フト気が付いたら、今月「久喜プラネタリウム」の「一般番組」を見ていないんですよね。そんなワケで本日、やっと見に行ってきました。今回の番組は「となりの宇宙人」。
最近はそうでもないですが、一時期「UFO」や「宇宙人」ブームがありましたね。でも、宇宙人ってホントにいるのでしょうか?「太陽系」が所属する「天の川銀河」には「約2000億」もの「恒星」があると言われています。つまり、「2000億もの太陽がある」と一緒なんですよ。そうなると、その中に「太陽系」と同じように「惑星」を持ち、なおかつ、生命が存在する星があるかもしれません。でも「天の川銀河」は「直径約10万光年」と言われていますし、太陽系はその端の方。もし反対側に宇宙人がいたとしてもそんなに離れていたら会う事はできませんね。では、地球の近く。ようは「おとなり」の宇宙人はいるのでしょうか?
古くから「宇宙人」は想像されており、「かぐや姫」は「月」からきていますから「宇宙人」と言えますが、これは「SF」での話。実際に月には「うさぎ」も「かぐや姫」もいませんからね。では、「太陽系内」の「惑星」ではどうでしょう?地球の隣「火星」がありますね。火星と言えば「タコ型宇宙人」でしょう。これは「イタリア」の天文学者、「ジョバンニ・スキアパレッリ」が「火星」を望遠鏡で見て「黒い筋」」があるのを見つけ「溝」という意味の「Canali」を論文に書いたのですが、これが「英訳」された時に「Canal」、「運河」。と間違えて翻訳され、「火星に運河がある」と騒がれ、「火星人」がいるという事になったのです。その後「1976年」に「NASA」の探査機「バイキング1号」が火星を探査。「生物」の痕跡は「無い」となりました。しかし、近年では「観測・分析装置」の発達から火星には「バクテリア」がいるかもしれないと「生命」がいるかもしれないという研究結果が出ています。では他の惑星ではどうでしょう。「木星」の「衛星」である「エウロパ」は氷で覆われていますが、その下には海があり、そこには生命がいるのではないか?と考えられていますし、「土星」の衛星「タイタン」には「大気」があるので、もしかしたら生物がいるかも?と言われています。どのみち「太陽系内」には「知的生命体」はいないようです。
今度は「太陽系の外」へ目を向けてみましょう。初めにも書きましたが「天の川銀河」には「約2000億」もの恒星がありまますね。「プエルトリコ」の「アレシボ天文台」では「M13球状星団」に向け「宇宙人へのメッセージ」を送信しました。でもこれは「M13球状星団」まで届くに「2万5千年」かかり、もし、宇宙人がこの電波を受信、メッセージ解析し返信したとしても、また地球へ電波が届くまで「2万5千年」かかる事になり、その時には人類がいるかどうかも解りません。また「パイオニア10号」、「ボイジャー1号・2号」には宇宙人へのメッセージが積まれていますが、コレも一番近くの恒星まで行くに「4万年以上」かかるといわれています。
そこで、「宇宙人」を探すのではなく、「地球に似た星」を探す事になったのです。「地球似ている」となれば「生命体」がいる確立は高く、その中には「知的生命体」がいるかも知れませんからね。「NASA」が2009年に打ち上げた「ケプラー宇宙望遠鏡」は「惑星」が「恒星」の手前を横切るときの光の変化から「太陽系外惑星」を探し、「はくちょう座」方面を調査。「132個」の「惑星」を発見。その中でも「生命が存在できる」といわれる「ハビタブルゾーン」に「地球」に似た「岩石型惑星」、俗にいう「スーパーアース」を発見しています。ただこれは「そこに惑星がある」と言うのであって「知的生命体」がそこに住んでいるかどうかは解りませんが。
このように、「はくちょう座」の狭い範囲でもコレだけの「生命が存在するかも?」という惑星があるのですから、きっと宇宙人もいるでしょうね。でも、「グレイ」とか「緑の小人」では無いとは思いますよ。
それでは、本日の登場良人物は「プラネタリウム」な話題でしたのでこの方です。「プラネタリウムの妖精」を名乗っている「天元界 天象運行監視室 第二区域局」所属の「天象精霊」である「カスミ・アウロラ・タマノイ」さんです。この「天の川銀河」を監視している「天象運行監視室」に所属している「カスミ」さん。地球以外の生命がいるのも把握しているのでしょうね。