プリムラ・マラコイデス。
何年も前からひっそり野生化して、小さい小さい花を咲かせていたが、
今年はとても元気がよい。
この場所は、夏には木陰になる道端。
沢の奥から出てくる鹿の通り道でもあるので、
草も木も、何を植えても、きれいさっぱり食われてしまう。
桜草だけが残って咲いているのでよく目立つ。
これはとても不思議なことだ。
有毒といわれる水仙やヒガンバナさえばりばり食べていく鹿が、
桜草を食べないばかりか、踏んだ形跡さえないとは。
見るからにクセのなさそうな可憐な花で、
農水省のエディブルフラワーのリストにも入っているくらいなのに、
鹿にはとてつもなく不味いのだろうか。
こればっかり買ってきて植えてみようか、と思うけれど、
品種改良が進んで美味しくなっている可能性もあるし。
こぼれ種で増えていくのを気長に待つかなあ。
白いのも1株だけありました。
花の色の濃さが3種類くらいある。混ざって咲くとにぎやか。
「たくさん咲いてる!」と思っても、広い範囲に分散しているので、
なかなか「たくさん」には写らないのが悩みどころ。
さあ、そして、鹿なみにばりばりと、
確定申告書を作ってしまったぞ! やっほう!
(自分の分だけ、ね)
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彫刻というのは、木や石の中に最初から「かたち」が見えて、
それを取り出したい!と思うこと、なんですね。
なんという繊細な世界。
枯れ花や羽が好きな人はきっと好き。