馬医者修行日記

サラブレッド生産地の大動物獣医師の日々

腸間膜静脈瘤

2015-11-05 | 急性腹症

夜中、1時27分に電話で起こされる。

1歳馬の疝痛。

夜中に起こされるのも、開腹手術も1ヶ月ぶりくらいか。

たまに疝痛馬は来ていたのだが、私は遭遇しなかったのだ。

(日頃の行いがイイからね;笑)

                     -

寝不足が続いていなければ夜中の診療も元気だったりするのだが、夕べはなかなか頭と体が覚醒しなかった。

開腹手術も、「さあ、やるぞ」という気分にならない。

おまけになんだコリャア??

小腸腸間膜の静脈瘤。

メッケル憩室間膜。

盲結腸の捻転・変位、ただし絞扼はなし。

終わって、6時前。

もう寝付ける時刻じゃない。

                   /////////////

ん~キッパリ姿勢。

正しい「マテ」のポーズだね。

あ~それを待ってたのね。

 


2 コメント

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>はとぽっけさん (hig)
2015-11-06 03:44:22
こんなに膨らんだ腸間膜の静脈は見たことがありません。血流が改善したらしぼむかと思いましたが、慢性的なもののようでした。

とても集中したマテのポーズですが、真剣に待っているがゆえです;笑。
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Unknown (はとぽっけ)
2015-11-05 19:52:21
 すっ」ごくこんがらかってる!
 腸間膜の静脈瘤はどのように治療するのでしょ。大きさによっては経過観察でもいいのでしょか。
 オラ君、その顔、大好きな表情。ボウルでなく、注ぎ口をみてるんですね、やっぱり。賢い!
 
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