アサツー ディ・ケイ 200Xファミリーデザイン室 岩村暢子さんの本。
「変わる家族 変わる食卓―真実に破壊されるマーケティング常識
」から読んだ方が良かったのだろうが、第2弾から読んだ。
我々の親の代から食が変わったという指摘は興味深い。
すなわち、親の時代は物がなくてあまりまともの食事はしておらず、戦後は核家族化が進行し、親に料理を習うというよりは、料理教室、雑誌等の情報に学んだという指摘はその通りだろうと思う。また、冷凍食品など新しいものも、進んだものをどんどん取り入れた親の世代の特徴だというのもそのとおりである。
娘世代とのつながりを親の方から見ているのも面白い。
なかなか興味深い本である。
こんなことはないと否定する人も多いだろうが、実はこんなところが実像ではないだろうか。
序章 食の崩れの原因を求めて
第1章 結婚した娘をもつ母親たちの奇妙な発言
第2章 元祖新人類の母親たち
第3章 激変する台所と家庭の食
第4章 「新専業主婦」の誕生
第5章 「お子様」時代の始まり
第6章 「伝えない」「教えない」母親たち
第7章 「してあげたい」「してあげる」母親たち
第8章 「お楽しみ」繋がりの三世代
終章 “現代家族”の誕生―そして必然的に食は崩れた
武田 斉紀さんの本を「行きたくなる会社のつくり方 (Nanaブックス)
」に続けて読む。
企業理念に関する話をリーダー論として展開。
面白く読める。
■はじめに
第1章 リーダーに最低限求められること
第2章 ブレるリーダーの周りで起こっていること
第3章 ブレないリーダーの周りで起こっていること
第4章 組織は、リーダーは、なぜブレてしまうのか
第5章 ブレないリーダーになる
第6章 ブレない組織を作る
■おわりに
内田樹さんの本。
これも難解な本だった。
売れっ子作家でなければ、文庫本にはならないだろう。
気になるところが、ところどころある。
しかし、ほとんどのところは理解できない。
目次
第1章 知から欲望へ
第2章 テクスト・師・他者
第3章 二重化された謎
第4章 死者の切迫
終章 死者としての他者