ふとっちょパパの気ままな日記

読書履歴を中心に日々の記録を書きます

月神

2015-09-22 06:32:07 | 本と雑誌


葉室麟さんの小説。
福岡出身だが、福岡の志士については、有名でもないので知らない。
勉強にはなるが、小説としては盛り上がりに欠けたまま終わった感がある。
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考えすぎた人: お笑い哲学者列伝

2015-09-20 07:20:03 | 本と雑誌


清水義範さんにかかると著名な哲学者も楽しい人物に見える。
Amazonでの評判は芳しくないが、私は楽しく読んだ。

目次

ソクラテスの石頭
プラトンの対話ヘン
アリストテレスの論理が苦
デカルトのあきれた方法
ルソーの風変りな契約
カントの几帳面な批判
ヘーゲルの弁証法的な痴話喧嘩
マルクスの意味と価値
ニーチェの口髭をたくわえた超人
ハイデッガーの存在と、時間
ウィトゲンシュタインの奇妙な語り方
サルトルの常識な愛情
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ちょっと毒のあるほうが、人生うまくいく!

2015-09-13 19:22:17 | 本と雑誌


清水義範さんにかかれば、枕草子も新しい輝きを魅せる。
徒然草、おくの細道、枕草子を題材に人生論を展開されているが、次はどの本になさるのだろうか。

目次

1章 男も女も、ちょっと「毒」のあるほうが面白い
2章 この「遊び心」があれば、人生もっとラクになる
3章 人は「恋愛」で強くなる、賢くなる
4章 感性を大事にする人は、いつまでも若い
5章 飾らない、迷わない、落ち込まない
6章 上手に「あきらめる」と、世の中さらに楽しい
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数学物語

2015-09-12 14:01:03 | 本と雑誌


矢野健太郎先生が1936年に最初に発表された本。
矢野健太郎先生の参考書を使っていたふとっちょパパにとっては、懐かしい本である。
久しぶりに矢野健太郎先生の本を読んだが読みやすい。
こんな本は今出版されているのだろうか。
80年ほど前の本であるが、今でも広く読んでもらいたいものである。

目次

動物と数
未開人と数
数え方と一〇本の指
エジプトの数学
バビロニアの数学
種々の記数法
ターレス
ピタゴラス
プラトー
ユークリッド
アルキメデス
算数と代数の発達
パスカル
デカルト
ニュートン
一筆描きとオイラー
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仕事に効く 教養としての「世界史」

2015-09-07 06:07:58 | 本と雑誌


ライフネット生命保険株式会社 会長兼CEOでいらっしゃる出口治明さんの本。
Amazonの書評を読むと色々だが、世界史を再度勉強しようか、という気にはさせてくれる。
多忙なビジネスマンがこれだけ勉強をし、分かりやすく説明してくれるというのは素晴らしいことである。

目次

はじめに なぜ歴史を学ぶのか

◆第1章 世界史から日本史だけを切り出せるだろうか
――ペリーが日本に来た本当の目的は何だろうか?

◆第2章 歴史は、なぜ中国で発達したのか
――始皇帝が完成させた文書行政、孟子の革命思想

◆第3章 神は、なぜ生まれたのか。なぜ宗教はできたのか
――キリスト教と仏教はいかにして誕生したのか

◆第4章 中国を理解する四つの鍵
――難解で大きな隣国を誤解なく知るために

◆第5章 キリスト教とローマ教会、ローマ教皇について
――成り立ちと特徴を考えるとヨーロッパが見えてくる

◆第6章 ドイツ、フランス、イングランド
――三国は一緒に考えるとよくわかる

◆第7章 交易の重要性
――地中海、ロンドン、ハンザ同盟、天才クビライ

◆第8章 中央ユーラシアを駆け抜けたトゥルクマン
――ヨーロッパが生まれる前の大活劇

◆第9章 アメリカとフランスの特異性
――人工国家と保守と革新

◆第10章 アヘン戦争
――東洋の没落と西洋の勃興の分水嶺

◆終章 世界史の視点から日本を眺めてみよう
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私を通りすぎたマドンナたち

2015-09-03 06:49:56 | 本と雑誌


佐々淳行さんの本。
ユニークな人生を歩んだ方とユニークな人生を歩むマドンナたちの交遊録。
それにしても素晴らしい女性が多い。
興味深い本である。

目次

第1章 私を導いてくれた気品溢れるマドンナたち
第2章 私が出会った勇気溢れる女性たち
第3章 とてもリベラルだけど一目置いたマドンナたち
第4章 国益を損ねたマドンナ政治家たち
第5章 世のため人のため、凛々しく優しきマドンナたち
第6章 出でよ!日本のサッチャー、ジャンヌ・ダルク―私が期待する救国の女傑たち
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ふしぎなイギリス

2015-09-01 05:52:29 | 本と雑誌


著者の笠原敏彦さんは毎日新聞の論説委員。2度のロンドン勤務(1997~2002、2009~2012)とワシントン勤務(2005~2008)を経験している方。
イギリスに関する本は色々と読んできたが、最近の状況について知るには良い本だと思う。
2つのテーマが設定される。
<メインテーマは、近代合理主義を育み、世界に議会制民主主義などのお手本を示したイギリス人がなぜ、世襲制の君主制を支持するのかという「エニグマ(謎)」を読み解き、グローバル化する世界における国家、社会とは何なのかについて考えることだ。民主主義の機能不全とアイデンティティの問題は今後、各国に共通する悩みとして深まっていくだろう。グローバリゼーションの最先端を行くイギリスの抱える事情は、多くの国にとって他人事ではないはずだ。
サブテーマは、イギリスとアメリカという「2つのアングロサクソン国家」が主導してきた世界の在り方だ。>
単に出来事を紹介するだけでなく、背景までを追って解説するので理解が深まる。

目次

第1章 ロイヤル・ウェディングの記号論
現代の錬金術/ダイアナのDNAが変える王室/ファイネスト・アワー(歴史への誇り)

第2章 柔らかい立憲君主制
政権交代というドラマ/回避された憲政の危機/揺れる伝統の2大政党制/議会と王権

第3章 女王と政治家 サッチャーの軌跡
階級が違う2人の女性指導者/フォークランド・スピリット 自信を取り戻せ/大英帝国が生んだ「鉄の女」/女王が示した不仲説への暗黙の答え

第4章 階級社会とブレア近代化路線
打破すべき「古いイギリス」/ニュー・ミレニアム/キツネ狩り禁止に見る階級社会の現状/世襲貴族議員の断末魔/ブレアと王室

第5章 アングロ・サクソン流の終焉
アングロ・サクソンの盟友/ホワイトハウス最後の夜/ブレアはなぜ嫌われたか/アメリカを利用した世界戦略/イラク戦争が変質させた英米関係/イギリス、アメリカ、そして世界

第6章 イギリス経済の復元力
「開かれた経済」という理念/産業革命はなぜイギリスで起きたか/イギリス病の発病と克服/モノ作り大国への回帰と金融部門の優位性/外国人投資家に選ばれる理由

第7章 スコットランド独立騒動が示した連合王国の限界
つぎはぎを重ねた統治構造/揺れるナショナル・アイデンティティ/連合王国の歴史的経緯/独立は得か損かのそろばん勘定/消えない独立の火種/試練にさらされる「国家の形」

第8章 激動期の連合王国
ロンドニスタン・テロリストを生む土壌/デジタル時代暴動/漂流する国家像/イギリスはEUを離脱するのか?

第9章 ソフトパワー大国への脱皮
成熟のロンドン五輪/労働者階級の血を引くプリンス誕生/王位継承に布石を打つチャールズ皇太子/キープ・カーム・アンド・キャリー・オン

あとがき ロンドンから見た日本
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