ふとっちょパパの気ままな日記

読書履歴を中心に日々の記録を書きます

行きたくなる会社のつくり方

2011-10-31 07:01:00 | 本と雑誌

本好きの友人にいただいた本。
企業理念が大事なことがよく分かる。
特にP137の<「するな」より「しよう」が多い会社が元気な理由>のところは興味深い。
P138には、
<□行動規準=「しよう」をまとめたもの。企業理念を実現するための行動の規準。
 ■行動規範=「するな」をまとめたもの。法律や倫理、慣習、業界のルールなど。>
とある。「しよう」は、「するな」を超える効果があることが分かりやすく書かれる。

自社で考えてみると、行動規準よりも行動規範に縛られていることが多いように思う。それは、企業理念がしっかりとしていないこともありそうだ。
今ある企業理念をしっかりと根付かせることを考えてみようと思わせる本であった。

目次

はじめに
第1章 社員が元気な会社の秘密
第2章 社長は毎日おんなじことを語っていますか?
第3章 企業理念に込めるべきもの
第4章 企業理念を伝達するために
第5章 コミュニケーションは一日にしてならず
第6章 すべては長く続く経営のために
おわりに

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スティーブ・ジョブズ 神の遺言

2011-10-28 20:01:29 | 本と雑誌

本好きの友人にいただいた本。
スティーブ・ジョブズは2011年10月5日に亡くなるのだが、その翌日の10月6日初版というのがすごい。
彼の名言を、その背景も含め分かりやすく書いている。

目次

まえがき
1章 仏教には初心という教えがある -人生の展開
  2章 今日は素敵なことができたと思いながら眠れ -人生の充実
  3章 毎日18時間働いた。それを楽しんでいた -人生と闘志
  4章 目標は金持ちになることではなかった -人生と誇り
  5章 最初の電話のような可能性をつくる -人生と創造
  6章 探し続けろ。妥協はだめだ -人生と確信

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韓流エンタメ 日本侵攻戦略

2011-10-28 06:47:42 | 本と雑誌

韓流エンタメの入門書。
あまり興味がないふとっちょパパには、勉強になる。

目次

第1章 韓流新時代の到来
第2章 韓流ビジネスの経済学
第3章 K‐POPと韓国社会
第4章 K‐POPの光と影
第5章 韓国アイドルはなぜ幸せになれないのか?

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レヴィナスと愛の現象学

2011-10-25 07:09:10 | 本と雑誌

内田樹さんの著。
単行本があるのを知ってはいたが、難しそうであり避けていた。
文庫本になったので買ってみたが、やはり難解。
真面目に理解しようと思えばとても読み進まない本である。
それでも、何かしら興味深そうなことが書いてある。

目次

第1章 他者と主体
第2章 非‐観想的現象学
第3章 愛の現象学
 Ⅰ 家と女性
 Ⅱ 女性と主体
 Ⅲ 引き裂かれた人間

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木村政彦はなぜ力道山を殺さなかったのか

2011-10-25 06:57:09 | 本と雑誌

木村政彦と力道山のプロレスの試合の結果は知っている。
しかしながらその背景については初めて知った。
また、戦いの後についても全く知らなかった。
柔道家たちの強さをしっかり描いており、その中での「木村の前に木村なく、木村の後に木村なし」と言われた木村政彦の強さも描ききっている。
また、その木村政彦がなぜ力道山に簡単に負けたのかも描ききる。
増田俊也さんの力作。

目次

プロローグ
第1章 巌流島の朝
第2章 熊本の怪童
第3章 鬼の牛島辰熊
第4章 武徳会と阿部謙四郎
第5章 木村政彦と高専柔道
第6章 拓大予科の高専大会優勝
第7章 全日本選士権3連覇
第8章 師弟悲願の天覧試合制覇
第9章 悪童木村と思想家牛島
第10章 東條英機を暗殺せよ
第11章 終戦、そして戦後闇屋の頃
第12章 武徳会と高専柔道の消滅
第13章 アマ最後の伝説の2試合
第14章 プロ柔道の旗揚げ
第15章 木村、プロ柔道でも王者に
第16章 プロ柔道崩壊の本当の理由
第17章 ハワイへの逃亡
第18章 ブラジルと柔道、そしてブラジリアン柔術
第19章 鬼の木村、ブラジルに立つ
第20章 エリオ・グレイシーの挑戦
第21章 マラカナンスタジアムの戦い
第22章 もう一人の怪物、力道山
第23章 日本のプロレスの夜明け
第24章 大山倍達の虚実
第25章 プロレス団体旗揚げをめぐる攻防
第26章 木村は本当に負け役だったのか
第27章 「真剣勝負なら負けない」
第28章 昭和の巌流島決戦
第29章 海外放浪へ
第30章 木村政彦、拓大へ帰る
第31章 復讐の夏
第32章 木村政彦はなぜ力道山を殺さなかったのか
あとがき
主要参考文献

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「ぼうず丸もうけ」のカラクリ

2011-10-19 06:56:03 | 本と雑誌

現役のお坊さん(住職)であるショーエンKさんの本。
お寺の話は知らないことが多いので興味深い。
時給50万円というのが、最初に出てくるのでびっくりするが、葬儀でのお布施とのこと。
全国平均50万円ということであるが、高いな。
私ならどうするだろう、出すかな???
覗き見趣味であり、それ以上でもそれ以下でもない。

こんな本の内容がすべてだと誤解されると迷惑を受けるお坊さんも多いだろうかと思うと、心配になる。

目次

第1章 お釈迦さまもびっくりする「この世の楽園」
第2章 「お金の極楽」はお寺にあり
第3章 お寺に隠された「秘密」
第4章 お坊さんも大変なんです…
第5章 お寺との「お付き合いの奥義」

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憎まれ役

2011-10-18 06:55:09 | 本と雑誌

会社の方が共通の本棚においてくれていた本であり、興味深く手に取ってみた。

野中広務さんと野村克也さんが、テーマごとに意見を開陳する。
対談ではないが、お二人の意見は相互に読むことにより深く理解が進む。
基本は同じことが分かる。
それにしても帯の<小泉、長嶋、視聴率をとる男が日本を堕落させた!這い上がった男の格差社会憂国論>というのは、正しい。

ところで、編集者の力が大きいと思う。

目次

序論 憎まれ役世に憚る
第1章 グローバリズムに屈した野球と政治―危機論
第2章 小泉と長嶋人気支配の落とし穴―リーダー論
第3章 「這い上がり」だから言う、格差社会批判―機会均等論
第4章 負けない野球、負けない政治―戦略論
第5章 V9巨人軍こそ、日本と自民党の理想だった―組織論
第6章 地位に恋々とせず、すべてを擲つ―人材論
終章 念ずれば花開く―人生論

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筑摩書房 それからの四十年 1970-2010

2011-10-17 06:55:58 | 本と雑誌

「筑摩書房の三十年」(和田芳恵著)の続編。
永江朗さんの筆になる。
社史を販売するなんてという声があるが、それはそれでよいと思う。
歴史は人が作るのだということがよく分かる。
社史を読むことはあまりないが、人の名前が出てくることはあまりないのではないだろうか。

普通の社史で人の息遣いを感ずることがあるのだろうか。
社長の評伝というのはよくあるのだが。

目次

序章 一九六〇年代、たしかに企画は広がった
第1章 漫画全集の毀誉褒貶―「現代漫画」
第2章 子どもの心の起爆剤に―「ちくま少年図書館」
第3章 ここは出版社ではなかったのか?―「ビデオ版 現代臨床医学大系」
第4章 パリからの贈り物―「現代版画」「世界版画大系」から「江戸時代図誌」へ
第5章 古田晁逝く
第6章 思想が現実だったころ―『展望』の一九七〇年代
第7章 『事故のてんまつ』のてんまつ
第8章 筑摩書房のいちばん暑い夏―7・12 会社更生法申請
第9章 去るも地獄、残るも地獄―11・15 更生開始決定まで
第10章 すべてはここから始まった―「更生計画案」認可
第11章 プロジェクトNと読者志向―「ちくまセミナー」から
第12章 ペーパーバックの大海へ―「ちくま文庫」と「ちくま文学の森」
第13章 人文書の星座をつくる―「ちくま学芸文庫」
第14章 悲願、書き下ろしの定期刊行―「ちくま新書」
第15章 書籍だけでやっていく「覚悟」―『頓智』の失敗から
第16章 二つのミリオン―『金持ち父さん 貧乏父さん』と『思考の整理学』
第17章 次世代の読者を育てる―国語教科書とその周辺
第18章 機能している倉庫はキリリと美しい―物流と営業の改革
終章 良書を出し続けるインフラを―「筑摩選書」と筑摩書房のこれから

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筑摩書房の三十年 1940-1970

2011-10-10 08:51:43 | 本と雑誌

筑摩書房は2010年に創業70年を迎えた。
それを機会に社史を作成。
そもそも30年で社史を作っていたので、それを復刊。
更に40年史を作った。
30年史は、和田芳恵さんの著。
芳恵さんというから女性だと思っていたのだが、男性。
それにしても、意欲はあり、志もあるが、金銭感覚はむちゃくちゃ。
よく飲むな。

目次

第1部 戦前篇―筑摩書房の船出
 1 古田晁と臼井吉見の絆
 2 戦時下の筑摩書房
第2部 戦後篇―荒波を乗り越え
 1 新たな出発
 2 綱渡りの連続

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スパングリッシュ 太陽の国から来たママのこと 

2011-10-09 23:46:32 | 映画

  FOX bs238で「スパングリッシュ 太陽の国から来たママのこと」を見る。
人種問題、親子の問題、男女の問題と多くの問題を抱えながら、上品な終わり方にしている。
こういう映画がよいな。
アメリカ映画でもこういうものを作るというところが、懐が深いと思う。

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ボルベール<帰郷>

2011-10-08 23:53:00 | 映画

FOX bs238で、ボルベール<帰郷>を見る。
親子三代の女性にかかわるストーリー。
なかなか考えさせられる話である。
スペインの映画であるが、深い感性がある。
男が見る映画ではないかもしれない。

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決断できない日本

2011-10-07 20:34:00 | 本と雑誌

恐らく嵌められたメビン・ケア氏の著書。
アメリカの立場からの見方であるが、よく分かる。
日本、アジア、世界の安全保障を考えなければならない。

それにしても、自民党ですら決断できないのであるから、民主党はもっと決断できないだろう。

他党は誤った決断をしそうである。

目次

第1章 トモダチ作戦の舞台裏
第2章 嵌められた「ゆすりの名人」報道
第3章 横紙破りの外交官として
第4章 アメリカは日本を手放さない
第5章 沖縄「反基地」政治家との戦い
第6章 日米同盟の内幕
第7章 七転び八起きでいいじゃないか

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ローマ人の物語〈43〉ローマ世界の終焉〈下〉

2011-10-03 06:53:02 | 本と雑誌

塩野七生さんのローマ人の物語がついに完結。
文庫本だと43巻となった。
それにしても長い歴史であった。
歴史は人である。
人民が作る歴史観というのもあるだろうが、やはりリーダーが作る歴史なのだろう。
それぞれの場所でリーダーはいるはずなので、歴史を引っ張るリーダーが大事だ。
同時代的にこのリーダーは本物のリーダーかということは分かるのだろうか。

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