チムどんどん「明石通信」&「その後」

初孫との明石暮らしを発信してきましたが、孫の海外移住を機に七年で区切りに。現在は逗子に戻って「その後」編のブログです

秋の残りを探して、熱海へ

2014-11-23 17:19:30 | お出かけ・散策
11月23日(日)

 通院日が20日だったので、先週末の14日から逗子にいます。

 何日か経ってしまうと、もう師走も目の前で、思わず、首をすくめたりしてしまいますが、朝、青空が広がっていると、この澄んだ空の下に、まだ秋の気配が残っているかもしれないと、つい出かけたくなります。

 18日の火曜日もいい天気でした。大山のケーブルにでも乗ってみようかと思ったのですが、車がないので、逗子から小田急沿線に出るのがちょっとかったるく、11月半ばから熱海の梅園で「もみじまつり」が開かれているという情報もあって、大船から東海道線で、そのまま熱海まで足を延ばしてみました。
 梅園は、伊東線に乗り換えて一駅、来宮駅が最寄り駅です。

 まずは、駅の裏すぐの
  来宮神社へお参り
  

 ご神木の大楠です。
  樹齢2000年以上とか
  

 来宮神社から梅園までは、新幹線の北側の坂道を10分ほど上って行きます。

 坂道の途中に「紫紺野牡丹」が
  鮮やかに咲いていました
  

 熱海の梅園は、たしか、KAZU君のお母さんがまだ小さい頃、日本ランドで雪遊びをしたことがあって、その帰りに寄った記憶がありますが、もしかしたら、それ以来かもしれません。だとすると、30数年ぶりということになります。

 昔とうって変わって、
  ずいぶんきれいに整備されている感じです
  

 カエデの紅葉。
  黄色もきれいです
  

 モミジはちょっと
  早かったのかもしれませんが、
  

 木によっては、
  すっかり色づいていたりします
  

 周囲の丘陵ともマッチして、
  なかなかの秋の風情です
  
   


   錦秋に湯けむりの香も溶け込みて   弁人


 奥の方に「韓国庭園」と銘打った一角があり、上の二枚目の写真は、その築地塀越しに撮ったものです。
 2000年に、森元首相と金大中元大統領の日韓首脳会談が熱海であって、その折に、この庭園ができたらしいのです。そんなこともあって、梅林全体がきれいに整備されたのかもしれません。
 わずか10数年前、日韓関係は今のように、ぎくしゃくはしていなかったのですね。

  その韓国庭園の脇のモミジは真紅に染まっていました
    

   


   行く秋や行く人の頬くれなゐに   弁人


 一月の半ばには梅がほころび始めるという温暖の地。案内によると「日本一遅い紅葉」と謳っていましたが、これからが見頃の所だって、他にもまだまだありそうで、「日本一遅い・・」というのは、少々宣伝文句気味の感じです。
 とにもかくにも、師走に入る前に、これだけ深まり行く秋の色を満喫できできれば文句ありません。


コメント
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