ふとっちょパパの気ままな日記

読書履歴を中心に日々の記録を書きます

出会い系サイトで70人と実際に会ってその人に合いそうな本をすすめまくった1年間のこと

2018-08-31 15:02:35 | 本と雑誌


娘が読んでみたいというので買ってみた。
ふとっちょパパも読んでみる。
ノンフィクションの範疇なのだろうか。
面白い本である。

花田菜々子さんは、ヴィレッジヴァンガードの店長も務めた方。
自分の身の回りにはいないタイプの女性のようだ。

目次

プロローグ 2013年1月、どん底の夜0時

第1章 東京がこんなにおもしろマッドシティーだったとは
第2章 私を育ててくれたヴィレッジヴァンガード、その愛
第3章 出会い系サイトで人生が動き出す
第4章 ここはどこかへ行く途中の人が集まる場所
第5章 あなたの助言は床に落ちてるホコリみたい
第6章 私が逆ナンを身につけるまで――――そしてラスボス戦へ
第7章 人生初のイベントは祖父の屍を越えて

エピローグ 季節はめぐる、終わりと始まり

あとがき 2017年秋、本屋の店先で
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女性の視点で見直す人材育成――だれもが働きやすい「最高の職場」をつくる

2018-08-30 09:13:39 | 本と雑誌


中原淳さんは、立教大学経営学部の教授。
トーマツ イノベーション株式会社と組んでリサーチを行った結果を元に論を進める。
数名の女性のインタビューで書かれるような本が多い中で、データを元にしているので、理解しやすい。

最近特に思うのだが、長時間労働を強いるような職場を改善することがすべての前提になる。
これができるかどうかだ。

また、成果とは何かということになる。

職場ごとに、このあたりをはっきりさせると議論は進みそうである。
結局、職場単位くらいで解決していかないとだめなのではないだろうか。

目次

はじめに なぜいま、「女性の働く」を科学するのか?
0 女性活躍推進、何がおかしい?―ロールモデル論を超えて
1 女性が「職場」に求めるもの―スタッフ期
2 女性が「自信」を得る瞬間―リーダー期
3 女性が「管理職」になる日―マネジャー期
4 育児と仕事を両立するには?―ワーママ期
おわりに 「女性視点」から多くの気づきを得た経営者として


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中高年シングルが日本を動かす 人口激減社会の消費と行動

2018-08-29 06:17:46 | 本と雑誌


三浦展さんの本を読む。
なかなか興味深い内容だが、根拠となる数字が本当かなと思える。
「女性ミドルシングルが車を買い始めたかもしれない。」(P119)
根拠は、「自動車購入費は0.52倍である。ただし、第1期から第2期にかけては0.3倍に減ったが第2期から第3期に1.74倍に増えている。」ということ。
絶対数はどうなのかなと考えると、自分のものとして説明できない。
紹介されている数字を、自分のものとして消化できていないからである。

目次

第1章 中高年シングル時代がやってきた!
第2章 シングル世帯の消費“男女ヤング”
第3章 シングル世帯の消費“男女ミドル”
第4章 シングル世帯の消費“男女シニア”“まとめ”
第5章 アラフォー団塊ジュニアの経済格差―シングル、パラサイト、既婚の年収と貯蓄
第6章 アラフォー団塊ジュニア女性の年収と結婚―佐和子型かあや子型か

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英語屋さん

2018-08-28 09:25:56 | 本と雑誌


源氏鶏太さんの本。
1950年が初出の作品等による短編集。
「英語屋さん」は1951年(昭和26年)上半期の直木賞受賞作である。
他の収録策は、「随行さん」・「威風堂々」・「目録さん」・「一寸の虫」・「颱風さん」・「もう手遅れ会」・「鏡の中の顔」・「流氷」・「料亭嵯峨」
戦後5年くらいのサラリーマンの感じがよく分かる。
戦前から、サラリーマンはあまり変わっていないのだな。
何とも言えない。

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働く女性 ほんとの格差

2018-08-27 17:41:43 | 本と雑誌


著者の石塚由紀夫さんは日経編集委員。
法政大学の大学院MBAで女性管理職のキャリア意識とその形成要因をテーマに修士論文もかいていらっしゃる。

コンパクトにまとまっており、興味深い。
それにしても、長時間労働、休日勤務労働等今はやりの働き方改革で是正すべきことについての言及がほとんど無いことにびっくりする。
こちらを改善しなければ、何も改善しない。
また、結婚している間で言えば、「イクメン」についての言及もあるが、全員が「イクメン」になるべきだとの指摘も無い。

古い観念(これが企業の実態だということかもしれないが)で、前向きに書いてみましたという感じが抜けないのはふとっちょパパだけだろうか。

それにしても、難しいテーマである。

目次

プロローグ 女性活躍を実感できない女性たち
第1章 ガラスのハイヒール―女性管理職の憂鬱
第2章 産んだ者勝ち?子育て優遇にうんざり
第3章 事情はそれぞれ…孤立無援なワーキングマザー
第4章 立ちはだかる「おっさん型社会」の壁
第5章 専業主婦、非正規…「開かない扉」の前で
第6章 女性が変わる職場の条件
終章 女性活躍推進は魔法の杖ではない

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永遠平和のために

2018-08-27 12:33:49 | 本と雑誌


この本の訳者である池内紀さんの「潮文庫 カント先生の散歩」を読んだ。
カントの「純粋理性批判 上 (岩波文庫 青 625-3)」「実践理性批判 (岩波文庫)」「判断力批判 上 (岩波文庫 青 625-7)」を読み返してみよう、あるいはチャレンジしてみようとは思わなかったが「永遠平和のために」は気になる。
短いパンフレットだというので読んでみることとした。
1795年というから200年以上前に出版されたものである。
池内紀さんの訳が素晴らしいのだとは思うのだが、極めて現代人が読みたいような内容である。
もっと言えば、国のリーダーに是非読んでもらいたい。

目次

カント先生の紹介
カントの言葉「永遠平和のために」より
永遠平和のために
補説
付録
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『ヤバいビル』 1960-70年代の街場の愛すべき建物たち

2018-08-26 18:10:21 | 本と雑誌


三浦展さんの本。
彼らしい独特の視点で読み解く。

中野のビルの紹介も色々とあるが、見たことがないな。

目次

船型
Rの魔力
四角いモダニズム
ガラスの誘惑
丸窓
けしごむ建築
バルコニーの造形
ファサードとアーチ
名作リスペクト
窓の造形〔ほか〕



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朝、目覚めると、戦争が始まっていました

2018-08-25 17:35:32 | 本と雑誌


方丈社編集部による色々な方の大東亜戦争(編者は太平洋戦争と書いているが、当時の認識では大東亜戦争であろう)が始まった昭和16年(1941年)12月8日の日記、回想録を集めたもの。

色々な方が、色々な感想を持っている。
どの程度本音で書いているのだろうか。

目次

ラジオニュース(午前七時)
吉本隆明/鶴見俊輔/黒田三郎/加藤周一/ピストン堀口/新美南吉/岡本太郎
ラジオニュース(午前十二時・東條英機首相演説)
野口冨士男/保田與重郎/竹内 好/埴谷雄高/中島敦/火野葦平/高見順
ラジオニュース(午前十二時三十分-1)
亀井勝一郎/坂口安吾/伊藤整/神山茂夫/木山捷平/阿部六郎/山本周五郎
ラジオニュース(午前十二時三十分-2)
古川ロッパ/島木健作/今日出海/中野重治/上林暁/矢部貞治/尾崎士郎
ラジオニュース(午後三時)
井伏鱒二/横光利一/金子光晴/獅子文六/河合栄治郎/近衛文麿/清沢洌
ラジオニュース(午後五時)
青野季吉/木戸幸一/室生犀星/中江丑吉/長與善郎/折口信夫/木下杢太郎
ラジオニュース(午後七時)
東條英機/秋田雨雀/高村光太郎/斎藤茂吉/松岡洋右/正宗白鳥
ラジオニュース(午後九時)
永井荷風/真崎甚三郎/徳田秋声/鶯亭金升/幸田露伴/徳富蘇峰
「十二月八日」太宰 治
略歴
解説 武田砂鉄
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カント先生の散歩

2018-08-24 09:33:42 | 本と雑誌


池内 紀先生の本。
カントは読むのを諦めた哲学者である。
その彼の伝記。
実に人間らしく、興味深い。
「永遠平和のために」は読んでみることとする。

目次

バルト海の真珠
教授のポスト
メディアの中で
友人の力
永遠の一日
カントの書き方
時代閉塞の中で
教授の時間割
独身者のつれ合い
カント総長
一卵性双生児
フランス革命
老いの始まり
検閲闘争
『永遠平和のために』
老いの深まり
「遺作」の前後
死を待つ


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「保守」のゆくえ

2018-08-19 14:28:43 | 本と雑誌


佐伯啓思先生の本とあれば、買って読んでみよう。
どういう結論か、良くつかめないところもあり、イライラ感もある。
とは言え、健全な「保守」を待つふとっちょパパとしては、安心して読める。

目次

巻頭二論
 無秩序化する世界のなかで「保守思想」とは何か
 「近代日本のディレンマ」を忘れた「現代日本の楽園」
第1章 価値の喪失
第2章 意味ある生とは何か
第3章 歴史について
第4章 国民国家のために
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緑のトマト デジタル時代の経営者へのメッセージ

2018-08-15 11:05:11 | 本と雑誌


NTTデータの社長となった本間洋さんの本。
書いたのは副社長時代である。

この類の本にしては良く書けていると思うし、参考になる。

目次

第1章 企業とデジタル変革
第2章 デジタルを取り込みビジネス再構成
第3章 デジタルに備えて体幹を鍛える
第4章 共創(コ・イノベーション)の時代
第5章 これからの企業が持つべき能力
特別寄稿 イノベーションのトライアングル

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奇跡の四国遍路

2018-08-12 19:28:22 | 本と雑誌


俳人の黛まどかさんが、2017年4月初旬に沿う工程1400Kmの四国88か所の歩き遍路を実行。
その記録である。
彼女は、サンティアゴ巡礼道800Kmや釜山→ソウル500Km、熊野古道を歩いた経験もあるとのこと。

友人に勧められて読んだ本だが、なかなか興味深かった。
四国遍路については、興味があるが、実行するには至っていない。

会社を辞めて元気だったら、歩き遍路を実行してみよう。
ただ、よほどの覚悟がないと続かないだろうな。
そんなことを思わされた本である。
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中国嫁日記 (七)

2018-08-06 21:25:02 | 本と雑誌


井上純一さんの本が出ていたのに気づいていなかった。
何ということもない本だが、シリーズになっているので買ってしまう。
これはこれで面白い。

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ぼくはこう生きている君はどうか

2018-08-06 05:40:53 | 本と雑誌


鶴見俊輔さんと重松清さんの対談。
鶴見俊輔さんが重松清さんの本を読んで対談に臨むことにびっくり。
勉強家である。

目次

第1章 子供たちに必要な“二つの物差し”
第2章 家庭とは、どんな意味を持つ“場”か
第3章 エピソードのない友情は寂しい
第4章 幸せな「老い」を迎えるために
第5章 「師弟」から見た日本人論
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ゲーテさんこんばんは

2018-08-05 09:08:38 | 本と雑誌


池内紀先生によるゲーテの伝記。
単純な形をとらないのが、池内先生流。
それにしても、ゲーテの関心の広さ、教養の深さが伝わってくる。
今もこういう人材はいるのだろうか。

目次

教育パパ
大学生の実験
逃げる男
ヨハーン三兄弟
顧問官の仕事
イタリア逃亡
紀行記の作り方
ブロッケン山
石の蒐集
骨の研究
名句の作法
埋め草名人
ファウスト博士
湯治町の二人
ワイマールの黒幕
酒は百薬
雲と飛行機
赤と黄と青
モデルと肖像
もっと光を!

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