ふとっちょパパの気ままな日記

読書履歴を中心に日々の記録を書きます

日本人の美風

2011-11-29 09:17:19 | 本と雑誌

出久根 達郎さんの本は時々読みたくなる。
日本人の美風とは良い言葉だと思う。
最近使わない言葉だ。もちろん、内容も心を打つ。

目次

天災と砕身―浜口梧陵と篤志の人々
無名の志―中谷宇吉郎と奇特な宿
勤倹力行の提唱者―二宮尊徳の凄味
陰徳を積む―野口英世のパトロン
義理がたい―樋口一葉の優しき清貧
狂歌の伝統―一高校長たちのユーモア
「よく耐えてこられましたね」―皇后美智子さまの読書

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結婚は勢いだと他人は言う

2011-11-27 09:34:12 | 本と雑誌

日向蓬さんは、女性心理を書くのがうまいし、世相も掴んでいる。
いくつかのアンソロジーがハーモニーを奏でている。

目次

第一話 両性の合意のみに基づき
第二話 夢のサーカス団
第三話 愛のモラトリアム
第四話 なみだの操
第五話 男の本懐
第六話 三つの袋
第七話 娘よ
第八話 女の花道

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ラーメンと愛国

2011-11-25 22:29:13 | 本と雑誌

ラーメンの話を世相と歴史から説明。
なかなか興味深い本である。
速水健朗さんという方は知らなかったが、なかなか面白い本を書く。

目次

第一章 ラーメンとアメリカの小麦戦略
第二章 T型フォードとチキンラーメン
第三章 ラーメンと日本人のノスタルジー
第四章 国土開発とご当地ラーメン
第五章 ラーメンとナショナリズム

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橋下主義(ハシズム)を許すな!

2011-11-23 10:00:54 | 本と雑誌

内田樹、香山リカ、山口二郎、薬師院仁志の各氏による緊急出版。

橋下氏はだんだんヒットラーの様相を示しているように思う。ヒットラーが権力を握っていく時というのはこんな感じだったのだろうか。

目次 

第1章 内田樹  おせっかい教育論~教育基本条例の時代錯誤について
第2章 山口二郎  橋下政治は軍隊的官僚主義と競争原理主義の合体にすぎない
第3章 橋下主義(ハシズム)を斬る! 香山リカ、薬師院仁志、山口二郎
第4章 よくも言ったり!橋下主義者(ハシスト)妄言録

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家族の勝手でしょ!写真274枚で見る食卓の喜劇

2011-11-21 21:43:30 | 本と雑誌

岩村暢子さんの本を続けて読む。
274枚の写真は、迫力がある。
我が家だって、この本の中で指摘されているところは当たっているところがある。
皆さんのご家庭はいかがだろうか。

目次

序章 お父さんが知らない家庭の食卓
1章 健康志向とその正体
2章 昔の常識、今の非常識
3章 「誰か」と「明日」に期待する子育て
4章 「子供中心」というネグレクト
5章 「私」を大切にする主婦たち
6章 家族一緒はフレックスで

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“現代家族”の誕生―幻想系家族論の死

2011-11-20 09:07:29 | 本と雑誌

アサツー ディ・ケイ 200Xファミリーデザイン室 岩村暢子さんの本。
変わる家族 変わる食卓―真実に破壊されるマーケティング常識 」から読んだ方が良かったのだろうが、第2弾から読んだ。
我々の親の代から食が変わったという指摘は興味深い。
すなわち、親の時代は物がなくてあまりまともの食事はしておらず、戦後は核家族化が進行し、親に料理を習うというよりは、料理教室、雑誌等の情報に学んだという指摘はその通りだろうと思う。また、冷凍食品など新しいものも、進んだものをどんどん取り入れた親の世代の特徴だというのもそのとおりである。

娘世代とのつながりを親の方から見ているのも面白い。

なかなか興味深い本である。

こんなことはないと否定する人も多いだろうが、実はこんなところが実像ではないだろうか。

目次

序章 食の崩れの原因を求めて
第1章 結婚した娘をもつ母親たちの奇妙な発言
第2章 元祖新人類の母親たち
第3章 激変する台所と家庭の食
第4章 「新専業主婦」の誕生
第5章 「お子様」時代の始まり
第6章 「伝えない」「教えない」母親たち
第7章 「してあげたい」「してあげる」母親たち
第8章 「お楽しみ」繋がりの三世代
終章 “現代家族”の誕生―そして必然的に食は崩れた

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ブレないリーダー

2011-11-18 16:53:20 | 本と雑誌

武田 斉紀さんの本を「行きたくなる会社のつくり方 (Nanaブックス) 」に続けて読む。
企業理念に関する話をリーダー論として展開。
面白く読める。

目次

■はじめに
  第1章 リーダーに最低限求められること
  第2章 ブレるリーダーの周りで起こっていること
  第3章 ブレないリーダーの周りで起こっていること
  第4章 組織は、リーダーは、なぜブレてしまうのか
  第5章 ブレないリーダーになる
  第6章 ブレない組織を作る
  ■おわりに

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ちょっと待った!! 社長!その残業代払う必要はありません!!

2011-11-17 00:06:12 | 本と雑誌

表題は下品な本である。
しかし内容は至って真面目な本である。
勉強になるのではないかな。

目次

序 章 社長の9割が陥る! 恐ろしい労働条件の<罠>
  第1章 知らなきゃ会社の大損!! 残業と休日労働のホント
  第2章 まさかの盲点! 有給休暇ってこういうことなんです
  第3章 社長! 給料・退職金等のお金が絡む規定は慎重に
  第4章 休憩・休職・解雇等の規定は無関心では済まされません!!
  第5章 就業規則の作成は抜け目なく! これが鉄則です

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「しがらみ」を科学する: 高校生からの社会心理学入門

2011-11-15 22:51:19 | 本と雑誌

山岸俊男さんが高校生向けに書く。

実に読みやすい本になっている。編集者の勝利かな。

目次

第1章 ジントニックと凶悪犯罪―「心でっかち」のワナ
第2章 天才は先生に作られる―社会は自分たちで作るもの
第3章 クジャクのハネと「いじめ」の螺旋―社会ができるプロセス
第4章 ぐるぐる巻きの赤ちゃん―社会が分かるとは
第5章 空気と社会―がんじがらめの日本社会

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マネジメント[エッセンシャル版] - 基本と原則

2011-11-13 08:26:51 | 本と雑誌

有名なるドラッカーの著。
久しぶりに読み返してみる。
以前に比べ経験を積んでいるのだから、読みやすいかと言えばそんなこともない。
個人的にはつまらない本だった。

目次

Part1 マネジメントの使命
 第1章 企業の成果
 第2章 公的機関の成果
 第3章 仕事と人間
 第4章 社会的責任
Part2 マネジメントの方法
 第5章 マネジャー
 第6章 マネジメントの技能
 第7章 マネジメントの組織
Part3 マネジメントの戦略
 第8章 トップマネジメント
 第9章 マネジメントの戦略
付章 マネジメントのパラダイムが変わった

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他者と死者―ラカンによるレヴィナス

2011-11-11 22:37:16 | 本と雑誌

内田樹さんの本。
これも難解な本だった。
売れっ子作家でなければ、文庫本にはならないだろう。
気になるところが、ところどころある。
しかし、ほとんどのところは理解できない。

目次

第1章 知から欲望へ
第2章 テクスト・師・他者
第3章 二重化された謎
第4章 死者の切迫
終章 死者としての他者

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残念な人の逆襲

2011-11-11 22:28:17 | 本と雑誌

著者の山崎将志さんは、ビジネスコンサルタント。
小説仕立てで、ビジネスマンの基本を書く。
新入社員には良いかな。

目次

第1話 この仕事、意味あるんですか?
第2話 人事評価に納得できません!
第3話 五月病になりました…
第4話 残念な私の逆襲

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日本人の坐り方

2011-11-10 20:17:12 | 本と雑誌

矢田部正英さんの本。
坐るということが簡潔に解説してある本。
正座と言われていうもののが何であるかも分かるし、それ以外の坐り方も分かる。
なかなか興味深い本である。

目次

序章 畳と日本人
第1章 正坐が唯一の作法ではない
第2章 坐り方の多様性
第3章 なぜ正坐が広まったのか
第4章 正坐偶像論
第5章 坐るための知恵
第6章 坐の体験世界
第7章 坐り方ガイド「基本十姿」
おわりに 日本文化の基層に

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ザ・ラストバンカー 西川善文回顧録

2011-11-06 21:54:25 | 本と雑誌

西川善文さんは、住友銀行に入行。58歳で頭取に就任。
その不良債権処理の人生、三井住友銀行を作った経緯などバンカーとしての苦労が描かれる。
2006年に日本郵政の社長に就任。数々の改革を行うも、政治の動きに翻弄され、本来の動きができない。
郵政の民営化はどうなったのだろうか。

問題の先送りができないのは、郵政も日本国も同じだが、古い体質のまま、変化を起こさずに進もうというのは無理があるように思う。

目次

第1章 バンカー西川の誕生
第2章 宿命の安宅産業
第3章 磯田一郎の時代
第4章 不良債権と寝た男
第5章 トップダウンとスピード感
第6章 日本郵政社長の苦闘
第7章 裏切りの郵政民営化

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冠婚葬祭でモメる100の理由

2011-11-03 19:52:47 | 本と雑誌

島田裕巳さんもつまらない本を書いたものだと思う。
ただ、こういう本のニーズはあるのだろう。
一問一答で読みやすい。
回答は首肯できるものが多い。

目次

第1章 冠
第2章 婚
第3章 葬
第4章 祭

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