閑猫堂

hima-neko-dou ときどきのお知らせと猫の話など

晩夏

2019-08-20 22:00:31 | 日々

今年は夏の初めに雨が続き、セミの出も少し遅れたようだったけれど、アブラゼミ、ミンミンゼミ、ツクツクボウシに、以前はあまりいなかったクマゼミまで参入して、大いに盛り上がっている。まだまだ夏は終わりそうにない。
 

先日の台風で、庭のむこうのコナラの枝が1本折れた。
枯れ枝なら落下してくるのだが、葉のついた生木だからきれいにぽきりといかず、中途半端な感じで逆さまにぶらさがっている。
切ってしまおうと思っても、折れたところは地面から4メートルくらい上だから、はしごをかけないと届かない。
あきらめ悪く、垂れ下がった枝をつかんで、えいえいとひっぱったり揺すったりしていたら、持っていたところがいきなりバキッと折れ、はずみで勢いよく転んで、やっと根づいたヒメアジサイをもうちょっとで駄目にするところだった。
この木は数年前にも同じような折れ方をした。
向う側は崖になっていて、縁ぎりぎりに生えているから、他より風当たりが強いのだろうか。


トレニアも今年はだいぶ遅れて咲き始め。

 

バーベナ。「花手毬」だったかな。
もう何年も何年も前に買ったのが、なぜか1株だけ畑のすみに残って草に埋もれていたのを見つけ、だめ元でレスキューしてきた。
しばらくしたらみるみる元気になって、四方八方に枝をのばし、暑さをものともせず花をつけはじめた。なんと丈夫な植物でしょう。
トレニアとどのように「棲み分け」てもらうかが今後の課題です。


こちらもレスキューしてきた姫小菊さん。ちっちゃーいので、埋もれないように貝殻でガードして養生中。

 

本日の収穫。ミョーに細長いナスとか、ミョーに大きいピーマンとか。

昨年から、Mのこしらえた猪鹿除け柵がしっかり機能して、獣害がなくなり安心していたところ、このあいだちょっとの隙に親子の猪(子の数は不明)に侵入されてしまい、大変困ったことになっている。
かなり広い範囲をぐるっと柵で囲んであるため、いったん入ってしまうと、それを柵外に追い出すということは容易でない。相当な人数を集めて一斉に「巻き狩り」でもしない限り、ぐるぐる逃げ回られてらちがあかない。
柵を開放すれば自分で出て行くのでは、と思うけれど、出て行ったかどうかを確かめる方法がない。なにしろ美味しいものは柵の「内側」にあるのだから、あらたな客がどんどん入ってくるリスクのほうがずっと大きいに違いない。
はじめのうちはひっそりしていた猪だが、先週あたりからもう大胆になって畑や庭に出没し始め、勝手放題に掘るやらひっくり返すやら踏み荒らすやら…あちこち爆弾が落ちたような惨状になっている。
それでなくてもこの暑さで、畑仕事といっても収穫と水まきしかできていないのに、片っ端からぐちゃぐちゃになっていくので、ますますやる気が失せていく。
そういうわけで、来年の苺ジャムはお届けできるかどうか、かなり危うくなっております。

 



Mが置いてったメモ。
「熱中症に気をつけよう」と書いてありました。

 

 

こちら真鈴さん。熱中症ではないけれど、まもなく落ちるんじゃないかと気になってしかたない。

 

棚の端はこのラインですのよ。

 

 

一方、コマ吉は、椅子で寝ていてクッションごとすべり落ち、そのまま寝続けているところと思われます。
以上、現場から中継でした。


本日の「いいね!」

駐車違反の罰金をキャットフードで払おう

こういうこと日本でもやるといいね。

 

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