木村聡子さんは、税理士。
すべてを実行する必要はないが、随分と取り入れることができそうな手法がある。
目次
はじめに
「自分だけの3時間」を作り、人生を変えよう!
第1週目 1日のリズムを整える
・1日10分の「前業」で、人生が加速する
・残業続きでも大丈夫! 日常を変える3ステップ
・残業代が、あなたの人生を狭くする
・無理なく続けられる早起き、コツは強制力
・眠りの質を劇的に上げる、「夕食、入浴、就寝」の最強バランスとは?
・気持ちよく眠るためのちょっとしたコツ
・戦略的息抜きで、頭と心を癒してあげる
第2週目 仕事の渋滞をなくす
・9割の人がハマる「仕事の渋滞」とは?
・仕事は「順番」がすべて! その2つの理由
・月単位→週単位の鳥の目管理法をマスター
・1日をデザインできれば、毎日がもっと楽しくなる
・嫌な仕事を片づける3つのコツ
・現実逃避アクションを撃退しよう
・集中力維持のための上手な休息法
第3週目 仕事環境を効率的にする
・1年で150時間! 物を探す時間をなくす!
・朝15分、帰る前の15分整頓で1日が変わる
・超決定版! パソコンフォルダ管理法
・データの上手な削除ルール
・電子化せずに、あえてアナログで持つもの
・デスク整理は、「定位置管理法」で完璧
・43Foldersで書類探しの時間を短縮
・「1日1捨」で毎日グレードアップ!
第4週目 仕事をスピードアップさせる
・スピードアップの基本は「マニュアル」から
・モレ、ミスがなくなる最強チェックリスト
・メールストレスゼロ! 2つのコツ
・1週間で1時間の差! ショートカットキー10
・動線管理法で、仕事のスピードを上げる
著者の佐藤健太郎さんはサイエンスライター。
分かりやすい筆致であり、入門書として読むのに楽しい。
構造式について、間違いがあるかもしれないが、私などイラストくらいにしか思っていないし、厳密なものはそういう世界で議論していただければよいと思う。
目次
第1章 医薬のあけぼの
第2章 ビタミンC 海の男たちが恐れた謎の病気
第3章 キニーネ 名君を救った特効薬
第4章 モルヒネ 天国と地獄をもたらす物質
第5章 麻酔薬 痛みとの果てしなき闘い
第6章 消毒薬 ゼンメルワイスとリスターの物語
第7章 サルファ剤 道を切り拓いた「赤い奇跡」
第8章 サルファ剤「奇跡の感染症治療薬」誕生の物語
第9章 ペニシリン 世界史を変えた「ありふれた薬」
第10章 アスピリン 三つの世紀に君臨した医薬の王者
第11章 エイズ治療薬 日本人が初めて創った抗HIV薬
橋本治さんはふとっちょパパの十歳上の方である。
好きな文体の方なのだが、本書は、調子がよいところとぐだぐだしたところが混じっている感じ。
体調が大丈夫かなと心配になる。
目次
第一章 「老い」とはまず他人事である
第二章 年を取ろう
第三章 「自分」という名のアク
第四章 「年を取る必要のない文化」は本当にあるのか?
第五章 年を取るとこんなにお得
第六章 老いの貧苦
第七章 病気になる
第八章 病院で「老いの孤独」を考える
第九章 退院すると困難が待っていてくれる
第十章 病人よりも老人がいい
第十一章 「老い」に馴れる
第十二章 人はいくつまで生きるんだろう?
終章 ちょっとだけ「死」を考える
会社の人に教えられ、興味深い題名でもあり、読んでみた。
著者の釘原直樹さんは、大阪大学大学院人間科学研究科教授。社会心理学がご専攻の方である。
社会心理学の研究結果をもとに、手抜きを防ぐ方策を示してくれる。
部分部分では了解できるのだが、全体としてはすーっと落ちない感じ。
例えば、第2章「誰かがやるでしょ」の心理学 の章で<多重チェックはミスを増やす><多重チェック実験で「安全性向上」は否定された>・・・とある。
確かにそうだなとは思うが、だから多重チェックをやめるかというとそういうことではないだろう。
会社の中には色々な組織があるが、社会心理学の知見、成果を活かしながら、任せた組織の長にしっかりとマネジメントしてもらうということになるのだろうな、と思いながら読んだ。
興味深い本である。
半藤一利さんの本を読む。
少々読みにくい感じはあるが、昭和史を知るのによい本である。
それにしても、昭和史を知らないと思うし、戦争に対する考え方を教えてくれる本だと思う。
目次
第1章 大日本帝国の戦争目的
新聞がリードした開戦への道―伊藤正徳主筆「時事新報」の抵抗
吉田茂の対中国強硬論
大日本帝国の戦争目的―日清・日露戦争の開戦の詔書から落とされたもの
山本五十六が恐れた「衆愚」集団主義
「 太平洋戦争ってナーニ?」―歴史は面白い
第2章 「大艦巨砲」よ、さらば!
ノモンハン事件症候群―南進・対米戦争への道
ルーズベルトの甘い言葉―むなしかった日米首脳会談
海軍は「善玉」なるか?―軍縮なんかクソ喰らえ
「大艦巨砲」よ、さらば!―無用となった戦艦七十九隻
墓標一万六千里―五隻の潜水艦
知られざると東条暗殺計画
第3章 「最後の聖断」が訴えたもの
歴史の中の長岡空襲と新潟
幻のソ連の「日本本土侵攻計画」
「天皇制を残さなくてはならない」―米国務次官・グルーの見識
スターリンが決断した「シベリア抑留」
「最後の聖断」が訴えたもの
敗戦と「どうせ」「いっそ」「せめて」―日本的ということ
敗戦への道と鈴木貫太郎