百田尚樹さんは「永遠の0 (講談社文庫)
」で知った方。
最近はやりの本「海賊とよばれた男 上
」もあるが、まずは古い方を読もうと思い、本書を手に取る。
時代物だが、人間を描いており、感動はある。
葉室麟さんとは違う温かさがある。
小林弘幸さんは、順天堂大学医学部教授の方。
40代、50代になり疲れている人に特に参考になる本だろうと思う。
142Pに<悩みを「形」にすることで、人は安心できる>とあるが、その通りだろうと思う。
<頭のなかで考えていると三十分でも一時間でも延々と考えてしまいますが、そんなにも長時間ンにわたって書き続けることなど不可能。やってみると意外に五分で終わってしまいます
いかに思考がループしていたかがわかるでしょう。>という指摘も、首肯できる。
この本を読み、豊かな人生を感じられる人は多いのではないかと思う。
はじめに なぜ、ゆっくり生きると健康にいいのか?
第1章 「ゆっくり」を意識するだけで体は変わる
第2章 ゆっくり生きるために取り入れたい「プラスαの健康習慣」
第3章 「ゆっくり」は人間関係を劇的に変える
第4時間の使い方で「人生の質」が変わる!
おわりに 本当の健康を手に入れるために
著者である、わぐりたかしさんの前著「地団駄は島根で踏め」をブログで紹介していたところ、語源ハンターであるご本人から新著のご案内をコメントでいただいた。
早速購入。他の本との関係で読むのが遅くなったが、ようやく読み終わった。
読み始めれば一気である。
今回も楽しく読む。語源ハンターの旅に一緒に行きたくなるような本である。
ところで、なぜ「ぷらり」とにごらないのだろうか。手元にある広辞苑を見ても「ぶらり」とにごっている。にごらないほうがすっきりはするが、どうも違和感はある。