チムどんどん「明石通信」&「その後」

初孫との明石暮らしを発信してきましたが、孫の海外移住を機に七年で区切りに。現在は逗子に戻って「その後」編のブログです

「コロナ冬眠」を後押しするかのような遅い春

2022-02-26 08:10:54 | 湘南・鎌倉・三浦ぶらり
2月26日(土)

 「オミクロン株」による「第6波」、収束の気配が見えませんね。仕方なく「しばらくは冬眠」と決め込んでいたのですが、実は、もう目を覚ましてしまっているんですがね。

 二週間前でしょうか、コロナワクチン三回目の接種券なるものが届きまして、さっそく予約をしたのですが、「接種前倒し協力者」というのに登録したところ、一週間前の19日の土曜日の午後に「今日、これから来れますか」という電話が入りまして、三回目の接種を済ませました。

 前二回は「ファイザー」でしたが、今回は「モデルナ」。個人差はあるのでしょうが、今回はちょっときつかった。発熱は37度程度で、それほどではなかったのですが、とにかくだるくて二日間じっとしていました。
 まあ、この悪寒とだるさに耐えれば、今回の「冬眠」から脱出できるはずと、二日間じっとしていましたが、目を覚ましたところで、今年はちょっと春が遅いようで、外に出ても冷たい風、ご近所の臘梅もまだ黄色の輝きを見せています。

 情報によると、三浦海岸の「河津桜」は少し咲き始めたようですが、もう二月の下旬、今年はちょっと遅い感じです。

 そんな中、一昨日、大船のモールへ買い物に出ましたが、駐車場近辺に何本もある、これも早咲きの「玉縄桜」。例年なら咲き始めてもいい時期なのに、いまだに冬の気配でした。
 帰途、「それじゃあ、梅はどうかな」と、

 片瀬は「龍口寺」近くの
  梅のお寺「常立寺」へ
  

 山門をくぐると、
  「六地蔵」がお出迎え
  

 境内の向こうに
  モノレールの駅
  

 樹木にも個体差があるのでしょう、この梅は
  まだつぼみばかり
  

 本堂前の紅梅は
  五分咲き
  

 この「常立寺」、実は、枝垂れの梅が有名でして、この時期は多くの人が訪れます。

 先ほどの紅梅の向かいに、なんとも趣のある
  薄い色合いの花
  

 鐘楼の前の、
  これも枝垂れの紅梅
  

 境内の真ん中に、いちばんきれいに咲きほこっているのは、
  なかなか見事な紅白二本
  

  七分咲きくらいでしょうか、
  
  


   コロナ禍に春や控え目古寺の庭  弁人


 ところで、この日蓮宗の「常立寺」。この時期は「枝垂れ梅の寺」として訪れる人が多いのですが、それだけで知られているわけではないのです。

 墓地の中央に、青い布が巻かれた「五輪塔」
  その名を「元使塚」と
  

 元寇(蒙古襲来)の一回目(文永の役)の翌年、元への服従を求める国書を携えた国使(杜世忠ら5名)が来日したのですが、北条時宗の命により龍口の刑場で処刑されたのです。その後、処刑された元使たちを弔うための供養塔ができ、その五輪塔がこの寺に残されたとのことです。
 現在も、元朝青龍や白鵬(現間垣親方?)をはじめとするモンゴル出身の力士が参拝に来ているようです。


   往にし世の興亡も香に枝垂れ梅  弁人



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