チムどんどん「明石通信」&「その後」

初孫との明石暮らしを発信してきましたが、孫の海外移住を機に七年で区切りに。現在は逗子に戻って「その後」編のブログです

「今月の一枚」-2024年10月

2024-10-31 08:02:17 | お出かけ・散策
10月31日(木)

 暑かった今年の夏。そして、長かった夏。

 彼岸を過ぎても、10月に入っても、「秋だなぁ」と思える日がほとんどありませんでした。

 「天高く・・・」と俳句に詠めるような青空の日が恋しくなっていた10月も下旬に差しかかったある日、「たぶん今日は富士山がきれいに見えるだろう」と、起きてすぐ車を走らせ富士五湖方面へ。

 河口湖の北岸からだと富士は南側になりまして、帯のようにたなびく雲が流れて消え行くのを待っていると、その姿は刻々と逆光の中に眩しさを増して行きますが、そんな中で、今年初めて秋らしい光景に出会えました。

 やっと訪れた好季節、今年も束の間なのでしょうか。
  それにしても、秋らしい
   


   行く雲や雪待つ富士の帯となる  弁人



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「今月のハイライト」-2024年10月

2024-10-30 13:25:43 | スポーツ観戦等
10月30日(水)

 14日。テレビ観戦でしたが、
 残暑厳しき最高気温30度の中で、お見事

  出雲駅伝優勝
  

  優勝インタビュー
  

 国学院大学、2019年以来、四大会ぶり二度目の栄冠。

 初優勝した5年前は、途中で先頭に立っただけで感激していましたし、その前の箱根駅伝の往路で3位に入った時も感慨無量でしたが、一度頂点に立つと、好成績をあげても駒沢大や青山学院の後塵を拝すると、悔しくてがっかりという状況になりました。
 現に最近の三大駅伝では、好位置につけるも二~四位あたりを行ったり来たりで、意気消沈の連続でした。まあ、強豪校になった証なのでしょうが。

 ということで、久しぶりの「万歳三唱」。

 出雲駅伝の翌日は今年も新聞休刊日。駅近くのコンビニで買えました。
  保存版?スポーツ紙
  


   栄冠へ残暑の試練克服す  弁人


 さてと、次は11月3日の伊勢路の「全日本大学駅伝」。
 
 今度は8人で襷を繋げますが、上位8人の10000mの持ちタイム、出場校中ダントツの1位で、駅伝シーズン前、国学院は「出雲より伊勢のほうが優勝に近い」とも言われていました。

 はたして、来月も「ハイライト」の記事が載せられるや否や。


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観光列車で「尾道」にも行きまして

2024-10-02 10:20:24 | 旅行
10月2日(水)

 広島での二日目は、尾道行きの観光列車
  「エトセトラ」に
  

  
  
    


  山陽本線から呉線へ入り、
  

 軍港の香りの呉、安芸の小京都の竹原を経て、三原で再び山陽本線に戻ります。

  瀬戸内海を眺めながら
  

  

 新幹線なら広島から新尾道まで35分のところ、「エトセトラ」は尾道駅までゆっくり3時間をかけて瀬戸内の景色を楽しみます。

 食事の提供はなさそうだったので、車内では、広島駅で購入しておいた駅弁、
  「活あなごめし」に舌鼓
  


   マリンビュー観光列車の穴子飯  弁人


 この日も広島や尾道はカンカン照りの快晴。抜けるような空の色に、わずかに秋の気配は感じられるものの、駅に降り立っただけでうんざりするような暑さ。気温、どうも30度半ばくらいはありそうです。

 さて、坂の町の「尾道」。この暑さでは千光寺公園への上りは、やはりロープウエイしかありません。

 景色抜群。
  港町を一望
  


   秋探し日差し燦々港町  弁人


  千光寺に下りて
  

 眼下の町に下りるには、さらに急な石段が続きますが、距離はそれほどでもないのに、足がガクガクになりました。


   下る道石段ばかり秋暑し  弁人


 山裾に接するように、山陽本線の踏切と国道2号線、その先に商店街のアーケードという、
  いかにも尾道らしい情景
  

 尾道を散策した後、広島への帰途は山陽本線の
  愛称「レッドウイング」
  

 広島近郊を走り抜ける「227系」電車で、赤を基調としたデザインは「カープ」を意識しているのでしょうか、前回広島に来た時にはまだなかったので、乗るのが楽しみでした。車内は大阪近郊の快速・新快速と同様でした。

 実は、三原から新幹線に乗る手もありましたが、今回は糸崎でそのまま在来線に乗り換えて広島に戻りました。
 というのも、山陽本線のこの区間には、鉄道通には有名な急勾配、通称「セノハチ」(瀬野駅から八本松駅までの急な上り坂)という勾配があって、一度通ってみたかったからです。
 本当は、広島から三原方面への「上り勾配」に乗りたかったのですが、観光列車に乗る都合で、この日は「下り勾配」を味わうことになりました。時間があれば、行ったり来たりしたかったところですが、カープの試合を観に広島まで来たのですから、そこまでの時間は取れませんでした。


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広島へ行く前に「吉備路」を歩く

2024-10-01 11:06:46 | 旅行
10月01日(火)

 広島への旅の一日目。途中で「吉備路」を少し歩いてみようかと、朝早い新幹線に乗りまして、9時過ぎに岡山の駅に降り、レンタカーで出発。

 まずは、備前の国一ノ宮
  「吉備津彦神社」に。
  

 鳥居をくぐると、両側に
  趣のある門前の池
  

 祭神は桃太郎のモデルと言われている、
  「大吉備津彦大神」
  

 次は、同じく「大吉備津彦大神」を祭神とするお社、備中の国の一ノ宮「吉備津神社」へ向かいます。
 この二つのお社、最寄り駅でいうと、JR「桃太郎線(吉備線)」の隣の駅で、それほど離れていませんが、二つの駅の間に旧国名の境があるようです。

 吉備津神社の参道は、吉備津駅そばの「一の鳥居」から真っ直ぐ南に伸びていまして、JRの線路を渡る踏切の先に、

  二の鳥居があります
  

 随身門の先、拝殿のほうは
  工事中でしたが
  

 このお社の見どころは
  この長い回廊でして
  

 300mあまりあるそうで、暑い中では少々躊躇しますが、屋根で日射しが遮られているので頑張って往復しました。


   日の盛りお屋根の下の神の道  弁人


 なお、「備前」「備中」とくれば、「備後」にはと思いまして検索すると、ありました。「備後の国の一ノ宮、吉備津神社」が福山市の北西にあります。福山市は広島県に入ったすぐの所ですが、その辺りまで「大吉備津彦大神」の伝承が残っているようです。

 それにしても暑い。どうも33度くらいだったようですが、もう9月の下旬ですよ。

 ということで、門前のお店で
  冷たいものを
  


   吉備の里 氷菓の中の黍団子  弁人


 お店の方に「今年はずっと暑いのですか。それとも、今日は暑さがぶり返したのですか」と聞くと、「それでも、かなり涼しくなりましたよ。数日前まで、ずっと30度後半でしたから」と、少し期待はずれのご返事が。

 さて、休憩して身体も落ち着いてきたところで、がんばってもう一カ所目指します。

 車を総社方面へ走らせると、やがて、いかにも吉備路らしい田園風景と、その空間によくマッチした五重塔が見えてきました。

  備中国分寺です
  

  ちょっぴり、秋の風情
    


   青空へ五重塔へ花芒  弁人




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