ふとっちょパパの気ままな日記

読書履歴を中心に日々の記録を書きます

小倉病院の人間ドックではパソコンを貸してくれる

2005-11-30 15:00:00 | 日記・エッセイ・コラム

40歳を超えてからは毎年、人間ドックは欠かさない。日帰り、一泊二日と色々受けてみるが、大事なことはやはり病院である。今年は、九州に転勤してきたので、北九州小倉病院で人間ドックを受けることとした。

この病院がよいことは、会社の人たちから聞いていたし、そのとおりとてもよい。最初の受付からして、しっかりとしている。受診の順番も工夫されており、待たされている感じがしない。先生も的確な説明をしてくださるので、長年の不安も解消した。

食事もバランスよく、また風呂も眺めがよい。

望外にうれしかったのは、パソコン貸し出しサービスである。いつも人間ドックの時には、待ち時間が暇になるので、読書が進むのであるが、今回は更にインターネットも使えることとなった。この日記はそのパソコンで書いている。なかなかのサービスである。

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ためらいの倫理学―戦争・性・物語

2005-11-30 06:38:24 | 本と雑誌

内田樹先生にはまって、文庫本化されたものを読んだ。初出は、Web上というが、最初にこれを読んでいたならば、内田先生にはまることはなかったろうと思う。哲学者らしいのかもしれないが(本格論文ならもっと大変なのでしょうけれど)、概念が色々と飛び交い、またAさんがこういった、Bさんがこういったということについての解釈が長々と、それも難しく続く。

「何が言いたいのかさっさとしゃべってくれ」と会社でいい続けるふとっちょパパには、この本は少々難解であった。とはいえ、「古だぬきは戦争について語らない」のスーザン・ソンダグさんに対するロジック批判など、ふとっちょパパも何か変だぞと感じていたところを明確にしてくださり、それだけでも気持ちがよい。

ためらいの倫理学―戦争・性・物語

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街場の現代思想

2005-11-25 11:18:15 | 本と雑誌

内田樹先生の本をまた読む。一気に読めるところが内田先生のよいところ。そうだ、そうだ、と共感しながら読めると、精神的にもよい。

第1章 文化資本主義の時代
  「越すに越されぬ、バカの壁」
  文化資本とは何か
  「一億総プチ文化資本家」戦略 ほか
第2章 勝った負けたと騒ぐじゃないよ
  『負け犬の遠吠え』のクールなあり方
  「負け犬」は二一世紀のランティエ
  「女子大回帰」志向と勝ち犬シフト
第3章 街場の常識
  敬語について
お金について
給与について ほか

街場の現代思想

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シニアが利益を創造する

2005-11-24 08:37:46 | 本と雑誌

NTTネオメイトという会社の奮闘記。少々きれいな感じはするが、実績として黒字を達成し、また、やる気を持ってしかもレベルアップして、仕事に取り組んでいるのが、よく分かる。

高齢化社会を迎える日本の雇用に関するモデルでもあろう。

勉強し続けることの大切さを教える一冊である。

なお、ふとっちょパパは、この本の中でNTTネオメイトと同様に分社化されたNTTマーケティングアクト九州をよく知っているが、彼ら彼女らもよく勉強をし、地域の情報化のために奮戦していることをお知らせしたい。

シニアが利益を創造する

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下流社会 新たな階層集団の出現

2005-11-21 08:40:42 | 本と雑誌

著者が自らあとがきで書くように、「そもそも本書で紹介した私のアンケート調査は、サンプル数が少なく、統計学的有意性に乏しいことは認めざるを得ない。」とのことである。

冒頭は、内閣府の調査などをもとにしていたので、そうか、そうか、と読んでいたのであるが、途中でn=9などという数字を見て、丹念に読む気が失せた。

居酒屋で、「最近こんな感じじゃないか」というよりは、アンケート調査をしているだけましかもしれないが、シリアスな問題を扱っているだけに、もっときちんとした論証が欲しい。

岩波新書、講談社新書なら出せないが、週刊宝石を出す光文社ならではと言うことからも知れない、と感じる。

下流社会 新たな階層集団の出現

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ぐりはま

2005-11-13 17:57:50 | 本と雑誌

1931年福岡県八幡市(現在北九州市)に生まれた、坂田怜二さんのエッセイ集。「ぐりはま」という題が、人目を引く。

役所づとめ、サラリーマンをなさった方であるが、文章力があり、読む人を惹きつける。ブログをお書きになるようなら是非読みたい方である。

ぐりはま

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街場のアメリカ論

2005-11-13 09:18:01 | 本と雑誌

先生はえらい」の内田樹先生の本を、また読んだ。日米関係だけでなく、視野を広げてみるので分かるものがある。確かに「目から鱗の日米関係。」である。

内田先生の本をもっと読んでみようと思い、更に3冊ほど注文した。

1.依存と自立――日米関係の話
2.ジャンクで何か問題でも?――ファーストフードの話
3.哀しみのスーパースター――アメコミの話
4.上が変でも大丈夫-アメリカの統治システムの話
5 成功の蹉跌-アメリカの戦争経験の話
6.かわいくない子供たち――児童虐待の話
7.コピーキャッツ――シリアル・キラーの話
8.アメリカン・ボディ――アメリカの身体と性の話
9.福音の呪い――キリスト教の話
10.メンバーズ・オンリー――社会関係資本の話
11.涙の訴訟社会――裁判の話

街場のアメリカ論

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風の男 白洲次郎

2005-11-12 10:17:01 | 本と雑誌

白洲次郎に魅せられた人々の証言をもとに、カントリー・ジェントルマンを描き出す。上流だの下流だの2層化などの議論がばからしくなるような、本物の日本人がいる。

風の男 白洲次郎

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オフィシャル・ブックTHEゴルゴ学

2005-11-10 08:58:53 | 本と雑誌

さすが歴史が長く深みもあるゴルゴ13。さいとう・たかをデビュー45周年&「ゴルゴ13」400話記念出版でもあり、すべてを鳥瞰できる。

オフィシャル・ブックTHEゴルゴ学

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ザ・ゴール 2 ― 思考プロセス

2005-11-07 00:24:25 | 本と雑誌

ザ・ゴール ― 企業の究極の目的とは何か」に続けて読んだ。前著では、ボトルネック(ハービーを探せ)の問題に焦点があたりがちだったが、今回は更に思考プロセスに話が及ぶ。前著同様、小説のスタイルを取りながら、思考方法を教えてくれる。

人の思考を追うだけでも大変だが、自分の会社でやろうと思ったら更に大変だろう。とは言え、取り組んでみたい。

ザ・ゴール 2 ― 思考プロセス

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もっとバレエに連れてって!

2005-11-04 23:33:48 | 本と雑誌

守山実花さんは、「食わず嫌いのためのバレエ入門」で初めて知った方だが、わかり易く、しかも的確にバレエの歴史から鑑賞の基本を教えてくださる。詳しい方には物足りないのかもしれないが、ふとっちょパパにはそうか、そうかと読める本である。

第1章 歴史で観るバレエ
(ギリシャ・ローマ時代―ダンスはかかとを上げて
 中世―踊る、踊る、貴族も庶民も…そして死も ほか)
第2章 俯瞰で観るバレエ
(コール・ド・バレエ―観る者を惑わせる肉体のラビリンス
 ディヴェルティスマン―ニワトリも踊る、お菓子も踊る)
第3章 クローズアップで観るバレエ
(細部にこそ神は宿りたもう
 脇役をクローズアップ!―森番ヒラリオン、その愛と挫折)
第4章 映像で観るバレエ
(『白鳥の湖』『ロミオとジュリエット』)

もっとバレエに連れてって!

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すべての上司は「ムードメーカー」である

2005-11-04 23:06:38 | 本と雑誌

著者である渋谷昌三さんの本を調べてみると、沢山ある。目新しい話はないが、上司としての基本を知るにはよい。そうだな、と思って読んでいたが20代、30代の人などはどう感じるだろうか。読後感想を聞いてみたいものである。

すべての上司は「ムードメーカー」である

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