ふとっちょパパの気ままな日記

読書履歴を中心に日々の記録を書きます

アスペルガーのパートナーと暮らすあなたへ:親密な関係を保ちながら生きていくためのガイドブック

2019-02-24 21:49:51 | 本と雑誌


マクシーン・アストンさんの本。
最近、アスペルガー症候群関係の本を数冊読んだが、理解は進む。
ただし、我々は理解を進めるだけで、解決には役に立たないと感ずる。
プロの出番であるが、そんなプロはどの程度いるのだろうか。

目次

まえがき
トニー・アトウッド 前文
はじめに
第1部
 1 アスペルガー症候群(自閉スペクトラム症)に 関するいくつかの事実
 2 ASは男性に顕著なのか
 3 疑いはあるが、まだASと診断されていないとき
 4 強迫観念的な行動か、特別な興味か
 5 現在と過去の社交生活、友人
 6 コミュニケーションの問題
 7 診断を求める
 8 診断されたらどうするか
 9 最初のときめき
 10 専門家の支援を得る
第2部
 11 ASと生きる
 12 コミュニケーションを改善する
 13 メッセージを相手にわかるように伝える
 14 怒り
 15 性生活
 16 親になること
 17 経済的側面
 18 特別な興味
 19 AS者のルーティン
 20 人づきあいの問題と解決策
 21 共感と相互利益
 22 すべてをASのせいにしない
 23 共に暮らし続ける
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アスペルガーのパートナーのいる女性が知っておくべき22の心得

2019-02-22 19:58:41 | 本と雑誌


著者のルディ・シモンさんは、ニューヨーク州在住の文筆家かつアスペルガー症候群の教育者とのこと。
こういう本を本で解決はしないが、参考にはなる。

目次

まえがき
はじめに
1 孤独あり
2 人前での愛情表現は、おそらくなし
3 典型的なデートやロマンチックな期待は彼を緊張させるだけ
4 あなたの存在や二人の関係を当たり前に思って気にかけない
5 ベッドではあなたよりも消極的
6 コミュニケーションはいつだって難題
7 ショックあり
8 たいへんなときに、そばにいてくれない彼
9 気難しがり屋、あるいは短気。ささいなことに爆発することも
10 大学や仕事、その他のことも長続きしない恐れあり
11 長い間ふさぎこんだり、まったく無気力になる
12 彼を恥ずかしく思うとき
13 「あなたは利用されている」という家族や友だちの声
14 「彼はしょせん、男なのよ」という周囲の声
15 自分のための支援ネットワークをもつように。時々は外に出て、楽しむこと7
16 あなたが一人で何かしても気にせず、自分のすることにあなたを誘わない
17 彼の時間の感覚はあなたのとは違う
18 ソファで一人で眠りたがる彼。最初から、もしかするとこれから先も
19 行動は変えられても、彼自身を変えることはできない
20 あなたを愛しているのに、二人の関係を重視しているのに、結婚の約束はないことも…
21 ASであろうがなかろうが、男性との関係は七変化
22 彼が歩み寄ってくるなら、二人の関係はきっと良くなるはず
自分自身に問うべきこと
用語解説 参考資料
お薦めの書籍とウェブサイト

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アスペルガーと愛: ASのパートナーと幸せに生きていくために

2019-02-19 13:05:26 | 本と雑誌


著者のマクシーンアストンさんは、英国コヴェントリー在住の自閉症スペクトラム(特にアスペルガー症候群)専門の認定カウンセラー・トレーナー・指導者。これまで2000人におよぶクライエントの相談に対応、自閉症スペクトラムのアセスメントも提供し、セラピストや専門家向けのワークショップも運営。英国内外の学会・集会での講演者としても広く活動している、とのこと。

精神の問題は、人種の違いというのはあまり無いのだと、感ずる。
大変参考になる。

目次

序 章
第1章 魅 力
第2章 興味の一致
第3章 信 頼
第4章 自己価値観
第5章 理 解
第6章 自己開示
第7章 コミュニケーション
第8章 AS側からみたコミュニケーション
第9章 非言語コミュニケーション
第10章 社交の場
第11章 ルーティン、決まり、境界線
第12章 ASの親
第13章 ASと性 1
第14章 浮 気
第15章 ASと性 2
第16章 言語の暴力とAS
第17章 ドメスティックバイオレンスとAS
第18章 ASと気づき
第19章 診 断
第20章 心身の健康とAS
第21章 カウンセリングとAS
第22章 女性とAS
第23章 ASのマイナス面
第24章 ASのプラス面
まとめ
よく受ける質問
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辛夷の花

2019-02-17 19:38:59 | 本と雑誌


葉室麟さんの真心と武門の心得との葛藤が興味深い。
過去の作品には、理不尽な結果に終わることもあったが、本作は大団円で望ましい。
心が豊かになる本である。

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アルビン/歌うシマリス3兄弟

2019-02-16 18:49:15 | 映画


このような映画が流行ったりするのだな。
ストーリーも陳腐だが、分かりやすいし、面白い。
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東京格差 ──浮かぶ街・沈む街

2019-02-13 08:46:33 | 本と雑誌


著者の中川寛子さんは「住まいと街の解説者」とのこと。
表題は煽情的だが、内容は極めて抑制されている。
東京の過去、現在、未来を描き出している。
世の中を変えようとしている人がいるということが分かる。
我々はそのフォロワーにでもなれるだろうか。

目次

第1部 過去:まちの単機能化が進んだ二〇〇〇年以前
 江戸の住民は超過密な低湿地に居住
 大地主と貧民―土地所有が偏在した明治期
 田園都市が作った「住宅街観」 ほか
第2部 現在:まち選びの「発見」
 地価下落で住みたいまちを選べるように
 自治体のサービス格差への意識
 「土地そのもの」への意識 ほか
第3部 未来:再生と消滅の時代
 「閑静な住宅街」という時代遅れ
 「職住分離」という無駄
 「住みやすいまち」という勘違い ほか
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夫がアスペルガーと思ったときに妻が読む本

2019-02-12 18:16:19 | 本と雑誌


宮尾益知先生の監修、滝口のぞみさんの執筆の本だと言ってい良いだろう。
この本を読んで「カサンドラ症候群」から抜け出せるとは思わないが、自分のことを客観的に見つめる本にはなる。
こういう本に救われる人は多いのだろうなと思う。

目次

カサンドラ症候群に出会うまで
プロローグ
第1章 大人の神経発達の問題が注目されている
第2章 カサンドラが結婚を決意するとき
第3章 カサンドラの傷つき
第4章 子どもが生まれて変化するAS夫との生活
第5章 子どもの学童期の困りごと
第6章 お金に関する葛藤
第7章 カサンドラから抜け出すために
終章 カサンドラを超えて―新しい二人のカタチを作っていきましょう
カサンドラたちとの出会い
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カサンドラ症候群 身近な人がアスペルガーだったら

2019-02-11 22:39:15 | 本と雑誌


岡田 尊司先生の本。
こういうことに悩んでいる人は多いのだろう。
読んでもらいたい本である。

目次

はじめに ふさぎ込み、イライラして夫を責め続ける妻。もしかしたら――
1章 カサンドラ症候群とは何か
2章 原因はアスペルガーだけではない
3章 カサンドラ症候群の正体
4章 カサンドラ症候群とセックスの悩み
5章 親子関係の問題がからみやすい
6章 夫にできること ――カサンドラの悲劇を防ぐために
7章 妻にできること ――優しい夫に変えるために
8章 関係を修復するアプローチ
付録 カサンドラ症候群 チェックリスト
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武士の人事

2019-02-11 19:29:10 | 本と雑誌


「よしの冊子」と言われる本がある。
これをもとに、山本博文先生が江戸役人を描き出す。
なかなか興味深い。

目次

第1章 政権交代―松平定信と田沼意次
第2章 老中たちの評判
第3章 幕閣大名の生態
第4章 町奉行の勤務ぶり
第5章 勘定奉行と勘定所役人
第6章 江戸の機動隊、火付盗賊改
終章 松平定信の退場
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草雲雀

2019-02-05 06:51:49 | 本と雑誌


葉室麟さんの本。
栗谷清吾は弱さを見せる主人公である。山倉伊八郎もスーパースターではない。
その市井の人間が懸命に生きる姿を描く。
感情移入はしやすいのではないかな。
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日本の醜さについて 都市とエゴイズム

2019-02-03 18:58:53 | 本と雑誌


井上章一先生は、独自の見解を示すので、なかなか興味深い。
確かにご指摘の通りだ。
社会科学者はどう答えるのだろう。

目次

第1章 日本人の協調性?
第2章 靴をはいたまま、ベッドに横たわれるか
第3章 ホテルにならない日本の城
第4章 カーネルおじさん、ペコちゃん、くいだおれ太郎…店頭におかれる人形の謎
第5章 安全か景観か
第6章 スクラップ・アンド・ビルドの国
第7章 東京の戦争、ローマの戦争
第8章 戦争と建築
第9章 坂口安吾の「日本文化私観」を批判する
第10章 利権まみれの街
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若者よ、マルクスを読もうIII

2019-02-01 06:23:45 | 本と雑誌


内田樹先生と石川康宏先生の本。
マルクスは原典を読まずに解説本を読むことが多い。
副題に「アメリカとマルクス-生誕200年に」とあるが、興味深い。

目次

まえがき
第一部 〈往復書簡〉 『フランスにおける(の)内乱』
石川康宏から内田樹へ(2017年12月30日)
内田樹から石川康宏へ(2018年3月30日)
第二部 〈報告と批評〉アメリカとマルクス
〈報告〉アメリカとマルクス・マルクス主義 受容と凋落(内田樹)
〈批評〉現代アメリカ型「マルクス主義」への道(石川康宏)
第三部 〈報告と批評〉 生誕二〇〇年のマルクス
〈報告〉マルクスとは何者であり続けてきたか(石川康宏)
〈批評〉現実から生まれた理論、外部から来た理論(内田樹)
第四部 〈新華社への回答〉
『若マル』の著者が語る生誕二〇〇年のマルクス
マルクスを読むことにはどういう意味があるのか(内田樹)
資本主義の改革と本当の社会主義のために(石川康宏)
あとがき
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