クレ、きょうは八重桜の木に。
下りるほうがややむずかしい。いつも。
んーっと…
ここまで来れば楽勝だね。
午後じゅう姿の見えなかった真鈴が、夜になって帰ってきた。
小雨が降っているので、びしょ濡れだろうと、拭きに行ったら、
真鈴と入れ替わるように、台所のほうからウラマドが出てきて、
「あ、ちょっとスイマセン、見逃してください」という感じで、
目を合わせず、トトトトッと足早に横切り、猫穴から外へ消えた。
え! いたの! と、思わず笑ってしまう。
いや、笑っていてはいけないのだった。
先日は、深夜に階下でギャオギャオギャオの大騒ぎ。
どうやらゴハン食べに侵入し、出ようとしたところで
外回りから帰ったさんちゃんと鉢合わせした模様。
朝起きたら、そこらじゅうに灰色の毛がぽわぽわ散っていた。
これはさんちゃんの圧勝というところ。
しかし、それで懲りたかというと、ウラ公は、懲りない。
昨夜は、寝る前に猫穴を閉めてしまうことにした。
ところが、うっかりして、さんちゃんを閉め出してしまったので、
深夜に開けて入れてやる。と、ここぞとばかり、ウラ公も入ってくる。
追い払ってまた閉めれば、さんちゃんがこんどは出るといって
ナーナーと大声で鳴く。
出せば出したで、たちまち裏庭でけんかになる。
結局、猫穴閉鎖は、余計な手間がふえるだけで、駄目。
市販のロック式の猫ドアをつけることも検討してみた。
でも、首輪につけるマグネットキーが2個しかついていないようで、
あとの3匹分はどうしたものか。
どうせいくつあっても、かわりばんこになくしてくるに決まってるし、
(はずれにくい首輪は、逆に、ひっかかって危険なこともあるし)
そもそも、きななに首輪をつけるのは不可能なんじゃないかと思う。
用心深いきなちゃんは、よそ猫の侵入をいち早く察知する。
さんちゃんは、猫穴から1メートル半のところで番をしているが、
ときどき(不覚にも)熟睡してしまって、突破されたことに
気づかないことがあるのだ。
2階に複数の猫がいて、誰も気づかないのに、きなちゃんだけは気づく。
黙って、静かにすすすっと動き、低い姿勢で、その方向に首だけのばし、
尻尾の先をぴっぴっと左右に素早く振る。
(なんか来たよ)
と、無言で知らせると、向きを変えて、すすすっと自分の定位置に戻り、
あとはじいっと、じいっとしている。
何かこの子には、他の子にない特殊能力がそなわっている気がしてきた。
八重どくだみ。二番花は、なんとか八重に咲きました。
ハハコグサの葉の水玉。
本日のゲスト
迷い子のコクワガタくん。
(紫陽花は「演出」です。ふつう、こんなところにはいません)
こっちのほうがかっこいいね。
本日の「いいね!」
いつでも猫年です。