ふとっちょパパの気ままな日記

読書履歴を中心に日々の記録を書きます

世界のニッポン人―信じられない常識・非常識

2011-01-29 20:25:49 | 本と雑誌

海外駐在サラリーマン83人会の編。
昔も聞いたような話であり、2007年の本でも同じような話を聞くということは、世界はあまり変わっていないのではないかという気がした。

目次

1 これを知らなきゃ生きられない―病気・交通事故、油断をすれば命取り
2 これを知らなきゃ暮らせない―公開処刑・禁酒法、なんでもありの世界がある
3 これを知らなきゃ遊べない―ヘビに犬、なんでも食べればお友だち
4 これを知らなきゃ成功しない―ことば、習慣、ここで負けたらおしまいだ

世界のニッポン人―信じられない常識・非常識

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電子マネー革命─キャッシュレス社会の現実と希望

2011-01-27 13:40:53 | 本と雑誌

少し話題になっている本のようである。
伊藤亜紀さんは、弁護士として、電子マネーを担当しているらしい。
新書でありながら、物語と解説と言う形で読みやすい方法を模索している。
最後の方は大風呂敷と言う気もするが、気宇壮大である。

目次

第一章 「おカネ革命」進行中
第二章 「資金決済法」があなたのおカネを守る
第三章 電子マネーに似ているけれど──ポイントは「オマケ」か
第四章 「おカネ革命」が新たな市場をつくる
第五章 「おカネ革命」は世界へ

電子マネー革命─キャッシュレス社会の現実と希望 (講談社現代新書)

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ひとりでは生きられないのも芸のうち

2011-01-26 01:05:17 | 本と雑誌

内田樹さんのこの本は、単行本の時にも読んだが、でも忘れている。
孤独と自立の違いを説く。
また、自立は他の存在との関係が必要であるということが説かれる。
さらには、金だけで物事を考えることが適切でないことを繰り返し、説明する。
若い人たちに読んで欲しい本だ。

目次

Ⅰ 非婚・少子化時代に
Ⅱ 働くということ
Ⅲ メディアの語り口
Ⅳ グローバル化時代のひずみ
Ⅴ 共同体の作法
Ⅵ 死と愛をめぐる考察
特別座談会 お節介で何が悪い!お見合いは地球を救う
 内田樹×三砂ちづる×鹿島茂

ひとりでは生きられないのも芸のうち (文春文庫)

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街場の中国論

2011-01-25 00:40:01 | 本と雑誌

内田樹さんが、中国を語るとこうなるのかという本。
新聞等で読んでいることを内田樹さんの視点で読み解くと大きな筋が出来ている。
代わりに説明はできないが、実に興味深い。

目次

第1講 チャイナ・リスク―誰が十三億人を統治できるのか?
第2講 中国の「脱亜入欧」―どうしてホワイトハウスは首相の靖国参拝を止めないのか?
第3講 中華思想―ナショナリズムではない自民族中心主義
第4講 もしもアヘン戦争がなかったなら―日中の近代化比較
第5講 文化大革命―無責任な言説を思い出す
第6講 東西の文化交流―ファンタジーがもたらしたもの
第7講 中国の環境問題―このままなら破局?
第8講 台湾―重要な外交カードなのに…
第9講 中国の愛国教育―やっぱり記憶にない
第10講 留日学生に見る愛国ナショナリズム―人類館問題をめぐって

街場の中国論

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9条どうでしょう

2011-01-22 11:22:31 | 本と雑誌

内田樹、小田嶋隆、平川克美、町山智浩さんによる9条論。
これはこれで興味深い論考である。
憲法学者、政治家とも違った論議である。

書きっぷりは皆乱暴な感じもあるが、実は奥深い。
好き嫌いはあるだろうが、私はこういう議論の仕方は結構好きである。

目次

憲法がこのままで何か問題でも?  内田 樹
改憲したら僕と一緒に兵隊になろう  町山 智浩
三十六計、九条に如かず  小田嶋 隆
普通の国の寂しい夢―理想と現実が交錯した二十年の意味  平川 克美

9条どうでしょう

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武士の家計簿 ―「加賀藩御算用者」の幕末維新

2011-01-18 20:04:12 | 本と雑誌

映画にもなると言うので、原作をまず読んでみる。
実に興味深い一冊である。
副題の通り<「加賀藩御算用者」の幕末維新>である。
それにしても、家計簿がしっかりと良く残っていたものである。
磯田道史さんの文章も読みやすい。
他の本も読んでみようかなと思う。

目次

第1章 加賀百万石の算盤係
第2章 猪山家の経済状態
第3章 武士の子ども時代
第4章 葬儀、結婚、そして幕末の動乱へ
第5章 文明開化のなかの「士族」
第6章 猪山家の経済的選択

武士の家計簿 ―「加賀藩御算用者」の幕末維新 (新潮新書)

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街場の大学論 ウチダ式教育再生

2011-01-17 07:09:56 | 本と雑誌

内田樹先生の本。
少子化時代に大学が如何にあるべきかを語る。

目次

第1章 ニッポンの教育はどこへ行く
第2章 入試の風景
第3章 ウチダは何を教えているのか
第4章 大学がつぶれてしまう
第5章 どこも大変なことになっている
第6章 神戸女学院大学が生き残る道
第7章 研究者に仲間入りするためには
第8章 日比谷高校、東大全共闘の人々
第9章 一九六六年の日比谷高校生・吉田城と新井啓右の思い出
第10章 文部科学省訪問記―高等教育局私学行政課長・杉野剛さんとの対話から
第11章 大学教育の未来―二〇一〇年八月 文部科学省国立大学法人支援課長・杉野剛さんとの再会記

街場の大学論  ウチダ式教育再生 (角川文庫)

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経済成長という病

2011-01-16 09:53:30 | 本と雑誌

平川克美さんの著。
人口減少を認めるところから始めようというのには共感する。
<(前略)人口減少は経済成長を鈍化させる原因なのではなく、経済成長の結果なのだと思うべきである。もしそうだとすれば、政治家も企業家も、考え方を転換する必要がある。どうやったら人口を増やして、経済成長を持続させられるのかというのではなく、人口が減少してゆく社会というものを設計し、経済成長なしでもパニックが起こらないようなリスク管理と資源分配の方法を考えるべきではないのか。
 もし、人口減少というものが、述べてきたように社会の適正人口へ向う出生率の自然回帰であると考えるなら、経済もまたそれぞれの釈迦に応じた適正規模というものに収束していってしかるべきである。>(P229)
ただ、確かにこの議論には賛成なのであるが、自分が行っている事業だけは成長していくという計画にしなければ、皆で食っていくことができない。
自分たちの給料を下げていくと言うことしか答えが無くなるのではないだろうか。

目次

序章 私たちもまた加担者であった
第1章 経済成長という神話の終焉
第2章 溶解する商の倫理
第3章 経済成長という病が作り出した風景
終章 本末転倒の未来図

経済成長という病 (講談社現代新書)

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こう考えれば、うまくいく。

2011-01-12 00:25:25 | 本と雑誌

日垣隆さんの本を読む。
表題の通りであり、過去日垣さんがおっしゃっていることを再度まとめたもののように思う。
というか、メルマガで読んでいるので、どこが新しいと言うものでもない。
評価論は面白かったな。<過去を問う評価、未来を推し量る評価、フェアでありさえすればよいのか、能力主義では能力を評価できない、「正しい評価」より「満足できる評価」>と小見出しをあげるだけでも興味深い論考が期待できる。

目次

Ⅰ 心もリッチになる働き方
 1 週休三日で成果を四倍上げる―と考える
 2 売り買いは極上のエンタメだ―と考える
 3 「国民のため」「客のため」は偽善だ―と考える
Ⅱ 心もリッチになる情報力
 4 情報はまだ全然足りていない―と省察する
 5 自腹を切らずして「目利き」たりえず―と考える
 6 正解でなく最適解で―人を評価する
Ⅲ 心もリッチになる予測力
 7 人生はギャンブルだ―と正しく認識する
 8 占いは暗示による勇気づけ―程度に楽しむ
 9 「書いて稼ぐ」をビジネスの基本だ―と考えてみる

こう考えれば、うまくいく。

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開国前夜―田沼時代の輝き

2011-01-11 07:14:46 | 本と雑誌

田沼時代は、否定的に子どもの頃に習った。
しかし、その再評価の声も多い。
鈴木由紀子さんは作家であり、田沼時代に活躍した人物をビビッドに描く。
興味深い本である。

目次

序章 十八世紀後半の日本をとりまく国際社会
第1章 田沼意次
第2章 平賀源内
第3章 杉田玄白
第4章 島津重豪
第5章 池大雅と玉瀾、只野真葛
第6章 工藤平助、最上徳内

開国前夜―田沼時代の輝き (新潮新書)

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今夜は最高な日々

2011-01-08 10:07:01 | 本と雑誌

今夜は最高!副題:~WHAT A FANTASTIC NIGHT!~」は好きで良く見ていたテレビ番組である。構成は高平哲郎さん。
高平哲郎さんが、「今夜は最高!」以外にも80年代のテレビ、雑誌、演劇等の舞台裏を描く。パワー溢れる人だなと、感心した。

遊び心満載である。

目次

Ⅰ 落語的ジャズの日々
Ⅱ 今夜は最高な日々
Ⅲ ショーと舞台の演出の日々
Ⅳ 歌謡曲かよ人生はの日々

今夜は最高な日々

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一日江戸人

2011-01-08 09:43:51 | 本と雑誌

杉浦日向子さんは、残念ながら2005年亡くなられて方。
著作は、いつまでも残るからよい。
江戸の入門書として気軽に読め楽しい。

目次

第1章 入門編
第2章 初級編
第3章 中級編
第4章 上級編

一日江戸人 (新潮文庫)

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世迷いごと

2011-01-06 07:31:57 | 本と雑誌

借りて読んだ本。
面白いが、自分では買わない本だな。

目次

広末涼子―孤高に生きる凄いタマのオンナ
福原愛―小学生で成人していた早熟なオンナ
藤原紀香―すべてに執着がないオンナ
蛯原友里&押切もえ―カルマを背負わないオンナ・背負ったオンナ
川島なお美―脳細胞が健やかなオンナ
高岡早紀―騎乗位が似合うオンナ
中山美穂―夢の中をふわふわ生きるオンナ
今井メロ―本能のまま生きるオンナ
女子アナ―パンチラして喜ばれるオンナたち
滝川クリステル―単なる屈託のないハーフなオンナ
高島彩―肝が恐ろしくすわったオンナ
小谷真生子―ジジイのお尻ペンペンのオンナ
谷亮子―すべてを手に入れるオンナ
黒木瞳―続・すべてを手に入れるオンナ
沢尻エリカ―生き様を見せつけているオンナ
寺島しのぶ―無頼って言葉が似合うオンナ
モーニング娘。―磁場がおかしいオンナたち
勝間和代―臭いモノにフタをして生きるオンナ
AKB48&西野カナ―アタシの商売、アガったりにするオンナたち
叶姉妹―消費されないオンナたち

世迷いごと

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知的余生の方法

2011-01-03 09:51:45 | 本と雑誌

渡部昇一先生の「知的生活の方法 」を読んでから34年になる。
渡部昇一先生も昭和5年生まれであるから、本著を書くのは80歳ということだ。
それにしてもお若いなと思う。
余生をこれからでも間に合うと思うのか、もう間に合わないと思うのかで読後感は変わるだろう。
若い時からの努力の大事さを説かれるともう遅いと思うし、これからもまだまだ鍛える余地があると思えば、まだまだこれからである。
興味深い本である。

目次

第1章 年齢を重ねて学ぶことについて
第2章 健康と知恵について
第3章 余生を過ごす場所について
第4章 時間と財産について
第5章 読書法と英語力について
第6章 恋愛と人間関係について
第7章 余生を極める

知的余生の方法 (新潮新書)

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