ふとっちょパパの気ままな日記

読書履歴を中心に日々の記録を書きます

黒船の世紀(下) - あのころ、アメリカは仮想敵国だった

2012-07-27 06:54:49 | 本と雑誌

黒船の世紀の下巻を読む。
第一次世界大戦を経験しなかった日本人が戦争の悲惨さを分かっていなかったというのが興味深い。
更には、戦争を知らない作家が「日米未来戦記」を書き、煽る怖さも分かる。

目次

第2部 日米未来戦記の流行(承前)
 第9章 英国人の『太平洋大戦争』
 第10章 強い日本を求める空気
第3部 物語と現実の交錯
 第11章 東京大空襲を予知して
 第12章 戦争を知らない作家の登場
 第13章 ニューヨークで聞いた“怪談”
 第14章 なぜ真珠湾なのか
 第15章 オレンジ色の作戦

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黒船の世紀(上) - あのころ、アメリカは仮想敵国だった

2012-07-20 06:34:28 | 本と雑誌

猪瀬直樹さんの初期のころの本。単行本は1993年6月発行だが、読んだことが無かった。
日露戦争後の「日米未来戦記」の書き手をめぐる群像劇。
知らなかった世界だ。
「日米未来戦記」は、日米英で影響を与えたのだと思う。
今そんな本はあるのだろうか。

目次

第1部 太平洋へ向かうベクトル
 第1章 外圧と薄幸の異端児
 第2章 『次の一戦』の結末
 第3章 “リー将軍”の冒険
 第4章 忍びよる黄色い影法師
 第5章 平和は美しいか醜いか
第2部 日米未来戦記の流行
 第6章 欧州の荒野に立ちて
 第7章 戦争は最大の冒険なり
 第8章 あるスパイの回想

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商店街はなぜ滅びるのか 社会・政治・経済史から探る再生の道

2012-07-14 15:23:41 | 本と雑誌

新 雅史さんは、学習院大学非常勤講師とのこと。
商店街について、社会、政治、経済史の観点から再生を探る。
近代家族、規制国家、給付国家など分析ツールも面白い。
久しぶりに刺激的な本を読んだ。
これからが楽しみな人だ。

目次

序 章 商店街の可能性
第1章 「両翼の安定」と商店街 
第2章 商店街の胎動期(1920~1945)――「商店街」という理念の成立
第3章 商店街の安定期(1946~1973)――「両翼の安定」の成立
第4章 商店街の崩壊期(1974~)  ――「両翼の安定」の奈落
第5章 「両翼の安定」を超えて     ――商店街の何を引き継げばよいか
あとがき

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残酷な世界で生き延びるたったひとつの方法

2012-07-13 06:57:09 | 本と雑誌

会社の人に勧められて読んだ本。
橘玲さんは1959年生まれと言うから同年代。
文字は追えるのだが、中身が入ってこない。
私にとっては、言語明瞭意味不明という感がある。

目次

序章 「やってもできない」ひとのための成功哲学
第1章 能力は向上するか?
第2章 自分は変えられるか?
第3章 他人を支配できるか?
第4章 幸福になれるか?
終章 恐竜の尻尾のなかに頭を探せ!

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天皇の影法師

2012-07-07 21:16:09 | 本と雑誌

猪瀬直樹さんの初期の本。
1983年の単行本だが、古くならない。

目次

プロローグ
天皇崩御の朝に―スクープの顛末
柩をかつぐ―八瀬童子の六百年
元号に賭ける―鴎外の執着と増蔵の死
恩赦のいたずら―最後のクーデター
エピローグ
巻末特別対談 今、ここにある皇室の危機 VS東浩紀

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