いよいよルビコン川を渡った。
盟友ポンペイウスとの対決である。それにしてもカエサルは強い。
目次
第6章 壮年後期 Virilitas 紀元前49年1月~前44年3月(カエサル50歳~55歳)
いよいよルビコン川を渡った。
盟友ポンペイウスとの対決である。それにしてもカエサルは強い。
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第6章 壮年後期 Virilitas 紀元前49年1月~前44年3月(カエサル50歳~55歳)
ガリア戦役もヴェルチンジェトリックスというライバルを得て、大団円を迎える。カエサルの圧勝。このカエサルを元老院が力無き者にしようと言うのがすごい。よくそんなパワーがでるものだ。
ルビコン以前までが、描かれる。
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第5章 壮年前期 Virilitas(承前) 紀元前60年~前49年1月(カエサル40歳~50歳)
3頭政治の成立からガリア戦役5年目までを描く。ようやくカエサルが40歳にして立った。
首都を離れながら、よくコントロールできるものだ。他方、人の生きる意味とはなんだろうかと考えさせられる。多くの人が死ぬが、どうみても歴史の中では駒にしかすぎない。
しかし、その駒を超えてある歴史の積み重ねがある。カエサルの作る世界が今の世に続いているのだ。
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第5章 壮年前期 Virilitas 紀元前60年~前49年1月(カエサル40歳~50歳)
カエサルの誕生からローマ史をたどる。前巻までの復習にもなる。
第1章 幼年期 Infantia 紀元前100年~前94年(カエサル誕生~6歳)
第2章 少年期 Pueritia 紀元前93年~前84年(カエサル7歳~16歳)
第3章 青年前期 Adulescentia 紀元前83年~前70年(カエサル17歳~30歳)
第4章 青年後期 Juventus 紀元前69年~前61年(カエサル31歳~39歳)
冒頭に「論語は読まれざる古典である。」とくる。その通り。持ってはいるが、つまみ読みしたことしかない。
呉智英さんの解説は、全500章のうち、特に50章を取り上げ、関連も含めると約2百数十章に及ぶ。「次には原典全篇を通読していただきたい。」とあるが、その気になる。
マリウス、スッラ、ポンペイウスとローマの混迷の時代に登場した人物を描く。
成功しながらも、古い皮袋の修繕ではだめだというのが、ビビッドに描かれる。その時々は一生懸命であるから、先を見通す力が必要だ。ただし、新しい皮袋の構想力がなければ、修繕しつづけるしかない。
第2章 マリウスとスッラの時代(承前)(紀元前120年~前78年)
第3章 ポンペイウスの時代(紀元前78年~前63年)
日垣隆さんの常識のウソを暴くシリーズ。8つのテーマについて、斯界の第一人者と対談。ばさばさと斬り進む。読み終わった後に、爽快になるとともに考えさせられる。
まえがき
■第1話 リサイクルしない知恵 ゲスト 武田邦彦氏
■第2話 定期健診を受けるのは止めよう ゲスト 近藤誠氏
■第3話 血液型診断のウソとホント ゲスト 大村政男氏
■第4話 凶悪犯罪は本当に増えているのか ゲスト 河合幹雄氏
■第5話 動物保護運動のまやかし ゲスト 梅崎義人氏
■第6話 クジラを食べよう! ゲスト 小松正之氏
■第7話 不妊治療に挑む ゲスト 根津八紘氏
■第8話 カウンセラーは本当に必要か ゲスト 小沢牧子氏
あとがき
大阪に来て、粉もんを食べるかというとそうでもない。それでも、たこ焼き、お好み焼き、うどん、豚マンの中では、たこ焼きを食べる機会が多いように思う。
タコヤキストと称される熊谷真菜さんの本は、気軽に読めるし、面白い本である。関西人ならずとも読んで、お店も確認しておきたいところだ。
第1章 粉もんのアイドル たこ焼き誕生
第2章 粉もん軸の食文化論 - B級グルメ隆盛を可能にした製粉の技術革新
第3章 麺類万歳
第4章 ふるさとのおやき
第5章 粉もんの地位 - 代用食の時代とアメリカの小麦戦略
第6章 粉もんロードの終着点 - もんじゃ、にくてん、お好み焼き
第7章 対談 粉もん礼賛 石毛直道×熊谷真菜
付録 めっちゃ楽しい、ホンマにおいしい、粉もんレシピ
繁栄のときに、下落が始まる。その時に、素晴らしい人材が輩出するのがすごい。ティベリウスとガイウスのグラックス兄弟は、兄が7ヶ月、弟は2年という短い期間しか表に出て活躍できなかったが、先を見通した改革を進めようとしたのがすごい。こういう人材を殺したり、自殺に追い込むのが時代の流れとは言え、無念である。
ポエニ戦役終期、戦役後、マケドニア滅亡、カルタゴ滅亡までが描かれる。
スキピオですら失脚させられるというのは、時代の要請もあるとは言え、人の一生は分からないと思う。
目次
第6章 第二次ポエニ戦役終期(紀元前205年~前201年)
第7章 ポエニ戦役その後(紀元前200年~前183年)
第8章 マケドニア滅亡(紀元前179年~前167年)
第9章 カルタゴ滅亡(紀元前149年~前146年)
カルタゴでハンニバルが台頭し、次にローマにスキピオが登場。歴史の表舞台には常に主役がいる。塩野さんの筆が冴え渡り、ビビッドに描かれており、目の前で会戦が行われているようだ。
目次
第3章 第二次ポエニ戦役前期(紀元前219年~紀元前216年)
第4章 第二次ポエニ戦役中期(紀元前215年~紀元前211年)
第5章 第二次ポエニ戦役中期(紀元前210年~紀元前206年)
第一次ポエニ戦役を描く。なんと言っても、圧巻はポエニ戦役後をローマ人がどう使ったかである。ギリシア熱に代表される文化を取り入れる力。統治システムの構築。税制、軍制、選挙制の改革。
目次
第1章 第一次ポエニ戦役 (紀元前264年~前241年)
第2章 第一次ポエニ戦役後(紀元前241年~前219年)
OCNシアターで映画見る。1993年のアメリカ映画「M(エム)バタフライ」。
本当に実話なのだろうか。
なかなか気持ち悪い映画だ。映像そのものは、ゆったりとしていて美しい作りになっている。外交官を演じたジェレミー・アイアンズは、なかなかの演技である。女装したジョン・ローンは、ふとっちょパパの目には、残念ながら気持ち悪い。
彦根への往復の列車の中で、一気に読んだ。
歴史を数百年レベルで考えることが必要だとよく分かる。今の時代はどうだろうか。
色々な方が、塩野七生さんの本を読んで参考にするはずだ。
第2章 共和政ローマ(承前)
ひとまずの結び
国宝・彦根城築城400年祭のキャラクター「ひこにゃん」 は気になっていた。
10月8日(祝)には、「朝鮮通信使行列の再現」があるとのことだが、明日は雨になりそうとのことで、今日あわてていく。
ついたら、一人でも1000円でガイドを頼めるとのこと。お願いした。
彦根城が周りの庭園も含め、りっぱなので、びっくりした。
護国神社、井伊直弼大老像、馬屋、彦根城博物館、天秤櫓、時報鐘、太鼓門櫓、着見台、城は外から見ただけ(60分待ちとのこと)、西の丸三重櫓、玄宮園、鳳翔台、開国記念館などを見学。
また、「まねき猫展」「ホリ・ヒロシ人形姫絵巻」も楽しく見た。
お昼は、「あゆの店きむら」であゆ雑炊、鮒ずし汁をいただく。
遅くならないうちに帰宅。往復で、塩野七生さんの「ローマ人の物語」が読めたのが、良かった。
なお、ひこにゃんには会えなかった。