スーパーに行けば、野菜でも果物でも、年中あるものが多いので、いつが旬かということがどんどんわかりにくくなっている。
果樹はさすがに露地物のほうがまだ多いけれど、りんごなどは保存技術が進歩して、まさかこの時期にはないでしょうという頃まで店頭に出ているし、そこから南半球産にバトンタッチして、途切れることがない。このごろ見かけるニュージーランド産のJAZZという品種が、カリッとした小粒で甘酸っぱくて美味しい。
1つでも2つでも野菜を(ハウス栽培でなく)作っていれば、季節と天候がそのまま「食べること」に結びついてくる。今年は雨が多すぎて、キュウリは早々と店じまいしてしまったし、他の夏野菜も花が咲かない。水は必要だが、お日さまだって必要なのだ。
毎年いまごろ、気づいてあわてるのが、ミョウガ。わさわさ茂ったジャングルの中で、土からちょこっと頭を出してかくれんぼしているので、念入りに探してやらねばならない。キュウリやナスのように外から見てわからないから、うっかりすると食べそこねてしまう。
ミョウガを採りに行く。途中でアジサイの枝を切ったり、カメに餌をやったり、あちこち寄り道して、やっとミョウガにたどりつくころ、ばらばらっと大粒の雨が降ってくる。「きゃ~」と言いながら走って帰る。上り坂なので、全力で走っているつもりでもなかなか前に進まず、まるで夢の中で走っているようだ。
そんなことを3度繰り返したあげく、やっとミョウガの収穫に成功。ぎりぎりセーフ。
わたしは生ネギが苦手なので、夏の薬味といえばミョウガと青じそです。
本日のコマティキ。
足の位置がヘンだ。
ねー、ヘンじゃない? いいの?
いいの。
雨の朝。クレ兄ちゃんと仲むつまじいのは珍しい。
クレはときどきものすごく熟睡するタイプで、コマが来たことに気づいていないと思う。
甘たれコマ吉。狸ママがいなくなって寂しいよね。
本日の「いいね!」(とりあえずメモ)
おまけ。
国会議事堂中央塔、3密回避で屋根開放
わあ(笑)
塔の上に大広間と展望室があるというのはほんとの話みたいです。四畳間ほどの展望室だって。