夜9時過ぎに起こされる。
(最近とくに早寝早起き。歳のせい?じゃなくて、朝4時前から鳴き出す相棒のせい。)
2回の開腹手術歴がある繁殖雌馬の疝痛。
来院を待って、診察し、検査し、経過を観る。
なんとか手術せずに乗り越えた方がいいだろうと考える。
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12時過ぎにまた電話。
やはり痛い。
もう開腹手術した方が良い。
癒着疝かと予想していたが、大結腸間膜が裂けたことによる結腸の変位だった。
どうしてこうなったかはわからない。
たいへん珍しい。
手術が終わったのは2時過ぎ。
手術後の輸液の準備をして、
カルテをざっと書いて、
麻酔の覚醒を待って、
入院厩舎で輸液治療を開始したのが3時過ぎ。
ぼちぼち相棒は「おしっこしたい」と騒ぎ出す時間だ。
トイレへ出すが、寝ぼけているだけでおしっこはしない。
やれやれ・・・・・
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昼夜放牧すると馬は大人しくなると言われている。
「疲れている犬は良い犬だ」という格言がヨーロッパにはあるそうだ。
昼夜放牧されている馬も、疲れているんだろうな・・・・