渋沢栄一、篤二、敬三と渋沢家の人々が描かれる。
どの人も一生懸命生きているのが分かり、共感できる。ただ、重圧に潰されるような生き方も大変だろうな、と感ずる。何も負うものがない人生は、それはそれで楽である。
目次
プロローグ 「財なき財閥」の誇り
第1章 藍玉の家
第2章 パリの栄一
第3章 家法制定
第4章 畏怖と放蕩
第5章 壮年閑居
第6章 巨星墜つ
第7章 にこやかなる没落
エピローグ 深谷のブッデンブローク家
渋沢栄一、篤二、敬三と渋沢家の人々が描かれる。
どの人も一生懸命生きているのが分かり、共感できる。ただ、重圧に潰されるような生き方も大変だろうな、と感ずる。何も負うものがない人生は、それはそれで楽である。
目次
プロローグ 「財なき財閥」の誇り
第1章 藍玉の家
第2章 パリの栄一
第3章 家法制定
第4章 畏怖と放蕩
第5章 壮年閑居
第6章 巨星墜つ
第7章 にこやかなる没落
エピローグ 深谷のブッデンブローク家
午後も、ひかりTVで映画を見る。
1997年の米・仏映画「シーズ・ソー・ラヴリー」。
暴力的な男についていく女性の話。病院に十年入っている暴力男が出てくる。
その間に、その男とは離婚し、新たに2人の子どもがいるというのに、10年ぶりに社会に出てきた男と出て行く女性。とても理解できない。映画としては、面白いのだろうか。
ショーン・ペン(暴力男)とロビン・ライト・ペン(元妻)が実際の夫婦であるとことから考えると、二人の愛の確認の映画なのだろうか。
と思っていたら、2007年に離婚したという報道もあったり、その後よりを戻したりと、映画並みのお手軽さである。
午後は、ひかりTVで映画を見る。
1986年の米映画「リトル・ショップ・オブ・ホラーズ」。
コメディというが、食人植物の気持ちの悪い映画だった。1960年のB級ホラー映画が、ミュージカルになり、更にミュージカル映画となったとのことである。
藤原正彦さんは、数学者であり、私の好きなエッセイストである。
9人の天才数学者をとりあげ、その生誕地を訪ねるなど背景も踏まえ、人生の天国と地獄を描き出す。天才は、集中力があるから、その人生の悩みも深い。
目次
神の声を求めた人―アイザック・ニュートン
主君のため、己のため―関孝和
パリの混沌に燃ゆ―エヴァリスト・ガロワ
アイルランドの情熱―ウィリアム・ハミルトン
永遠の真理、一瞬の人生―ソーニャ・コワレフスカヤ
南インドの“摩術師”―シュリニヴァーサ・ラマヌジャン
国家を救った数学者―アラン・チューリング
真善美に肉迫した異才―ヘルマン・ワイル
超難問、三世紀半の撃闘―アンドリュー・ワイルズ
1991年7月発行の本を買ったまま積読になっていた。
久しぶりに読んでみる気になり、一気に読んだ。
帯にあるように、<日清戦争に敗れた清国は、昨日の敵に学ぶべく、幼稚園から大学までの教師を日本から招いた。これに応じて海を渡った人々は、中国各地でどのように迎えられ、またなぜ、やがて姿を消したのか-忘れられた歴史とその教訓を、中国人学究が半世紀をかけて掘り起こした労作。>
全く知らない歴史であった。それにしても、立派な日本人もいれば情けない人々もいる。今も変わらない世の中である。
中日文化地位の逆転
日本教習
中国の新教育と日本教習
中国の近代化と松本亀次郎
中島裁之と東文学社
高校時代の友人が是非読んでみろと薦めてくれた本。
私の感覚とは違うが、興味深いものであった。
世間を騒がした事件ではあるが、その真相に迫る。
大半は問題ないのであろうが、警察、検察の動きが、心配になる。
第1部 堕落への道
第2部 ネパール横断
第3部 法廷の闇
第4部 黒いヒロイン
Robert W.Crandall博士による本著書は、「1996年電気通信法」成立以降の米国テレコム産業を描く。また、必要な限りにおいてヨーロッパ、アジアについても言及される。
原題は、「COMPETITION AND CHAOS」となっているが、正に混沌とした世界が作り出されてきた。ITバブルは、人為的なものである。
帯にはこうある。<非効率な参入を助長し、技術革新を阻んだ米国通信政策の教訓>
日本にも、何かしら参考になるだろう。
第1章 はじめに
第2章 電気通信市場の開放―1996年電気通信法
第3章 新法下の最初の8年
第4章 1996年法下の市内の競争
第5章 1996年法が既存市内事業者に与えた影響
第6章 距離と長距離事業者の消滅
第7章 移動体電話の急速な成長
第8章 ブロードバンド革命
第9章 他の国々の電気通信改革
第10章 回顧と展望
付録 1996~2003年における州別にみたベル会社の累積資本支出の推計値
夜も、更にひかりTVで映画を見る。
2001年の米・独・英・仏映画「ヘヴン」。公式ホームページは、ここ。
ケイト・ブランシェット演ずる女教師は、自分の夫、生徒を死に追いやった、麻薬のボスを殺そうとするが、計画は失敗、誤爆し、罪無き人を殺してしまった。彼女に恋をして助ける刑務官をジョヴァンニ・リビシが演ずる。
監督は、トム・ティクヴァ 。ポーランドの巨匠クシシュトフ・キェシロフスキの遺稿脚本の映画化である。
自然を活かした素晴らしい景観美の映像、音楽がある。ネタばれになるので詳しくは書かないが、最後に青空の中に消えていくのは美しい。
色々な人の評価を読むと厳しいものがあり、設定に無理があるにしても、個人的には、好きな映画である。
ところで、ドイツの監督、ポーランドの脚本、オーストラリアの主演女優、イタリア系アメリカ人の主演男優、イタリアの助演陣、エストニアの音楽家の映画の舞台が、なぜイタリアのトリノ、トスカーナなのであろうか。その答えは、公式ホームページのインタビューの中にある。
日中、ウオーキングを挟み、ひかりTVで映画を見る。
1989年の伊・仏映画「スプレンドール」。
田舎町の映画館「スプレンドール座」の館主は、マルチェロ・マストロヤンニが演ずる。彼女が惚れ込んで連れてきた座席係はマリナ・ヴラディ。彼女を目当てに来ながら、映画の魅力に取り付かれ、映写技師となるのは、マッシモ・トロイージが演ずる。
「映画」が本当に好きな人のための、「映画」に対する愛情溢れる映画である。
イタリア、フランス合作の映画らしくおしゃれ。時制が飛び、音楽が良く、ここちよい時間が進んでいく。