佐々淳行さんが2018年10月10日に亡くなられて、7カ月が経つ。
日本のスパイ天国は有名だが、手がちゃんと打たれていないように思う。
こんな世界があることを知らなければならない。
「私を通りすぎたスパイたち
目次
はじめに 私とスパイたちとの関わりを書く
第1章 父弘雄とスパイゾルゲはいかに関係したか
第2章 スパイ・キャッチャーだった私
第3章 日本の外事警察を創る
第4章 彼は二重スパイだったのか?
第5章 ハニー・トラップの実際
第6章 私を通りすぎた「スパイ本」たち
おわりに 一九六三年の危惧
葉室麟さんに歴史を聞くシリーズである。
歴史を見る目というのを気づかせてくれる。
特に福岡に住んでいると興味がある話が多い。
遠く福岡から東京に出てくると、福岡に戻りたいと思わされる内容でもある。
目次
はじめに
第一部
第一章 黒田官兵衛
第二章 宮本武蔵
第三章 坂本竜馬
第四章 織田信長 豊臣秀吉 徳川家康
第五章 女帝の世紀
第六章 新選組
第七章 西郷隆盛
第八章 源平争乱
第九章 北条政子
第十章 天皇と近代
第十一章 真田幸村(信繁)
第十二章 千利休
第十三章 忠臣蔵
第二部
第一章 大坂の陣四百年
第二章 朝鮮出兵の時代
第三章 対外交流からみた中世
第四章 国家と宗教
第五章 柳川藩 立花家
第六章 日本人と憲法
日本人とは何か──あとがきにかえて──
小説としては、「ブルーレイ2枚パック ダ・ヴィンチ・コード エクステンデッド・エディション/天使と悪魔 スペシャル・エディション [Blu-ray]
たまたまテレビをつけたらちょうど始まるところ。
GWの終盤、お昼寝の後に見てしまった。
よく分からないのだが、どんどん謎が解かれる(笑)
養老孟司先生の講演録。
久しぶりに読んだが、理路を追えない。
大事なことをおっしゃっているように感ずるが、得心できないのだろう。
目次
現実とはなにか―意識は、なぜあるのか?
自然と人間―人間は死んだら「モノ」なのか?「ヒト」なのか?
からだと表現―人間は「人工身体」と「自然身体」の二つのからだを持っている
構造から見た建築と解剖―人工(脳)と自然(身体)との釣り合いこそ重要である
ゆとりある生活の創造―人間は、意識だけでできているわけではない
現代社会と脳―「男」と「女」という言葉ができたとき、性の連続が断ち切られた
ヒトを見る目―人間は、自分ができることの説明ができない
子どもと自然―子どもを育てるとは「手入れ」をすること
情報化社会と脳―「ああすれば、こうなる」だけになった現代社会
葉室麟さんの「春雷 (祥伝社文庫)
物語は続いて行く。
今回の作品は、楓と小平太が幸せになるというハッピーエンドもあり、良かった。
それにしても、本当の悪人は一人しか出てこない。
みなそれぞれにそれぞれの理屈の中で生きている。
我々もそうなのだろうか。