章 CSRのポイント―仕組みが重要
 第14章 CSRのポイント―計画策定から取組みの伝達まで
 第15章 戦略を促す施策を

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人類哲学序説

2013-12-16 06:49:41 | 本と雑誌

梅原猛先生が、人類哲学を提言。
ポイントは、「草木国土悉皆成仏」である。
本を読んでみて欲しいが、西洋哲学を要領よくまとめ、日本の古来の考え方を紹介する。

目次

第1章 なぜいま、人類哲学か
第2章 デカルト省察
第3章 ニーチェ及びハイデッガー哲学への省察
第4章 ヘブライズムとヘレニズムの呪縛を超えて
第5章 森の思想(

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「余命3カ月」のウソ

2013-12-16 06:40:43 | 本と雑誌

近藤誠さんの本。
ガンの手術で亡くなった方を知ると、表題のとおりだろうと思う。
他方、手術で生き残った方もいる。この方々はどう評価すればよいのだろうか。

目次

第1章 偽りだらけの余命宣告
第2章 余命とはなにか
第3章 がんとはなにか
第4章 余命を縮める抗がん剤の正体
第5章 予防医学が余命を削る!
第6章 限られた余命を、どう生きるか
Q&A 余命のギモン ケーススタディ

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たしなみとしての大人の男の遊び方

2013-12-15 21:05:38 | 本と雑誌

書店で暇つぶしの本として購入。
あまりに軽すぎて、薀蓄には程遠い。

目次

1 大人の男が楽しむ「飲食の場」
2 大人の男が楽しむ「料理・酒」
3 大人の男が楽しむ「ギャンブル・マネー」
4 大人の男が楽しむ「趣味・レジャー」
5 大人の男が楽しむ「ゲーム」
6 大人の男が楽しむ「舞台・芸能」
7 大人の男が楽しむ「音楽」
8 大人の男が楽しむ「映画・ドラマ」
9 大人の男が楽しむ「芸術」
10 大人の男が楽しむ「観るスポーツ」
11 大人の男が楽しむ「やるスポーツ」

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同期の人脈研究 - 「ヨコ社会の人間関係」は今?

2013-12-07 21:36:50 | 本と雑誌

岸 宜仁さんは、読売新聞で経済部に勤務し、大蔵省、通産省などを担当した方。
官界に限らず、産業界での同期を研究する。
ベースは、中根千枝さんの「タテ社会の人間関係」とのこと。
同期について言えば、首肯できることが多く、覗き見趣味っぽいが、なかなか興味深かった。

目次

第1章 そもそも同期とは何か?
第2章 大蔵省―結束と競争の共同体
第3章 財務省―変化する同期意識
第4章 法曹界―司法修習というシステム
第5章 民間企業―竹中・リクルート・家電業界
終章 グローバル化のなかの同期

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キレる女 懲りない男: 男と女の脳科学

2013-12-04 23:52:17 | 本と雑誌

黒川伊保子さんは、同年代であり、AI研究をなさった方。
男脳、女脳の話であるが、AI研究による知見を基にしており、興味深い。

目次

第1章 脳には性差がある
第2章 恐るべき女性脳―女性脳の取扱説明書
第3章 切ない男性脳―男性脳の取扱説明書
第4 齢を重ねてゆたかになる―年齢脳の取扱説明書

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知的創造の作法

2013-12-03 22:56:02 | 本と雑誌

阿刀田高さんの思考の秘密を解き明かす本。
なかなか興味深い。

目次

第1章 ダイジェストする力
第2章 アイデアの井戸を掘る
第3章 閃く脳味噌の育て方
第4章 知的創造の海へ
第5章 私の読書、私の執筆作法

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「本当のこと」を伝えない日本の新聞

2013-12-03 22:52:53 | 本と雑誌

マーティン・ファクラーさんは、ニューヨーク・タイムズ東京支局長。
色々な経験をされている方で、筆致は穏やかであり、具体的。
日本の新聞にも一部に見るべきところがあるが、全体としては情けない。
色々な人に指摘されているが、改善できないのが、悲しい。

目次

第1章 青い目の3・11取材記
第2章 情報寡占組織・記者クラブ
第3章 かくもおかしい新聞
第4章 ジャーナリストがいない国
第5章 日本の新聞 生き残りの道

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バカボンのママはなぜ美人なのか

2013-12-02 06:32:03 | 本と雑誌

柴門ふみさんの本。
柴門ふみさんが、嫉妬深かったとは、その作品から感じたことは無い。
彼女の作品のパワー源が嫉妬とは、びっくりである。

目次

第1章 嫉妬が今の私を作った
第2章 女の嫉妬
第3章 男の嫉妬
第4章 嫉妬の炎をスッと消す方法
第5章 嫉妬の正体

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そうか、君は課長になったのか。

2013-12-01 16:52:10 | 本と雑誌

佐々木常夫さんの本。
課長に限らず、職場のリーダー役に読んでもらいたい本。
いろいろと参考になる。

目次

第1章 まずはじめに、「志」をもちなさい
第2章 課長になって2か月でやるべきこ
第3章 部下を動かす
第4章 社内政治に勝つ
第5章 自分を成長させる

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